2015/08/25(Tue)
【栗東】
◆レッドディヴェル(牝、父ハービンジャー、母レッドディザイア、栗東・松永幹夫厩舎)
 先週も当欄で紹介しているが、再び登場した理由は先週の新潟芝1600m牝馬限定戦を除外されたから。距離区分がいろいろある新潟の新馬戦はこのところ除外馬が続出しており、本馬が出馬投票したレースも7頭の除外が出た。しかし、これで優先出走権を得たため、予定されている8月29日(土)新潟芝1600mには優先的に出走できる。
 松永幹夫厩舎は前々週のクレマンダルザスに続き、2週連続で新馬戦で除外。「こればっかりは」と松永幹夫調教師も苦笑いするしかなかったが、馬自体は「今朝(21日)もCWを乗りましたが、問題ないですね。スライドしますが、そのレースを使って、入厩からちょうど1ヶ月ですから」と体調面に対する大きな変化はない。

◆ブレイキングザロウ(牡、父ゴールドアリュール、母シーザバッドガール、栗東・友道康夫厩舎)
 ネオユニヴァース産駒の半兄デモニオはデビューこそ京都芝2000mだったが、勝ち上がったのは京都ダート1800m。兄も管理する友道康夫調教師は「兄は芝でもやれると思いましたが、やっぱりダートでしたね。この馬はゴールドアリュールだから、間違いなくダート適性が高いと思います」と、7月に函館競馬場でゲート試験に合格した後は一旦放牧に出されて、デビュー戦の照準を8月29日(土)札幌ダート1700mに定めていた。
 8月20日の函館Wでは、シュヴァルグランとの併せ馬。先行していたとはいえ、最後まで抜かれることなく同入。時計は5F67秒台でラスト1Fを12秒台にまとめており、見た目にも数字的にも優秀な内容。なお、鞍上はM.デムーロ騎手が予定されている。

◆タガノキングパワー(牡、父エンパイアメーカー、母タガノサムアップ、栗東・宮徹厩舎)
 おじに2014年京都大賞典などを制しているラストインパクト、近親には1994年の三冠馬ナリタブライアンや1993年菊花賞などG1で3勝を挙げたビワハヤヒデなどがいる良血。
 本馬は6月24日に宇治田原優駿Sから栗東へ入厩。最初は坂路で時計を出して乗り込まれ、ここ2週はCWでの追い切り。8月19日は新馬コンゴウノカガヤキを追走して、きっちり先着する動きを見せた。「思い描いた通りに良くなってきていますね。最終追い切りは坂路で予定していますが、たぶん4F52秒くらいは楽に出ると思います」と宮徹調教師。8月30日(日)小倉芝1800mを藤岡佑介騎手でデビューする予定。

◆マルカベッカム(牡、父ワークフォース、母ナショナルホリデー、栗東・羽月友彦厩舎)

 近親に1998年ステイヤーズSを制したインターフラッグや2014年新潟2歳Sを制したミュゼスルタンがいる血統で、2014年セレクトセール1歳にて、3100万円で落札されている。
 本馬は7月16日にグリーンウッドから栗東へ入厩しているが、毎週のようにCWで時計を出しており、8月19日は3歳未勝利を追走して大差で先着。6F79.8秒とこれまでで最も速い時計をマークした。羽月友彦調教師も「ダイナミックなフットワークが魅力。乗り込みも十分なので、初戦から力を出せるのでは」とコメント。デビュー戦は8月30日(日)小倉芝1800mを幸英明騎手で予定している。

【美浦】
◆アンナトルテ(牝、父エンパイアメーカー、母クーヴェルチュール、美浦・奥村武厩舎)
 ブラックホーク産駒の母はキーンランドCの勝ち馬。奥村武調教師にとっては国枝栄厩舎の調教助手時代に携わっていた活躍馬の産駒として思い入れのある血統だ。当初は前開催の福島でデビューさせる予定だったが、軽い熱発があったために無理をせずに仕切り直した。「いいスピードがありそうだし、従順な性格で扱いやすい。両親の良さを兼ね備えているし、稽古での走り方なんかを見てもマイルぐらいまでは対応できそう」と奥村武調教師。8月30日、新潟の芝1200mを北村宏司騎手で予定している。

◆エディクト(牡、父キングカメハメハ、母サンクスノート、美浦・二ノ宮敬宇厩舎)
 サクラバクシンオー産駒の母は京王杯SCの勝ち馬。その初仔となる。追い切りを開始した段階では体を上手に使い切れていないようなところもあったが、ひと追い毎に素質の片鱗を見せ始めた。8月12日にはウッドチップで5F65秒台の好時計をマークしており、ここに来ての良化度が目につく。「顔つきや体つきは母似だし、父のキンカメよりもサクラバクシンオーの方が強く出ている感じ。いい感じに動けているし、だいぶ息遣いの方も良くなってきた」と二ノ宮敬宇調教師。8月29日、新潟の芝1600mを田辺裕信騎手で予定している。

◆クリスタルスカル(牡、父ファルブラヴ、母ナスカ、美浦・高柳瑞樹厩舎)
 半姉のアロマティコは通算6勝、秋華賞3着などの活躍馬。母の半兄インティライミは重賞3勝、ダービー2着や宝塚記念3着などの実績を残した。「550キロほどの大型馬でストライドが大きな走りをする。水準以上には動くし、いいところがありそう。本当に良くなるのは先だと思うけど、血統的にも楽しみ」と高柳瑞樹調教師。8月29日、新潟の芝1600mを北村宏司騎手で予定している。

◆ストライクショット(牝、父ファルブラヴ、母タイトルパート、美浦・加藤征弘厩舎)
 昨年のセレクトセールにて2300万円(税抜)で落札された。母の半姉に通算5勝でオープン入りを果たしたキャッチータイトルがおり、近親には欧州の重賞ウイナーが並ぶ。ゲート試験に合格後は牧場で調整されて再入厩。仕上がりは順調に進んでいる。「女馬らしくないし、そこは母父のアグネスタキオンが出ている感じ。坂路を引っ張り切りの手応えで上がってくるし、デビュー前の2歳馬としては体力的にも抜けている」と加藤征弘調教師。8月29日、新潟の芝1600mを石川裕紀人騎手で予定している。
[ ナリティー at 2015/08/25(Tue) 06:18コメント(0) ]
2015/08/17(Mon)
【栗東】
◆レッドディヴェル(牝、父ハービンジャー、母レッドディザイア、栗東・松永幹夫厩舎)

 母は現役時代に同厩舎で管理され、2009年秋華賞を制覇。ドバイではアル・マクトゥームチャレンジラウンド3を勝っており、ファンの多い馬だった。その初仔となるが「体型は母よりも父(ハービンジャー)に似ていますね」と松永幹夫調教師。
 ゲート試験に合格した後、一旦放牧に出されて、7月29日にグリーンウッドから栗東へ再入厩。8月12日は2歳新馬クレマンダルザスと坂路での併せ馬。先行していたこともあるが、一杯になる相手に馬なりで先着。4F55.3秒、1F12.5秒という時計をマーク。週2本のペースで追い切りをこなせており、8月23日(日)新潟芝1600m(牝)のデビュー戦には、きっちり態勢を整えて出走することができそう。なお、鞍上は田中勝春騎手が予定されている。

