2012/11/30(Fri)

新種牡馬

新種牡馬トビーズコーナーが日高スタリオンステーションに到着

来シーズンから浦河地区で供用を開始する米国産の新種牡馬トビーズコーナー(牡4歳)が28日午前、浦河町の日高スタリオンステーションに到着した。

同馬は米国で走って2~4歳時に12戦5勝2着1回3着4回。ウッドメモリアル(米G1、ダート9ハロン)では前年の2歳王者アンクルモーを破って優勝。またフィリップH.アイズリンS(米G3)で2着ほか、重賞競走で3着が3回ある堅実派だった。

父のベラミーロードは、その父コンチェルトからチーフズクラウンへとさかのぼるノーザンダンサー系種牡馬で、ニューヨークヤンキースの名物オーナーだった故スタインブレナー氏の持ち馬でも有名。大差勝ちを収めたウッドメモリアルSなど7戦4勝の成績を残しており、トビーズコーナーはその初年度産駒になる。

[ ナリティー at 2012/11/30(Fri) 08:16コメント(0) ]
2012/11/30(Fri)
◆12/1(土)
・中山4R(ダ1200m)
ムーンスケイプ(牝2、北村宏司・美浦・尾関知人、ダイワメジャー)…叔父タガノマイバッハは、03年大阪杯など重賞2勝

・中山5R(芝1800m)
ヒカルハノハノ(牡2、木幡初広・美浦・古賀史生、キングカメハメハ)…叔父ドリームパスポートは、06年皐月賞・菊花賞・JC2着ほか重賞2勝

・阪神6R(ダ1400m)
ダノンチャコ(牡2、池添謙一・栗東・安田隆行、Empire Maker)…父の産駒には、フェデラリスト(牡5、美浦・田中剛厩舎)や、イジゲン(牡3、美浦・堀宣行厩舎)

・阪神7R(芝1600m)
シナジーウィスパー(牝2、C.ウィリアムズ・栗東・友道康夫、ネオユニヴァース)…半兄トーセンジョーダン(牡6、栗東・池江泰寿)は、11年天皇賞・秋など重賞4勝

・中京5R(芝1400m)
パッシオーネ(牝2、浜中俊・栗東・吉田直弘、ゼンノロブロイ)…半兄フラムドパシオンは、06年UAEダービー(ドバイ-G2)3着

◆12/2(日)
・中山5R(芝1200m)
フウコウメイビ(牝2、田辺裕信・美浦・和田正一郎、サクラバクシンオー)…叔父タイガーカフェは、02年皐月賞2着、弥生賞3着

・中山6R(ダ1800m)
トーセンカラヤン(牡2、大野拓弥・美浦・鈴木康弘、チチカステナンゴ)…叔父クォークスターは、10年セントライト記念1着

・阪神5R(芝2000m)
トルストイ(牡2、福永祐一・栗東・音無秀孝、ディープインパクト)…半兄リンカーンは同厩舎で管理され、03年菊花賞・有馬記念、06年天皇賞・春2着ほか中・長距離重賞3勝

・阪神6R(ダ1400m・牝)
スマートパンドラ(牝2、武豊・栗東・松田国英、キングヘイロー)…半兄アジュディミツオーは、04年、05年東京大賞典、06年帝王賞などダート交流G1・5勝


ドラゴンブラック(牡2、美浦・高柳厩舎)
父・バブルガムフェロー
母・レジェルマン(母父・グラスワンダー)
12/1(土)第5回中山1日目4レース・2歳新馬戦(ダ1200m)出走予定
「一度入厩しましたが、まだ弱さがあったのでまた牧場へ戻して、それから再入厩する形になりました。再入厩してからは、順調に調教メニューをこなしています。まだ2歳なので緩さはありますが、乗り込みながら大分しっかりしてきました。ゲート試験を一発で合格しましたし、出も速いですよ。ブリーズアップセールのときも良い時計を出していたように、調教で良い動きを見せています。先週の追い切りでも、格上馬を相手にヒケを取らない動きでしたからね。今週の追い切りに乗ったムーア騎手も、良い手応えを感じてくれたようです。
素直で乗りやすく自在性がありますし、追い出してからの反応も良いです。調教で他の馬に臆することがないので、馬群も大丈夫だと思います」