◆ドラゴンシュバリエ(牡、父ダイワメジャー、母シェルズレイ、栗東・角田晃一厩舎)
 6月20日にエポックが新馬勝ちした時に「北海道でも期待している新馬がいるんですよ」と角田晃一調教師が話していたのが本馬。2014年セレクトセール1歳にて、6600万円で落札されており、半兄シャイニングレイ(父ディープインパクト)は新馬、ホープフルSと連勝したのだから、期待されて当然かも知れない。
 7月29日から追い切りにはレースで騎乗予定の福永祐一騎手が跨って、3週連続で札幌ダートの併せ馬を行っているが、8月12日はエルムSに出走したカチューシャと併せて同入。これなら、予定されている8月22日(土)札幌芝1500mで評判通りの走りを見せてくれるのではないだろうか。

◆ナンゴクハルネット(牝、父ダイワメジャー、母ナンゴクプラネット、栗東・高橋康之厩舎)

 母は現役時代に短距離で活躍、芝で3勝、ダートで1勝を挙げている。おじのマイネルプライゼンはイーグルカフェ産駒で芝1600mで2勝(全4勝)を挙げているので、父の距離適性次第では、マイルまでこなせるのではないだろうか。
 本馬は8月13日にレースでも騎乗予定の和田竜二騎手が跨って、CWでの併せ馬(写真左)。新馬シゲルホオジロザメを追走していたが、直線で追い比べになると僅かに先着してゴール。6F87.2秒、1F12.4秒と時計は少し地味だが「芝で変わってくる実戦タイプ」と普段の調教に跨る松水浩明調教助手。母と同じ小倉芝1200m牝馬限定戦(8月23日)でのデビューとなるが、3着だった母以上の結果を残すことができるか。

◆インカンターレ(牝、父ステイゴールド、母マジカルウーマン、栗東・佐々木晶三厩舎)

 2007年シリウスSを制したドラゴンファイヤーや2006年ユニコーンSを制したナイキアースワークなど、父がブライアンズタイムの半兄はダート重賞を勝っているが、全兄ドラゴンマジックは京都芝2000mの未勝利を勝ち上がっているように、本馬も芝に対する適性は十分にありそう。
 8月12日の坂路では古馬1000万下に2馬身遅れる動きとなってしまったが、8月6日の坂路では、4F55.6秒、1F12.9秒を馬なりでマーク。追いかけてきた3歳未勝利にきっちり先着している。「12日の動きはまだ力をつけている段階だから、遅れは想定していたこと。なにより、ここまで十分に乗り込めたし、初戦からちょっと楽しみ」と佐々木晶三調教師。8月23日(日)小倉芝1800mでデビューする予定。

【美浦】
◆オールプリュネル(牝、父ステイゴールド、母ディアウィンク、美浦・二ノ宮敬宇厩舎)
 宝塚記念を勝ち、凱旋門賞2着など国内外で活躍したナカヤマフェスタの全妹。6月26日にゲート試験をクリアし、7月に入ってから本格的な追い切りを開始した。8月12日の追い切りはウッドチップコースで5F65秒台をマーク。3頭併せの外で遅れたが、ビシッと負荷をかけた。「女の子ということもあるし、馬の様子を見ながら徐々に動かしてきた。気性的な難しさも見せていないし、この時期としては悪くない。どちらかというと長めの距離が合いそう」と二ノ宮敬宇調教師。8月22日、新潟の芝2000mを蛯名正義騎手で予定している。

◆ケルフロイデ(牡、父キングカメハメハ、母ケルアモーレ、美浦・加藤征弘厩舎)
 Dubawi産駒の半姉ケルシャンスは現1勝。ここ2週は実戦を想定した併せ馬を消化しており、ひと追い毎に良化している。「上とは馬格が違うし、しっかりとした体つき。いい感じに動けているし、距離的には1600メートルから2000メートルぐらいが良さそう。血統的にも楽しみ」と加藤征弘調教師。8月22日、新潟の芝2000mをミルコ・デムーロ騎手で予定している。

◆ミュゼウェルズ(牡、父ディープインパクト、母ノーブルストーン、美浦・大江原哲厩舎)
 2013年のセレクトセールに上場され、4305万円(税込)で取り引きされた。父ディープインパクトの祖母Burghclereの3×4のクロスがある。「まだフワフワとしたりして気性的に幼いところがあるけど、芝で切れる脚を使えそうな感じはある。基本的にはマイル前後が合いそう」と大江原哲調教師。8月22日、新潟の芝1400mを北村宏司騎手で予定している。

◆ウインフィロソフィ(牝、父ステイゴールド、母コウエイソフィア、美浦・奥村武厩舎)
 伯母にコウエイロマン(小倉3歳S)、叔父にコウエイトライ(障害重賞8勝)がいる。「ステイゴールド産駒らしく、いいバネがあるし、背中もいいんですけどね。動きの方が思っていたよりもピリッとしてこない現状。芝の実戦に行って変わってくれれば…」と奥村武調教師。8月23日、新潟の芝1600mを大野拓弥騎手で予定している。

◆プロイエット(牝、父キングカメハメハ、母レッドステラーノ、美浦・手塚貴久厩舎)
 祖母が桜花賞2着馬のロンドンブリッジ、母の半姉にオークス馬のダイワエルシエーロがいる。「もう少し体を起こして走れるようなれば理想だけど、まずまずの動き。体つきは仕上がっているし、気性もいい。入厩前から牧場(下河辺牧場)の評価が高かったし、血統的にも楽しみ」と手塚貴久調教師。8月23日、新潟の芝1600mを松岡正海騎手で予定している。
[ ナリティー at 2015/08/17(Mon) 21:01コメント(0) ]
2015/08/10(Mon)
◆サトノサンシャイン(牝、父ステイゴールド、母ノーブルステラ、栗東・安田隆行厩舎)

 半姉ノーブルジュエリー(父Smarty Jones)は2014年洛陽Sなど、芝で6勝を挙げており、それ以外のJRAでデビューした兄や姉もすべて勝ち上がっているという血統。本馬は栗東でゲート試験に合格し、一旦放牧に出されてから札幌競馬場へ入厩している。
 8月5日は札幌芝でレッドオーヴァルと新馬ダノンエールとの3頭併せ。先行しているレッドオーヴァルを追いかける形だったが、直線に向くと、並びかけようとする意思がはっきりとした走り。相手はG1でも好走歴のある馬だけに、手応えでは完全に見劣ったが、このひと追いで上向いてくるだろう。8月15日(土)札幌芝1500m(牝)を福永祐一騎手でデビューする予定となっている。
 なお、ダノンエールは8月16日(日)札幌芝1800mをC.ルメール騎手でデビューする予定。

◆テゾーロミノル(牡、父アサクサキングス、母ピエナアマゾン、栗東・北出成人厩舎)


 2014年北海道サマーセールにて、1000万円で落札されているが、その1ヶ月前の函館2歳Sを勝っているのが、同厩舎で管理されている半兄アクティブミノル(父スタチューオブリバティ)。同馬は後に朝日杯FSで5着しているように、決してスプリンターというわけではないのだろう。
 函館デビューの兄とは違って、本馬は栗東でじっくり調整。8月5日の坂路では4F53.1秒と新馬としては水準以上の時計をマークしているが「まだまだ成長の余地を残している段階。それでもこれだけ動けるのですから、やっぱり潜在能力が高いと思いますし、もっと良くなってくると思いますよ」と北出成人調教師。デビュー戦は8月16日(日)小倉芝1200mを鮫島克駿騎手で予定している。

◆ディープエクシード(牡、父ディープインパクト、母オールアイキャンセイイズワウ、栗東・松永昌博厩舎)
 全姉に芝中距離で2勝を挙げているキネオダンサーがいる血統。本馬は栗東へは入厩せず、函館競馬場に直接入厩し、調整が進められている。
 8月5日に岩田康誠騎手が跨って、函館Wで併せ馬を行っているが、追走したこともあり、手応えが見劣った上に遅れる内容。「血統馬だし、初戦からきっちり結果を残したい馬。8月16日(日)札幌芝1800mでのデビューを予定していますが、最終追い切りを行って、その動きで使うか延期するかを慎重に判断したいと思います」と松永昌博調教師。

◆クレマンダルザス(牡、父ワイルドラッシュ、母シャンパンマリー、栗東・松永幹夫厩舎)

 7月3日にノーザンファームしがらきから栗東へ入厩し、ここまで順調に追い切りを消化。母系には今年の日本ダービーを優勝したドゥラメンテもいる血統だが「母はダート1000mで連勝したようですが、この馬に関しては馬格もあって、距離はあった方がいいタイプ。繋ぎの形からしても、ダート適性が高いと思います」と松永幹夫調教師。
 7月29日に坂路4F55.5秒だった時計が、8月5日には坂路4F54.3秒に詰まっており、追うごとに動ける状態になっている。

【栗東】
◆アウアウ(牝、父カネヒキリ、母ネネグース、美浦・奥村武厩舎)
 母は未勝利。半兄に現1600万下のロノ、半姉に現500万下のマカワオクイーンがいる。6日の追い切りには北村宏司騎手が跨り、時計以上に力強い動きを見せた。「大型馬だし、いかにもカネヒキリ産駒という感じでダート向きのパワーがありそう。早くから内地の牧場に持ってきて乗り込んでいたし、この時期としては体力も十分。いいモノを持っていると思います」と奥村武調教師。8月16日、新潟のダート1800mを北村宏司騎手で予定している。

◆スケッチブック(牡、父Rip Van Winkle、母Divine Power、美浦・奥村武厩舎)
 2013年12月のタタソールズセールで落札された英国産馬。父はイギリスのG1を3勝(サセックスS、クイーンエリザベス2世S、英インターナショナルS)。近親にはワールドインパクトやダノンジェラートなど日本での活躍馬も名を連ねる。先週の5日には福島でデビュー勝ちしたフルオブスターズを相手に、ウッドチップコースで半マイルから51秒台と上々の動きを見せた。「1週前の追い切りは時計的にも上出来。暑さも乗り越えてくれているし、だいぶ体力をつけてきた感じですね。小脚を使えるような感じではなく、ダイナミックなフットワークで走るタイプ。スケールが大きそうだし、先々まで楽しみです」と奥村武調教師。8月15日、新潟の芝1800mを予定している。

◆サンセットトウホク(牡、父ディープインパクト、母マジックポーションII、美浦・加藤征弘厩舎)
 セレクトセールの出身。フサイチパンドラ(エリザベス女王杯、札幌記念)の近親にあたる。「ある程度、しっかりと乗れるだけの体力がある。息の入りや動き自体も悪くないし、あとは実戦に行ってどうかだけ」と加藤征弘調教師。8月15日、新潟の芝1800mをミルコ・デムーロ騎手で予定している。

◆スミレ(牝、父ダイワメジャー、母ラリズ、美浦・加藤征弘厩舎)
 こちらもセレクトセールの出身。半兄に現1000万下のミッキーシーガルがいる。美浦で乗り込んでから札幌入り。先週の追い切りは本馬場に入れ、ルメール騎手を背に軽快な動きを見せた。「牝馬にしてはタフだし、しっかりと乗れている。ゲートのセンスもいいし、スッと前に行けるスピードもありそう。調教の動き通りなら初戦から楽しみ」と加藤征弘調教師。8月15日、札幌の芝1500m(牝馬)をC.ルメール騎手で予定している。

◆チェッキーノ(牝、父キングカメハメハ、母ハッピーパス、美浦・藤沢和雄厩舎)
 札幌2歳S、東京スポーツ杯2歳Sを勝ち、皐月賞3着など早い時期から活躍したコディーノの全妹。母の産駒は全て勝ち上がっており、血統的にも注目を集める存在だ。「入厩後も順調に来ているし、動きの方は少しずつ良くなってきています。上背がある体つきで気性も穏やかだし、コディーノや1歳上のカービングパス(父ハービンジャー)とは違ったタイプですね」とのこと。8月15日、札幌の芝1500m(牝馬)を杉原誠人騎手で予定している。
[ ナリティー at 2015/08/10(Mon) 19:27コメント(0) ]
2015/08/03(Mon)
【栗東】
◆ペイザージュ(牝、父ダイワメジャー、母ネガノ、栗東・大久保龍志厩舎)

 半兄に2010年セントウルSなどスプリント重賞を3勝したダッシャーゴーゴー(父サクラバクシンオー)がいる血統。
 ゲート試験合格後はアオイプリンセスとともに追い切りを消化していたが、その僚馬は新馬勝ちを決めた。7月29日は併せ馬のパートナーが古馬500万下に代わったが、格上を相手に追走して先着する脚力を披露。4F52.5秒、1F12.3秒は新馬としては素晴らしい数字なので、ゲートさえ決まれば、その性能の高さを発揮してくれそうだ。8月9日(日)小倉芝1200m(牝)を浜中俊騎手でデビューする予定。

◆ギャディス(牡、父ハーツクライ、母ロックトニック、栗東・中竹和也厩舎)
 ブランボヌールが新馬、函館2歳Sと連勝し、先週はルグランフリソンが新潟芝1600mでデビュー勝ち。今年の中竹和也厩舎の2歳勢は絶好調だが、そのルフランフリソンと併せ馬のパートナーだったのが本馬。2014年セレクトセール1歳にて、1000万円で落札されている。

 7月22日の坂路での併せ馬では、ルグランフリソンに完敗するような内容だったが、パートナーが代わった7月29日の坂路では3歳未勝利と併せて2馬身先着。4F53.3秒は前週に出していた時計を3秒縮めたことになるので、徐々に動ける態勢が整っていることは間違いない。あとは最終追い切りでどの程度の動きを見せるか。デビュー戦は8月8日(土)新潟芝1600mを田中勝春騎手で予定している。

◆メイショウトキン(牡、父メイショウボーラー、母メイショウフェーヴ、栗東・安達昭夫厩舎)
 おじに芝中長距離で5勝を挙げ、2013年ダイヤモンドSで3着した実績もあるメイショウカドマツ(父ダイワメジャー)がいる血統だが、本馬に関しては「素直な気性ですが、父(メイショウボーラー)の特徴が出たスピードタイプなので、距離適性は短いところでしょう」と安達昭夫調教師。

 7月29日にはレースで騎乗予定の藤岡康太騎手が跨って、終い重点の動き。栗東でゲート試験を受け、坂路で時計を出してからの札幌入りだけに調教の中身は濃い。8月8日(土)札幌芝1200mでのデビュー予定だが、ゲートが水準程度ということなので、スタートが結果を左右してきそう。

◆ティルヴィング(牝、父ディープインパクト、母ストゥデンテッサ、栗東・松永幹夫厩舎)

 2013年セレクトセール当歳にて、7400万円で落札された馬。5月に栗東へ入厩し、ゲート試験に合格した後、一旦放牧に出されて、7月に再び栗東へ入厩。坂路で15-15の時計を出した後、札幌競馬場へ移動している。
 7月29日は札幌芝コースでの併せ馬。レースで騎乗予定の福永祐一騎手が跨っていたが、相手の新馬を追走して最後は余裕の手応えで併入。時計も5F65秒を切っているが「動きが良かったという報告を受けました。ここまで順調に進めることができているので、初戦から楽しみですね」と松永幹夫調教師。8月9日(日)札幌芝1800mでデビュー予定。