チャンピオンゴッド(牡=谷原、父マーベラスサンデー)
叔父は06年のオーシャンSを制したネイティヴハート、三代母は名牝サンサンという良血だ。「母系にサンサンが入っているところが面白い。この血統は切れるからね。1週前に芝コースでいい瞬発力を見せたが、今週のWコースの追い切りではもっといい動きをしていた」と谷原師。内田起用で必勝を期す。
[ ナリティー at 2012/11/30(Fri) 08:15コメント(0) ]
2012/11/30(Fri)
●クロイゼリンチャン(土曜日 中山3R)
ペースに恵まれた新馬戦を勝ち切れなかったのは、追い切りがもう一本足りなかったから。そのため、実戦を経験した上積みは大きく、今回は時計の出るPコースとはいえ5F64秒4-49秒6-36秒4-11秒6の好タイム。鞍上の指示に素早く反応すると、同格のケイアイアラシをアッという間に3馬身も突き放してしまった。気の良いブラックタイド産駒で先行力は安定。息もちが良化し、今度は粘り込む。

●ワッペンジュニア(土曜日 中山5R)
青鹿毛のウォーエンブレム産駒だが、良いのは見栄えだけではない。9月に一旦は出走直前までこぎつけたのだが、ゲート試験に時間を要したためひと息入れることに。しかしこれが幸いし、馬体と気性の成長を促すことができた。当時はまだ体質が弱く攻め切れず、併せ馬のパートナーも同い年の馬だったりしたが、この中間は上級古馬を相手に互角以上の動き。今週はほぼ仕上がったとみて控えめな内容だが、1000万下のレッドシュナイトを3馬身追走してクビ差先着した先週が迫力満点。まだムキになって走る面はあるが、スロー必至の新馬戦ならスンナリ先手が取れる可能性大。自分のリズムでレースができれば圧勝まである。

●インプロヴァイズ(土曜日 中山9R)
東スポ杯2歳Sから中1週。イレ込みを心配したが、追い切りの道中こそ行きたがる面を少し見せたものの、馬場での様子などを見る限りその心配はない。さすがに調教時計はWコース5F70秒5-56秒1-40秒7-14秒2とセーブしたが、走り自体にはキレがあった。前走は上位2頭に完敗の形だが、自己条件なら能力は一枚上。堀厩舎がこのレース間隔で使ってきたからには確勝級と取っていい。

●モンテエベレスト(日曜日 中山3R)
デビュー前の最高タイムが重のWコースで5F68秒5。そして今週は66秒3。馬場差があったとはいえ、これだけタイムを詰めてきたのは馬体が絞れた証拠。特にこの中間は中身が濃く、1週前にワイルドドラゴン(先週土曜日の東京7Rを完勝し2歳オープン入り)を先行したとはいえ先着し、今週は同格のジョーヌドールを1秒も置き去りにする派手なパフォーマンス。体が軽くなったことで加速がスムーズになっただけに、大柄ではあるが小回りの中山でも問題はないだろう。

●シュナップス(日曜日 中山5R)
短距離で3勝をあげた母・リトルスポーツカー譲りのスピードが武器。その本領を発揮したのが今週のPコースでの追い切り。先週までのWコースではモタつきもあったが、走りやすいコースで5F65秒0-50秒1-36秒8-12秒2の好タイム。先週までとは別馬のような軽快な動きだった。ここ3週の追い切りに水野調教師が自ら跨っているのも期待の表れ。開幕週の速さ比べは望むところだ。

●ルミナスウイング(土曜・阪神9R ポインセチア賞)
近親にはランフォルセやノーザンリバーなど重賞勝ち馬がいる良血。自身も競争中止となった新馬戦と立て直した未勝利戦でともに1倍台の人気に押されており、才能の片鱗をうかがわせる。調教では2戦目で手綱を取った池添騎手が毎週のように騎乗しており人馬の呼吸はバッチリ。今週も池添騎手を背に坂路コースで4F54.4秒-1F13.3秒を記録し、時計掛かるコンディションを踏まえれば2歳馬としては非常に優秀な内容。ここでも期待できる。
[ ナリティー at 2012/11/30(Fri) 06:16コメント(0) ]
2012/11/29(Thu)

ベルグレイヴィア(美浦・二ノ宮、牡、アドマイヤムーン×ベラドーラⅡ)

ダーレージャパンの生産で最近は質の良い馬が多く入る様になった。同馬もアドマイヤムーン産駒で垢抜けた馬体をしており、馬っぷりの良さは一際目に付く。同馬を担当している方は、先のエリザベス女王杯を制した、レインボーダリアを担当し厩舎随一の腕利き。その腕利きも認める素質の高さで、厩舎の評価はうなぎ登り。手先が軽く、芝で切れそうなイメージがあり、長く良い脚が使えそう。まだ入厩したばかりで、そう攻め込んでいないが、体質も強くビシビシ追ってもへこたれる事はないだろう。 「良い馬ですね。全体のバランスが非常に良いですね。精神的にも大人びていますし、調教に手こずる事はないと思います。少し切れ過ぎる嫌いがありますから、距離に限界はあると思いますが、奥の深さは感じますから、年内デビューにこだわらず、ジックリ仕上げていきたいと思っていますよ」と調教師。
 
アンレール(美浦・藤沢和、牝、ディープインパクト×フレンチバレリーナ)

今年の2歳が久しぶりに当り年となっている、藤沢和厩舎。同馬もディープインパクト産駒らしく、やや小柄ながら全体がこれバネと言った感じで、非常に躍動感溢れる走りを披露。再三の併せ馬を行い仕上がりは万全。厩舎の期待馬である。「素直な気性でディープ産駒らしいフットワークで柔らかい身のこなしをしますね。調教での追った時の反応が抜群に良いですし、鋭さもありますね。素質も一級品ですから、初戦から勝ち負けになると思いますよ」と葛西助手。

スペクトロライト(美浦・堀、牝、ディープインパクト×バランセラ)

毎年なら前開催の東京で数多く新馬を卸していたが、今年の堀厩舎はジックリ傾向にあり、概ねデビューは年明けになりそうである。同馬も先週に美浦に入厩して来たばかりで、速い時計は出していないが、さすがはディープインパクト産駒と思わせる、柔軟な動きを披露。スラリとした体型をしており、既に無駄なぜい肉は一切ない。普段はカリカリしているが、馬場に入ると従順で、学習能力の高さが窺える。今や関東1の質の高さを誇る堀厩舎の中でも上位にランク出来る、素質の高さを秘めている。「走りそうな雰囲気は十分にありますね。これからビシビシとやって行く内に、欠点も見えてくると思いますが、それ以上にどんな動きを見せてくれるか期待感に一杯です。母系も一本筋が通っていますし、大きいところも狙える器だと思いますよ」と橋本助手。 

ワッペンジュニア

尾関師は「ウォーエンブレム産駒だけに気性が難しく、その辺がどうでるか」と前置きしながらも「能力はかなりのもの。楽しみにしている素質馬だ」と期待感を口にする。確かに先週、併せ馬で好時計を出し、注目を集めた。ゲート試験にてこずっての再入厩だが、臨戦態勢は万全。480キロの馬体はすっきりしており、初戦から好走しそうな雰囲気だ。

ベルモントジョーイ

走りは力強いうえ、スムーズな脚さばき。パワー型のアジュディケーティング(母の父)の血が入っているのでダート戦でのデビューだが、将来的には芝でも活躍できそうな馬だ。コンパクトにまとまった馬体(450キロ)からも、それがうかがい知れる。入念に乗り込まれており、仕上がりは順調。「特にクセや弱いところもない。うん、いい感じで出走できそう」と鈴木伸調教師は手応えをつかんでいる。

[ ナリティー at 2012/11/29(Thu) 08:13コメント(0) ]
2012/11/28(Wed)
【栗東】
◆トルストイ(牡、父ディープインパクト、母グレースアドマイヤ、栗東・音無秀孝厩舎)
ヴィクトリー半弟トルストイ

ヴィクトリー半弟トルストイ

 半兄リンカーンは2006年天皇賞春2着をはじめ、G1で2着3回。そして2004年阪神大賞典をはじめ、芝長距離重賞で3勝を挙げている。また半兄ヴィクトリーは2007年皐月賞を制するなど、厩舎ゆかりの血統であり、大舞台で活躍した兄姉が多い。

 当然、本馬に対する期待も大きく、入厩前から音無秀孝調教師は「当然クラシックを意識していきたい」と発言していた。ゲート試験合格後は坂路での追い切りが中心だが、時計自体は目立ってはいない。ただ「背中のいい馬だけど、まだトモに緩さの残っている段階。その分、馬場の悪い坂路では動けていないけど、実戦に行けば問題ないはず」と師。11/21の坂路でも僚馬サンライズシルバーに遅れてしまったが、相手は先週デビューして2着。こちらも当然、デビュー戦から動けると見ていいだろう。12/2(日)阪神芝2000mを福永祐一騎手でデビュー予定。