【美浦】
◆コーサー(牡、父バゴ、母シベリアンクラシカ、美浦・手塚貴久厩舎)
 同じく手塚貴久厩舎に在籍していた母は4勝。その2番仔になる。当初は1週目のデビューを予定していたが、じっくりと2週目まで待機。そのぶん、馬体は十分に仕上がっている。「バゴの子にしては難しいところがないし、むしろ落ち着いて走れている。お母さんに似た雰囲気があるし、初戦から動けそう」と手塚貴久調教師。8月9日、新潟の芝1400mを田中勝春騎手で予定している。

◆ドラゴンテリー(牡、父ディープインパクト、母コージーロージー、美浦・戸田博文厩舎)
 昨年のセレクトセールに上場され、1億500万円(税抜)で落札された。母はアメリカで芝の重賞を3勝した他、G1・イエローリボンS2着の実績もある。じっくりと時間をかけて乗り込み、この新潟開催を目標に仕上げられてきた。7月30日には初めて本馬場に入れ、1F11秒台とシャープな動きを見せている。「それほど大きくないけど、均整の取れた体つき。ディープインパクト産駒らしい軽さがある」とのこと。8月8日、新潟の芝1600mをミルコ・デムーロ騎手で予定している。

◆ボーンレガシー(牡、父ショウナンカンプ、母ボーンスター、美浦・小島茂之厩舎)
 サンデーサイレンス産駒の母は1勝。同じく小島茂之厩舎に在籍していた半姉プロヴィナージュは阪神牝馬S2着、秋華賞3着など重賞戦線で活躍した。1歳上の全兄ナリタスターワンは新馬→白梅賞を連勝している。7月30日の追い切りは6月の東京で新馬勝ちを飾ったロードクエストに後ろから突かれる形で追われ、反応を促しながら併入した。「まだ緩さがあるけど、ひと追い毎に動き自体は良くなってきています。大きなストライドで走るし、距離には融通が利きそう」と小島茂之調教師。8月9日、新潟の芝1800mを田辺裕信騎手で予定している。

◆ミッキーグローリー(牡、父ディープインパクト、母メリッサ、美浦・国枝栄厩舎)
 ホワイトマズル産駒の母は北九州記念の勝ち馬。一昨年のセレクトセールに上場され、6800万円(税抜)で落札された。7月29日にはウッドチップコースで追われ、3頭併せの最内で軽快な動きを見せた。「まだ若いけど、エネルギーがありそう。軽い走りで身のこなしも悪くないし、ジワッと脚を使いそうなイメージですね」と北村宏司騎手の評価は上々だ。8月8日、新潟の芝1600mを予定している。

◆ヴィガーエッジ(牡、父キングカメハメハ、母エラドゥーラ、美浦・池上昌和厩舎)
 米国産の母は2勝。半兄シャンギロンゴは新馬勝ちを含めて3勝した。ゲート試験に合格後は牧場で成長を促し、函館競馬場に再入厩。7月22日から順調に追い切りの本数を重ねてきた。「だいぶ良くなって戻ってきました。兄と同様に体質は強くないけど、いい素質がありそう。しっかりとしてくれば楽しみです」と池上昌和調教師。8月9日、札幌の芝1800mを横山典弘騎手で予定している。
[ ナリティー at 2015/08/03(Mon) 19:17コメント(0) ]
2015/07/27(Mon)
【栗東】
◆アッパレドンキ(牝、父ディープインパクト、母トレノトマト、栗東・藤原英昭厩舎)

 母系には1993年日本ダービー優勝のウイニングチケットや重賞2勝のロイヤルタッチ、2005年新潟大賞典を制したエアセレソンなどがいる血統。今年のCBC賞で2着したダンスディレクターもこの母系なので、最近も活躍馬が出ている血統。
 調教欄を見ていただければ分かるが、全体的な時計の出方は地味。ただ、7月23日の芝コースでサトノキングリーと併せた追い切りでは手応え優勢の動き。これも時計が遅いだけに慎重に判断する必要があるが、あの動きなら最終追い切りでは更に機敏な動きを見せてくれそう。8月2日(日)新潟芝1400m(牝)を岩田康誠騎手でデビューする予定となっている。

◆ルグランフリソン(牡、父Smart Strike、母Leaning Tower、栗東・中竹和也厩舎)

 日本で活躍する父産駒には、2009年共同通信杯を勝ったブレイクランアウトや2015年エンプレス杯を制したアムールブリエがいる。
 本馬は入厩当初から「動けると思う」と中竹和也調教師が強調していたが、その通りの動きを見せたのが、7月22日の坂路での併せ馬。相手は新馬だったが、こちらが追走したにも関わらず、ゴール手前では楽に交わして先着。同じデビュー前の2歳にも関わらず、こちらの方が年上かと思わせるような動きだった。これには「やっぱり動きますね。最終追い切りは少し動く馬と併せる予定です」とのことなので、強い負荷でしっかり仕上げての出走となりそう。デビュー戦は8月2日(日)新潟芝1600mをM.デムーロ騎手で予定している。

◆キリシマオジョウ(牝、父スクワートルスクワート、母ラッキービクトリー、栗東・橋口弘次郎厩舎)

 本馬と同じく九州産の半兄キリシマホーマ(父ロドリゴデトリアーノ)は一般馬との対戦となってからも勝ち星を重ねており、現在3勝。十分な活躍を見せているし、これからの活躍も期待できるが、そんな兄を差し置いて「きょうだいの中でも馬体は一番」と橋口弘次郎調教師の評価は高い。
 それを裏付けたのは、7月22日のCWでの併せ馬。時計を出したのは4Fだけだが、4F53.6秒、1F12.0秒と動いた。兄の新馬戦は出遅れたが「スタートは普通だが、二の脚が速い」ということなので、いかにも初戦向き。まずは8月2日(日)小倉芝1200m(九)で結果を出し、次のステップへと進みたい。なお、鞍上は小牧太騎手。

◆タニノアーバンシー(牝、父Sea The Stars、母Vodka、栗東・角居勝彦厩舎)

 母ウォッカは2007年日本ダービーを筆頭にG1を7勝した名牝。本馬が3番仔になるが、先週までの時点で勝ち上がることはできていない。ただ、ファンの注目度はNo.1といってもよいくらいで、7月に8月2日のデビュー戦(新潟芝1600m、鞍上は岩田康誠騎手)が決まった時も各メディアでその報道がされたくらい。
 7月中旬あたりの動きはひと息に思われたが、追い切りを重ねるごとに動けるようになっている。7月22日はCWでハッピーモーメントを追走したが、馬なりの手応えで並びかけた。このくらい動けるようになってくれば、初戦から楽しみではないだろうか。

【美浦】
◆サトノスピリット(牡、父ネオユニヴァース、母ピュアティー、美浦・池上昌和厩舎)
 今年の千葉サラブレッドセールに上場され、3300万円で落札された。兄姉はロングシャドウ(現2勝)、パールシャドウ、ヒシハイグレードなどがコンスタントに走っている。7月22日には芝で5F65秒台(馬なり)をマーク。併せた相手に優勢の手応えで駆け抜け、陣営の感触は上々だ。「トレーニングセールの出身で前向きな性格だし、いい動きをしていました。マイルまではこなせるように育てていきたいですね」と池上昌和調教師。8月1日、新潟の芝1400mを北村宏司騎手で予定している。

◆ダイワドレッサー(牝、父ネオユニヴァース、母リバティープリント、美浦・鹿戸雄一厩舎)
 こちらも千葉サラブレッドセールに上場され、同じく3300万円で落札された。祖母エアリバティーはクイーンS2着、秋華賞5着の活躍馬。近親にはサトノプライマシー(現オープン)がいる。「牝馬にしては落ち着いているし、ある程度の時計で動けている。ゲート試験の出も速かったし、トレーニングセールの出身だから初戦向きだと思う」と鹿戸雄一調教師。8月2日、新潟の芝1400m(牝馬)を三浦皇成騎手で予定している。