◆スマートパンドラ(牝、父キングヘイロー、母オリミツキネン、栗東・松田国英厩舎)
アジュディミツオー半妹スマートパンドラ

アジュディミツオー半妹スマートパンドラ

 2011年北海道セレクションセール1歳にて640万円で落札されたアジュディミツオーの半妹。アジュディミツオーは2004年、2005年東京大賞典を連覇するなど、地方競馬所属ながら、地方交流G1を5勝している。

 半兄は競走馬時代に542キロ(2009年マイルGP時)という大型馬だったが、本馬は「芝の長距離を走れそうな素軽い体をしていますよ」と松田国英調教師。また「馬体は重苦しくないんですが、水分を含んだ重いウッドチップ馬場を苦にしない力強い動きを見せてくれています」ということ。11/21の坂路では先週デビューしたハギノエルドラド(7着)を追走して3馬身ほど先着している。デビュー戦は12/2(日)阪神ダート1400mを武豊騎手で予定されている。

◆ハートブレイカー(牡、父ジャングルポケット、母ポンデローザ、栗東・松永幹夫厩舎)
 近親に2010年府中牝馬Sを制したテイエムオーロラや2001年京阪杯(京都芝1800m)を制したテンザンセイザなどがいる血統。ちなみに母の現役時代に未勝利、500万下を勝っているのが、当時、騎手だった松永幹夫調教師。

 本馬は夏場に栗東へ入厩し、ゲート試験に合格した段階で大山ヒルズにリフレッシュ放牧。再入厩してからは坂路での調教を中心に進められており、11/21の坂路では新馬コスミックワンダーと併せて、2馬身先着の4F55.5秒をマークした。「速い時計は出ていませんが、動きがいいですね。真面目に走ってくれますし、初戦から動けそうです」と同師。12/1(土)中京芝1400mを横山典弘騎手でデビューする予定となっている。

◆ラキシス(牝、父ディープインパクト、母マジックストーム、栗東・角居勝彦厩舎)
阪神でデビュー予定のラキシス

阪神でデビュー予定のラキシス

 2010年セレクトセール当歳にて3000万円で落札されており、父Maria's Monの半兄エスケープマジックは現在、1000万下のダート短距離路線で活躍中。

 本馬は9/7にゲート試験に合格後、一旦放牧に出され、11/7にノーザンFしがらきから再入厩。11/21にはDPで古馬サトノサミットを追走する併せ馬だったが、一杯に追う相手を追走して僅かながら先着。ラスト1F11.8秒と上々の伸びを見せていた。デビュー戦は12/2(日)阪神芝2000mが予定されている。

【美浦】
◆アンブリッジローズ(牡、父ディープインパクト、母クラシックローズ、美浦・国枝栄厩舎)
 母系はバラ一族。ご存じ、この一族からはロゼカラー、ローズバド、ローゼンクロイツ、ローズキングダムなどの活躍馬ががいる。札幌でゲート試験を受けてから牧場で乗り込み、11月6日に再入厩。調教の動きは今ひとつピリッとしないが、まだまだ変わってきそうなムードだ。「男馬にしては線が細いけど、札幌に入れたときに比べれば良くなっている。動き自体はまあまあ。この先、いい方向に変わっていってくれれば…」と国枝栄調教師。12月1日、中山の芝1800mを三浦皇成騎手で予している。

◆イヤーオブドラゴン(牡、父Discreet Cat、母Spun Gold、美浦・大竹正博厩舎)
 10月に入厩して以来、じっくりと時間をかけて態勢を整えてきた。父の産駒はエアハリファ(現3勝)、キズマ(現3勝)、サトノインスパイア(現2勝)の3頭が日本で走っている。「血統面を考えるとダート向きのイメージだけど、フットワークには軽さがあるし、ジョッキー(北村宏司騎手)も芝のほうがいいと言っている」と大竹調教師。12月1日、中山の芝1800㍍m北村宏司騎手で予定している。

◆ワッペンジュニア(牡、父ウォーエンブレム、母イサドラ、美浦・尾関知人厩舎)
 2009年に藤沢和雄調教師の記念すべきJRA通算1000勝を飾ったワールドカルティエ(通算2勝)の全弟。伯父に1999年のセントライト記念を制したブラックタキシード、従姉に2008年のチューリップ賞を逃げ切ったエアパスカルがいる。11月15日に坂路で4F51秒9の時計を出し、22日はウッドチップコースで古馬を追走して活発な動きを見せた。「ウォーエンブレムの子で気難しいところがあるけど、稽古の動きからも能力を感じる。ゲート試験や普段の練習では出てからの二の脚が今ひとつだけど、周りに馬がいればついて行くと思います」と尾関調教師。12月1日、中山の芝1800mを予定している。
[ ナリティー at 2012/11/28(Wed) 06:40コメント(0) ]
2012/11/28(Wed)

スズカファイター(栗東・橋田、牡、ディープインパクト×スプリングマンボ)

兄には天皇賞(春)を勝ったスズカマンボ、姉には重賞戦線で活躍しているスプリングサンダーがいる。それ以外にもコンスタントに勝ち上がっており、優秀な血統だと言える。まだ3週間ほど前に入厩したばかり。現在はゲート練習中で「来週くらいに試験を受けるかも」(高野助手)とのこと。順調に行けば来年の初めくらいにはデビューとなるかもしれない。能力面に関してだが「体の使い方が柔らかく、本当に乗り味がいい。走ることに前向きで、気の勝った面がいい方に向いている」(同助手)と、なかなか期待できそうだし今から待ち遠しい。推定体重は460キロ。

ロマンシングジェム(美浦・大和田、牝、アグネスタキオン×ルビー)

母系に目立った活躍馬は出ていないが、同馬は軽快なフットワークを披露し厩舎の評価もうなぎ登り。父譲りのキレのある末脚を見せて、併せ馬での先着も目立つ。仕上がりの方も万全であり、デビュー勝ちのチャンスは十分である。「期待以上の動きと仕上がりですね。芝もこなせそうですが、ダート向きの力強いフットワークですね。馬込みも苦にする気性ではありませんし、実戦に行ってからの不安は少ないですね。ゲートも上手に出ますし、勝ち負けになると思いますよ」と調教師。東京4週目、ダート1600mを予定している。推定体重480キロ。
 
リヤンドファミユ(栗東・池江、牡、ステイゴールド×オリエンタルアート)

全兄には、GⅠ3勝馬ドリームジャーニー&現役最強馬オルフェーヴル。言わずと知れた、黄金配合によって生まれた1頭だ。ここまでコースと坂路を併用して乗り込まれてきた。入厩当初は目立たなかったが、追われるごとに内容は良化。22日にはCWで併せ馬を行い、5F73秒2ー12秒5のタイムを計時。馬なりで時計自体は速くなかったが、動きは素軽かったし及第点の内容だったといえるだろう。「物見をしていたけど、スピードの乗りは良かったね。バネがあっていい走りをする」と兼武助手も満足気だった。阪神4日目の芝1800mを川田で予定。推定体重は450キロ。
 
トルストイ(栗東・音無、牡、ディープインパクト×グレースアドマイヤ)

半兄に04年阪神大賞典などGⅡ3勝を挙げたリンカーン、07年皐月賞を制したヴィクトリーがいる。母系が優秀でクズの出ない血統でも有名である。同馬は10月末に入厩。ここまでアクシデントもなく、順調にメニューを消化している。担当の竹中助手によれば「うるさい血統だけど、この馬に関してはおとなしくて扱いやすい」とのこと。この血統に長年携わってきた指揮官も「兄弟の中では一番いい馬体をしている。まだトモが緩いけど、センスが良く、将来性は感じる」と高評価を与えていた。デビューは5回阪神2日目芝2000m戦を福永騎手で予定。推定体重490キロ。

シナジーウィスパー(栗東・友道、牝、ネオユニヴァース×エヴリウィスパー)
 
半兄には、昨年の天皇賞・秋勝ちなど重賞4勝しているトーセンジョーダンがいる。その他の産駒も、コンスタントに勝ち鞍を挙げており優秀なファミリーだといえるだろう。追い切り本数は少ないが、22日のCWでは実戦並みの3頭併せを敢行。追われてから鋭く伸びて最先着を果たした。タイムは6F85秒7ー11秒8と水準ではあったが「反応が良かったしいい動きだった。ようやく血統馬らしさが出てきたね。まだ芯は入っていないけど、使っていけば楽しみな馬」と師は先々の活躍を期待していた。阪神初日の芝1600m戦をウィリアムズで予定。推定体重は460キロ。

[ ナリティー at 2012/11/28(Wed) 06:39コメント(0) ]
2012/11/28(Wed)
【5回阪神】
シナジーウィスパー
(牝2、栗東・友道厩舎)
父:ネオユニヴァース
母:エヴリウィスパー
母父:ノーザンテースト