◆ミネット(牝、父ディープインパクト、母レッドキャット、美浦・藤沢和雄厩舎)
 ストームキャットの肌にディープインパクトの配合はキズナなどと同じ。重賞戦線でも活躍したダイレクトキャッチ、ステラロッサなどの半妹にあたる。タフな馬場の坂路で時計的には目立たないが、古馬を相手に質の高い追い切りを重ねてきた。「そんなに大きくないけど、いいスピードと瞬発力がありそう。コントロールも利きそうだし、いいモノを持っていると思う」とのこと。8月2日、新潟の芝1400m(牝馬)か芝1600mを北村宏司騎手で予定している。

◆ティソーナ(牡、父ダイワメジャー、母ラドラーダ、美浦・藤沢和雄厩舎)
 母の半弟にゴルトブリッツ、祖母レディブロンドの半弟にディープインパクトがいる良血。函館競馬場で慎重にゲート練習を重ねながら乗り込まれ、札幌競馬場に移動。7月22日には本馬場で時計を出し、翌23日にゲート試験をパスした。「筋肉質の馬体をしているし、いいスピードがありそう。稽古の動きも上々。あとは馬の様子を見ながら使うかどうかを判断したい」とのこと。8月1日、札幌の芝1500mを柴山雄一騎手で予定している。
[ ナリティー at 2015/07/27(Mon) 18:22コメント(0) ]
2015/07/20(Mon)
【栗東】
◆ワントゥワン(牝、父ディープインパクト、母ワンカラット、栗東・藤岡健一厩舎)
母ワンカラットはフィリーズレビューを筆頭に重賞4勝を挙げた、藤岡健一厩舎の看板娘。本馬のおばにあたるサンシャインやおじにあたるトップアートなど同厩舎で管理された3頭はすべて新馬勝ちしている。
 ゲート試験合格の後、先々週までは坂路での追い切りが中心だったが、7月15日はCWでエナジータウンとの併せ馬。道中は馬体を併せて折り合い、直線は追い比べ。きっちり3馬身先着しているが、相手は先週の未勝利戦を勝っているので、この先着は中身が濃い。7月25日(土)中京芝1400mを藤岡佑介騎手でデビューする予定。

◆アオイプリンセス(牝、父キングカメハメハ、母シルバートレイン、栗東・大久保龍志厩舎)
おじに1999年スプリンターズS、2001年安田記念を制したブラックホーク、おばに2007年NHKマイルCを勝ったピンクカメオがいる血統。半姉アンティフリーズ(父タップダンスシチー)も芝1600m以下の距離で3勝を挙げている。
 大久保龍志調教師は「育成の段階から目立っていましたね。牝馬ですが、物事に動じることなく、どっしりとしています」とコメント。7月1日の坂路では、4F54.0秒、1F12.2秒という時計で、新馬らしからぬ脚力を見せている。デビュー戦は7月26日(日)中京芝1600mをM.デムーロ騎手で予定している。

◆ココファンタジア(牝、父ステイゴールド、母ココシュニック、栗東・友道康夫厩舎)
祖母ゴールドティアラは2000年南部杯を制しており、半兄ステファノス(父ディープインパクト)は2014年富士Sを制している。本馬は栗東へ入厩してゲート試験に合格した後、一旦放牧に出されており、7月3日にノーザンファームしがらきから再入厩している。
 入厩後はデビュー予定の7月26日(日)中京芝1600mへ向けて急ピッチで乗り込まれているが、7月15日のCWでの3頭併せでは、前半から速いペースで飛ばしたこともあり、最後はアップアップ。ただ、時計は6F81.7秒だったので、決して悲観する内容ではなく、このひと追いで上昇してくる可能性は大きい。なお、鞍上はZ.パートン騎手を予定している。

◆リンネ(牝、父ワイルドラッシュ、母ペケジェイ、栗東・安田隆行厩舎)
半姉ブルーチッパー(父ボーナスフィーバー)はダート中距離で5勝、地方交流競走のクイーン賞でも3着している。7月25日(土)中京芝1400mを鮫島克駿騎手でデビュー予定だが「血統的にダート適性が高いのは間違いないと思いますが、今の番組に適当なものがありませんし、最終週の中京芝はパワーが必要なので、そういった意味では適性は十分だと思います」と安田隆行調教師。
 7月15日の坂路では、先週デビュー勝ちしたラヴアンドポップを追走して同入。4F52.9秒、1F12.7秒と時計的にも十分に動いている。

【美浦】
◆エミノマユアク(牝、父エンパイアメーカー、母エミリア、美浦・尾関知人厩舎)
 サンデーサイレンス産駒の母はダートで5勝。叔父に現種牡馬のアッミラーレ(ダートでオープン特別2勝を含む6勝)、いとこに現2勝のスマートプラネットがいる。「16日の追い切りで遅れたのは手前を替え切れなかったぶんもあると思うし、このひと追いで変わってくるはず。血統や走りからは中距離が合いそうだし、SSの肌で芝もこなせそうなイメージ。それほど折り合い面の心配はなさそうだし、ピリッとした気性が競馬に行って噛み合えば楽しみです」と尾関知人調教師。7月25日、福島の芝1800m(牝馬)を吉田豊騎手で予定している。

◆ジェラシー(牝、父ハービンジャー、母グローリアスデイズ、美浦・菊沢隆徳厩舎)
 サンデーサイレンス産駒の母はフローラS2着、ローズS2着の活躍馬。伯父に阪神大賞典など重賞3勝のリンカーン、叔父に皐月賞を制したヴィクトリーがいる。「ひと言で前向きな馬ですね。ハービンジャー産駒の牝馬だし、必要以上にテンションを上げ過ぎないように気をつけて乗ってきました。やれば動くし、3週目でも使えたぐらいの雰囲気に仕上がっています。トビが大きな走りでパワーもあるし、血統的にも楽しみですね」と菊沢隆徳調教師。7月25日、福島の芝1800m(牝馬)を戸崎圭太騎手で予定している。

◆ラパンノワール(牝、父ステイゴールド、母ラスリングカプス、美浦・斎藤誠厩舎)
 半姉にスプリンターズSを含め、重賞を4勝したアストンマーチャンがいる。ゲート試験に合格後、山元トレセンで調整して再入厩。先週の16日には戸崎圭太騎手が跨り、ゲート練習を消化した。「そんなに速い時計を出していないけど、馬体は十分に仕上がっています。コロッとした体つきだし、いいスピードがありそう」と斎藤誠調教師。7月25日、福島の芝1200mを戸崎圭太騎手で予定している。

◆カマクラ(牝、父シンボリクリスエス、母フロイラインローゼ、美浦・戸田博文厩舎)
 バラ一族の牝系。じっくりと乗り込まれ、先週の16日には調教パートナーのグリントオブライトと併せて上々の動きを見せた。「ひと追い毎に良くなってきたし、いいセンスがありそう」と戸田博文調教師。7月25日、福島の芝1800m(牝馬)を北村宏司騎手で予定している。

◆グリントオブライト(牝、父ステイゴールド、母アドマイヤライト、美浦・戸田博文厩舎)
 叔母にスプリンターズSを制したスリープレスナイトがいる。こちらは「すごく素直だし、ひと追い毎に前向きさが出てきた」とのこと。7月26日、中京の芝1600mを福永祐一騎手で予定している。
[ ナリティー at 2015/07/20(Mon) 18:35コメント(0) ]
2015/07/14(Tue)
【注目新馬 中京】
★トラストルーク:牡父ハービンジャー母ジターナ厩舎:池江寿(栗東) 馬主:菅波雅巳 生産:村上欽哉
7/9(木) 栗CWコース(重)69.5-53.8-39.6-12.4 外々強め
叔母に桜花賞を勝ったマルセリーナや叔父に先日七夕賞を制したばかりのグランデッツァがいる。「1週前の動きは2歳としては水準以上。瞬発力があるし、この時期の2歳にしてはシッカリしている」と陣営。中京6日目の芝2000mでデビューの予定、鞍上はZ.パートン騎手の予定です。

【注目新馬 中京】
★ゼンノタヂカラオ:牡父キングカメハメハ母ダイヤモンドビコー厩舎:中内田(栗東) 馬主:大迫久美子 生産:村上欽哉
7/8(水) 栗CWコース(不)83.8-37.4-52.2-37.7-11.8 中強め
母ダイヤモンドビコーは重賞4勝しエリザベス女王杯でも2着の実績を持つ。祖母のステラマドリッドは米GI4勝を挙げた名牝。「まだ粗削りな面を残すが、稽古の動きも良く先々まで期待できそう」と陣営。中京6日目芝2000mでデビューの予定、鞍上はC.ルメール騎手の予定です。

【注目新馬 福島】★レベルフラッグ:牡父ワークフォース母ラバンディエーラ厩舎:尾形和(美浦) 馬主:吉田照哉 生産:社台ファーム
7/9(木) 南Wコース(重)68.7-54.3-39.8-13.0 内強め
父は今年の新種牡馬で先日の函館で産駒が初勝利を飾った。近親に新潟2歳Sを勝ったミュゼスルタンがいる。「この時期にしては馬がシッカリしているし、ひと追い毎に良化して来た。乗り役に従順で、秘めた素質を感じさせます」と陣営。福島6日目の芝1800mでデビューの予定、鞍上は田中勝春騎手の予定です。

【注目新馬 福島】
★ハタノインサイト:牝父フレンチデピュティ母クラスター厩舎:小島太(美浦) 馬主:グッドラックファーム生産:グッドラックファーム
7/8(水) 南芝コース(稍)60.8-47.8-35.8-12.8 馬なり
1歳上の半兄ハタノガイストは夏の福島で新馬勝ちしている。母の産駒の主な活躍馬は現役で活躍中、12年のデイリー杯2歳Sを勝ったテイエムイナズマがいる。「ゲートの出は速いので短距離向き。気性も素直で初戦から期待しているし、先々まで楽しめそう」と陣営。福島5日目のダート1150mでデビューの予定、鞍上は内田博幸騎手の予定です。

【注目新馬 函館】
★ジョルジュサンク:牡父ヴィクトワールピサ母ハリウッドローズ厩舎:鮫島(栗東) 馬主:CHEVALATTACHE生産:鎌田正嗣
7/9(木) 函館芝コース(良)68.3-51.4-37.5-12.5 外馬なり
母の産駒の多くはダートで勝ち上がっており、半兄ペガサスヒルズはダートの短距離で2勝している。「切れると言うよりは平均ペースで走れるタイプ。兄とは違って距離には融通性がありそう」と陣営。函館4日目の芝1800mでデビューの予定、鞍上は吉田隼人騎手の予定です。

【注目新馬 函館】
★サクセスボーイ:牡父タニノギムレット母サクセストレイン厩舎:栗田博(美浦) 馬主:鈴木芳夫 生産:ビッグレッドファーム
7/8(水) 函館芝コース(良)68.8-53.0-39.1-12.9 中馬なり
母はデビュー戦を勝ち、クイーンCを制した。産駒に目立った活躍馬は居ないが鞍上とは縁の血統である。1週前の追い切りでも3頭併せにて上々の動きを披露した。「ひと追い毎に良くなっているし、スタートは割りと速い方。素直なタイプなので距離も心配ない」と陣営。函館4日目の芝1800mでデビューの予定、鞍上は木幡初広騎手の予定です。
[ ナリティー at 2015/07/14(Tue) 07:50コメント(0) ]
2015/07/13(Mon)
◆ジュンヴァルカン(牡、父ネオユニヴァース、母ピンクリップス、栗東・友道康夫厩舎)

 おばに2007年フローラSを勝ち、その後のオークスで2着したベッラレイア(父ナリタトップロード)がいる血統。本馬は2014年セレクトセール1歳にて、3500万円で落札されている。
 友道康夫厩舎のデビューまでのオーソドックスなパターンとしては、初回に入厩した際はゲート試験の合格を目標として、合格すれば放牧に出して、一旦リフレッシュする。しかし、本馬に関してはゲート試験合格後もじっくりと栗東在厩で調整。その効果あって、追い切るごとに動きに素軽さが出ている。7月9日のCWでは、レースでも騎乗予定の福永祐一騎手が跨って、ジュンスパーヒカルを追走。直線に向くと瞬発力の違いであっさり先着。6F82.8秒、1F11.7秒と素晴らしい動きを見せた。7月19日(日)中京芝2000mでデビューする予定。

◆フィールドシャルム(牡、父アドマイヤムーン、母タイキクラリティ、栗東・西園正都厩舎)
 2013年セレクトセール当歳にて、1500万円で落札されているが、半兄は今年のNHKマイルCを優勝したクラリティスカイ(父クロフネ)。同じく半兄クラリティシチー(父キングカメハメハ)は今年のダービー卿CTで2着と活力ある母系。
 本馬については「上はいずれもクラシックに出走していますが、この馬は父アドマイヤムーンなので適性距離は短いところだと思います」と西園正都調教師。函館競馬場に入厩してから、週2本の函館W追い切りを順調にこなしており、仕上がりは万全。7月18日(土)函館芝1200mでデビュー勝ちを目指す。なお鞍上は酒井学騎手が予定されている。

◆ブラックスピネル(牡、父タニノギムレット、母モルガナイト、栗東・音無秀孝厩舎)

 母は現役時代に同厩舎で管理されて芝中距離で4勝。祖母タンザナイトも同厩舎で管理されて芝中距離で3勝という、厩舎ゆかりの血統。新馬の評価について「追い切りをやってみないと分からない」というのは、音無秀孝調教師の口癖。本馬も追い切りまでは同じだったが、7月2日の追い切り後に「追ってから重心が低くなるのがいい」と手応えあるコメントを出している。
 7月8日の坂路での追い切りでも、4F53.2秒をマークし、併せたシルバーメールにきっちり先着した。7月10日にはゲートの確認も込めて追い切られており、初戦から力を出せる調整が着々と進んでいる。

◆エイシンディクティ(牝、父ヴィクトワールピサ、母マーゼリン、栗東・小崎憲厩舎)

 父ヴィクトワールピサは今年の新種牡馬。7月5日までの時点で2頭しかデビューしていないが、すでにクラウンドジャックが勝ち上がっている。
 7月10日はCWで藤岡佑介騎手が跨っての追い切り。道中は3頭の隊列を最後方から進めて、直線では前2頭の真ん中を割る形。最内アンシエルワープの手応えがよく、見た目には追っている本馬が見劣ったようにも感じたが、時計は6F84.5秒、1F12.1秒と終いはしっかり伸びていた。このひと追いで、更に状態が上がってきそうなだけに、デビュー予定の7月18日(土)中京芝1600mでの走りが楽しみ。

【美浦】
◆レベルフラッグ(牡、父ワークフォース、母ラバンディエーラ、美浦・尾形和幸厩舎)
 サンデーサイレンス産駒の母は芝で4勝。伯父にインターフラッグ(ステイヤーズS)、伯母にマルカコマチ(京都牝馬特別)がおり、一族からはミュゼスルタン(新潟2歳S)も出ている。ひと追い毎に時計を詰めており、雰囲気は上々だ。「トビが大きいし、ジワジワと伸びるようなタイプ」と2週連続で追い切りに騎乗した田中勝春騎手。「追う毎に良くなってきたし、いいモノを持っている。操縦も利くし、性格の良さがセールスポイント」と尾形和幸調教師。7月19日、福島の芝1800mを田中勝春騎手で予定している。

◆スガノラッシュ(牝、父ワイルドラッシュ、母レーブドグランパ、美浦・田村康仁厩舎)
 英国産の母はダートの短距離で3勝。いとこに天皇賞・春を制したヒルノダムールがいる。ここ2週はウッドチップで5Fから追い切られ、順調に仕上がってきた。「血統通りにダートの短距離向き。順調に調教の本数を積んできたし、いかにも初戦向きのタイプ」と町田調教助手。7月18日、福島のダート1150mを田辺裕信騎手で予定している。

◆ゴールデンビーンズ(牡、父タニノギムレット、母ピサノパスティーユ、美浦・二ノ宮敬宇厩舎)
 サンデーサイレンス産駒の母は芝2000mで3勝。一族からはヒシマサル(重賞3勝、ジャパンC5着)が出ている。7月8日は本馬場に入れ、5F62秒台の好時計で駆け抜けた。「時計は出たけど、まだ気持ちの面が子供で集中力に欠ける。競馬に行って真面目に走ってくれれば…」と篠原調教助手。7月19日、福島の芝1800mをリサ・オールプレス騎手で予定している。

◆オメガパスポート(牡、父タイキシャトル、母オメガロンド、美浦・武藤善則厩舎)
 一昨年のセレクトセールに上場され、2300万円で落札された。母はダートの短距離で2勝。祖母の全兄にダービー馬のタヤスツヨシがいる。目立って速い時計は出していないが、8日の追い切りは3歳の1勝馬を相手に併入した。「素直だし、いい馬っぷりをしている。血統的にもスピードタイプ」と武藤善則調教師。7月18日、福島の芝1200mを戸崎圭太騎手で予定している。
[ ナリティー at 2015/07/13(Mon) 19:49コメント(0) ]
2015/07/06(Mon)
◆オーバーカム(牡、父ネオユニヴァース、母プラジェラート、栗東・松永幹夫厩舎)
 全兄イタリアンネオは未勝利、若竹賞と連勝して弥生賞にも出走(12着)。4歳になってから1000万下を勝ち上がっている。本馬は2014年セレクトセール1歳にて、4300万円で落札されている。
 5月29日に大山ヒルズから栗東へ入厩。その後、ゲート試験にもスムーズに合格し、6月24日の坂路追い切りには松永幹夫調教師が自ら騎乗。その感触を「まだまだ余裕があって、4F52.5秒。動きますね」とやや興奮気味に語っていることが性能の高さを示している。7月1日のCWでは、レースに騎乗予定の武豊騎手が跨って、CWでの併せ馬。先行していたカレングラスジョーを捕まえる際、重心の低いフットワークで、その走りは実に印象的。6F82.6秒、1F11.7秒と時計的にも文句なく、初戦から楽しみ。デビュー戦は7月11日(土)中京芝1600mを予定している。

◆レガーロ(牡、父Bernardini、母サンタテレジータ、栗東・大久保龍志厩舎)
 母は2009年サンタマリアH(米G1)を優勝しており、日本で活躍するBernardini産駒には、ダートで5勝を挙げているサトノプリンシパルや同じくダートで5勝を挙げているアメリカンウィナーなどがいる。
 本馬は5月1日にゲート試験に合格した後、一旦放牧に出されて、6月6日に社台ファーム山元トレーニングセンターから栗東へ再入厩。ここまで坂路での追い切りを中心に併せ馬をこなしており、7月1日はレースでも騎乗予定のC.ルメール騎手が跨って、坂路4F53.6秒をマーク。デビュー予定の7月11日(土)中京ダート1400mでもきっちり能力を発揮してくれそうだ。

◆シルバーステート(牡、父ディープインパクト、母シルヴァースカヤ、栗東・藤原英昭厩舎)
 近親に2006年京都記念を優勝、ディープインパクトが勝った2005年日本ダービー3着などの実績を残したシックスセンスがいる血統。全兄オリハルコンは芝で1勝、ダートで1勝を挙げている。
 この中間はCWでの追い切りが中心。7月2日はレースでも騎乗予定の福永祐一騎手が跨ってのCW追い切り。先行していた3歳未勝利を楽に交わすと、最後までスピードは衰えない。6F83.5秒、1F12.0秒という数字は文句なく、追っていれば、もっと時計が詰まっていたと思われる。センスの高い走りはデビュー戦だけでなく、今後の大舞台での活躍も意識できそうなだけに、まずは初戦でどのような走りを見せてくれるか。7月11日(土)中京芝1600mでの走りが楽しみ。

◆ドリームフォー(牡、父パイロ、母エターナルドリーム、栗東・羽月友彦厩舎)
 おじに2005年中山大障害など、障害重賞で4勝を挙げたテイエムドラゴン(父アドマイヤベガ)。日本で活躍するパイロの代表産駒には先日の地方交流重賞、北海道スプリント(門別ダート1200m)で初重賞制覇となったシゲルカガがいる。
 新馬に関しては、慎重なコメントが多い羽月友彦調教師だが「初戦から動ける態勢は整っています」とデビュー戦から手応えを感じている様子。6月24日にレースでも騎乗予定の小牧太騎手が跨って、坂路で追い切っているが、追走した3歳未勝利に余力残しで先着。その時は4F56.4秒という時計だったが、7月2日の追い切りでは坂路4F54.1秒と数字を詰めており、厩舎の思惑通りに仕上がっている。7月12日(日)中京芝1400mでのデビュー予定。

【美浦】
◆エフティスパークル(牡、父ハービンジャー、母エフティマイア、母の父フジキセキ美浦・鹿戸雄一厩舎)
 フジキセキ産駒の母はデビュー戦から3連勝で新潟2歳Sを勝ち、桜花賞2着、オークス2着と牝馬2冠の舞台でも活躍した。先週の追い切りは芝コースに入れ、母の主戦も務めていた蛯名正義騎手を背に余力十分の動きを見せている。「素直な気性で一生懸命に走るタイプ。そんなに大きな馬ではないし、仕上げにも手が掛からない。思い入れのある血統で期待の1頭。ある程度は順調に乗り込んできたし、どんな競馬をしてくれるか楽しみにしています」と鹿戸雄一調教師。7月12日、福島の芝1800mを蛯名正義騎手で予定している。

◆サトノアイリ(牝、父ステイゴールド、母サーキットレディ、美浦・宗像義忠厩舎)
 1歳上の半姉にファンタジーS2着のダノングラシアス、3歳上の半兄に現3勝のサトノアビリティがいる。7月1日には初めてウッドチップコースで長めから時計を出し、田中勝春騎手を背に軽快な走りを見せた。「まずまずの動き。小柄な牝馬だけど、バランスがいい。堅実に走る血統だし、いい素質がありそうです」と宗像義忠調教師。7月11日、福島の芝1200mを田中勝春騎手で予定している。

◆スピアザゴールド(牡、父ネオユニヴァース、母キューティゴールド、美浦・久保田貴士厩舎)
 昨年の秋華賞を勝ち、今年の宝塚記念3着などGI戦線で活躍しているショウナンパンドラの半弟。入厩後も入念に乗り込まれ、ウッドチップコースでコンスタントに追い切りの本数を重ねてきた。それほど目立つような時計は出していないが、テンションを上げすぎないように考慮してのこと。動き自体には血統馬らしい雰囲気を感じさせる。「まだ子供っぽいところはあるけど、わりと順調に乗り込んでくることができた。ネオの子でテンションが上がりやすいような面もあるけど、うまく気持ちをコントロールできれば楽しみ」と久保田貴士調教師。7月12日、福島の芝1800mを田辺裕信騎手で予定している。

◆ルミナスティアラ(牝、父メイショウサムソン、母ルミナスハッピー、美浦・奥村武厩舎)
 全兄に現2勝のルミナスウォリアー、叔母に関屋記念3着のサトノフローラ、叔父に東京ジャンプS2着など障害でも活躍したネオレボルーションがいる。5月中旬に入厩して以来、じっくりと乗り込まれてきた。「ちょっと馬体重が安定しないけど、動き自体は悪くない。血統的にも芝向きで長めの距離が良さそう。しっかりしてくるのは先だと思うけど、いい素質を持っていると思うので楽しみにしています」と奥村武調教師。7月12日、福島の芝1800mを北村宏司騎手で予定している。
[ ナリティー at 2015/07/06(Mon) 20:11コメント(0) ]
2015/06/30(Tue)
【栗東】
◆シュウジ(牡、父キンシャサノキセキ、母カストリア、栗東・橋口弘次郎厩舎)
 半兄ツルマルレオンは2013年北九州記念を制した重賞ウイナー。この馬名が出ると「体型を見ると、決してハーツクライの仔と思えなかったね」と笑みを浮かべる橋口弘次郎調教師だが、この馬の体型はツルマルレオンに似ている。
 兄のデビューは2歳秋だったので、こちらの方が仕上がり早。そして、追い切りの動きもこちらの方が上。デビュー前は坂路4F53秒そこそこしか動けなかった兄に対して、こちらは6月25日の追い切りで坂路4F51.4秒をマーク。しかも古馬クールオープニングと併せて最後は馬なりで突き放すのだから、その脚力は新馬離れしている。デビュー予定の7月4日(土)中京芝1400mでは人気の中心となるだろうが、それに応えるだけの下地はできている。なお、鞍上は小牧太騎手を予定している。

◆スノードルフィン(牡、父ストーミングホーム、母スノーキトゥン、栗東・野中賢二厩舎)
 野中賢二厩舎では、新馬3頭が同じようなペースで調教を進めていたが「この馬が一番動くようになってきたかな」と野中賢二調教師が話す本馬。半姉スキースクール(父パイロ)はダート1200mで2勝を挙げており、ダート短距離での実績がある血統。
 そんなこともあって、7月4日(土)福島ダート1150mでデビュー戦を迎えるが、6月24日のCWでの3頭併せでは実に軽快な動きが目立っていた。栗東から福島競馬場までの輸送距離は少し長くなるが、トレセンにいる時と同じような状態で出走することができれば、あっさりとデビュー勝ちを決めて不思議ではない。なお、鞍上は石橋脩騎手を予定している。

◆エスティタート(牝、父ドリームジャーニー、母スキッフル、栗東・松永幹夫厩舎)
 中京記念を連覇したフラガラッハ(父デュランダル)をはじめとして、イリュミナンス(父マンハッタンカフェ)、フェルメッツァ(父ディープインパクト)の松永幹夫厩舎で管理された3頭の兄姉はすべて2勝以上を挙げて、重賞への出走経験もある、厩舎ゆかりの走る血統。
 今年が初年度となるドリームジャーニー産駒ということで、その動きに注目していたが、週を追うごとに矢印急上昇といった感じ。特にレースでも騎乗予定の武豊騎手が跨った6月24日の坂路は圧巻。追いかけた3歳未勝利に先着したのはともかく、ラスト1Fを12.1秒で上がってきたのだから驚き。しかもそれが馬なりなのだから「ジョッキーも『動くわ』って言ってましたね」(松永幹夫調教師)のコメントも納得。デビュー戦は7月5日(日)中京芝1400m(牝)が予定されている。

◆ゼットフーリ(牝、父ワークフォース、母ゼットフウリン、栗東・宮徹厩舎)
 おじにダートで6勝を挙げたスマートタイタン(父タニノギムレット)がいる血統で、父ワークホースは今年の2歳世代が初産駒の新種牡馬。まだJRAで勝ち上がった馬はいないものの、2戦2着2回のダイワダッチェスなど勝つのは時間の問題だろう。
 本馬は栗東へ入厩した当初から松山弘平騎手(レースでも騎乗予定)が跨って調教されており、その期待の大きさを物語っている。「ここまで順調ですね」と宮徹調教師は大きなことを口にしないし、6月28日の坂路でも4F57.1秒と時計が地味なので、決して人気することはないだろうが、最近の併せ馬では先着が目立っており、前向きさも十分に備わっている。7月5日(日)中京芝1600mでデビューする予定。

【美浦】
◆シャクンタラー(牝、父ゼンノロブロイ、母ムガール、美浦・鹿戸雄一厩舎)
 オープンまで出世したノーステアの全妹。当初は東京で使うプランも浮上していたが、530キロほどある大型牝馬でもあり、じっくりと乗り込まれてきた。「背中がいいし、今のところは気性的な難しさもない。稽古では余裕のある動きを見せているし、いいところがありそう。どんな競馬をしてくれるか楽しみ」と鹿戸雄一調教師。7月5日、福島の芝1800mを戸崎圭太騎手で予定している

◆ミュゼリバイアサン(牡、父Intense Focus、母スキャンダルシート、美浦・黒岩陽一厩舎)
 昨年のセレクトセールに上場され、3100万円で落札された。Giant's Causeway産駒の父はイギリスの2歳G1・デューハーストS(芝7F)の勝ち馬。近親には現種牡馬のストーミングホームがいる。4月に入厩して以来、入念に追い切りの本数を積んできた。「大きな馬で緩さがあるし、本当に良くなるのは先だと思うけど、ひと追い毎にしっかりとしてきました。いいモノを持っていると思います」と黒岩陽一調教師。7月5日、福島の芝1800mを田辺裕信騎手で予定している。

◆ローズクランス(牡、父ネオユニヴァース、母エリドゥバビロン、美浦・手塚貴久厩舎)
 牝系を遡ると欧米の重賞ウイナーが並び、一族からはオークス3着のアイスフォーリスが出ている。「追い切りの本数は少ないわりに水準の時計で動けているし、まずまずの動き。ネオユニヴァース産駒らしいテンションの高さがあるけど、うまく流れに乗って調教通りに走れれば楽しみはある」と手塚貴久調教師。7月5日、福島の芝1800mを武士沢友治騎手で予定している。

◆アストラエンブレム(牡、父ダイワメジャー、母ブラックエンブレム、美浦・小島茂之厩舎)
 母は秋華賞の勝ち馬。1歳上の半兄ブライトエンブレムは札幌2歳Sを勝ち、弥生賞2着、皐月賞4着など今春のクラシック戦線で活躍した。2歳上の半兄テスタメント(現3勝)も新馬勝ちを決めている。先週の更新でも紹介したが、抽選で除外に…。関係者が協議した結果、中京で仕切り直しのデビュー戦を迎えることになった。「上の2頭より、新馬勝ちを意識できるタイプ」と小島茂之調教師。7月5日、中京の芝1600mを秋山真一郎騎手で予定している。
[ ナリティー at 2015/06/30(Tue) 07:42コメント(0) ]