ヴィクトワールピサを筆頭にスーパーホースを送り出しているネオユニヴァースが父。大舞台での強さが評価され、この世代は繁殖レベルがぐんとアップしている。クラシックを賑わす逸材が続々と登場するに違いない。母エヴリウィスパー(その父ノーザンテースト)は未勝利だが、繁殖成績は非常に優秀。同馬はトーセンジョーダン(天皇賞・秋など現9勝)やトーセンホマレボシ(京都新聞杯など3勝)の半妹にあたる。他の姉兄にアドマイヤキラメキ(4勝)、ダークメッセージ(5勝)、ケアレスウィスパー(3勝)らもいる。祖母クラフテイワイフの産駒はJRA通算50勝以上をマーク。カンパニー(天皇賞・秋、マイルCS)もこの活力あるファミリーの出身となる。サンデーサラブレッドクラブにて総額2600万円で募集された。ノーザンファーム空港で順調に乗り込まれ、6月2日、函館競馬場に入厩。13日の試験をパスすると、ノーザンファームしがらきに移動してに戻って体力強化を図った。丹念に15−15を消化したうえ、11月9日、栗東に移動した。当初より反応の良さが目立ち、予定どおりに出走態勢が整った。初戦から走れる前向きな気性。この血らしい奥深さも見込める。12月1日(土)、阪神の芝1600mにスタンバイ。クイレグ・ウィリアムズ騎手に依頼している。

【3回中京】
アメリ
(牝2、栗東・池江厩舎)
父:Distorted Humor
母:アゼリ
母父:Jade Hunter

「現役時代のアゼリ(その父ジェイドハンター、米G1を11勝、エクリプス賞年度代表馬、米古牝馬チャンピオン・3回)を5回くらい見た記憶があるのですが、この仔の体型は母譲りですね。背が低く、がっちりできています。それなのに品があるんです。ディストーティドヒューマーはフォーティナイナーの後継で、G1級を量産しています。いい意味で緩さがあり、芝向きの産駒も多い。つなぎ、関節、筋肉の柔らかさは、父からきたものでしょう。早くからから活躍する血である一方、豊富な成長力も見込んでいますよ」(池江泰寿調教師)世界的なスケールを誇る持ち込み馬。サンデーサラブレッドクラブの所属であり、募集総額は5000万円だった。ノーザンファーム早来で順調にペースアップ。8月24日にはNFしがらきに移って態勢を整えたうえ、10月3日、栗東に入厩した。26日のゲート試験に合格。テンションを上げすぎないように配慮され、あえて速めのタイムは出していないものの、フットワークは軽やか。きちんとステップを踏んで仕上げられているだけに、初戦から能力全開となろう。いよいよ12月1日(土)、中京の芝1400mでベールを脱ぐ。鞍上はクリストフ・ルメール騎手。

【3回中京】
パッシオーネ
(牝2、栗東・吉田厩舎)
父:ゼンノロブロイ
母:カーリーパッション
母父:トニービン

父はゼンノロブロイ。初年度からサンテミリオン(オークス)、トレイルブレイザー(アルゼンチン共和国杯)などを輩出し、着々と勝ち鞍を伸ばしている。サンデーサイレンスの後継ながら、パワーやスタミナにも優れた産駒が多く、大レース向きの底力に富む。母系は超名門。母カーリーパッション(その父トニービン)は1勝のみに終わったが、同馬の半兄にフラムドパシオン(5勝、UAEダービー3着)がいる。祖母ダイナカール(オークス)の産駒にはエアグルーヴ(天皇賞・秋、オークス、アドマイヤグルーヴやルーラーシップの母)、カーリーエンジェル(オレハマッテルゼの母)ら。馬主を対象に出資を募る社台オーナーズにて総額1800万円で募集された。ノーザンファーム早来での基礎固めを経て、7月5日、NFしがらきへ。8月24日に栗東に移動すると、9月14日、2度目のチャレンジでゲート試験に合格した。スピード調教に移行したものの、まだ心身に弱さが感じられたため、10月5日、いったん牧場に戻って態勢を整え直す。その効果があり、11月1日の帰厩後はスムーズにペースアップされた。先週のウッドコースではラストまでしっかりと伸び、併走馬に先着。非凡な才能を垣間見せている。12月1日(土)、中京の芝1400mでデビュー。鞍上は浜中俊騎手を確保している。
[ ナリティー at 2012/11/28(Wed) 06:32コメント(0) ]
2012/11/28(Wed)

土曜京都6R
2歳新馬
ダ1200m
勝ちタイム1.13.3
ワンダーヴィーヴァ(牡2、スタチューオブリバティ・栗東・笹田厩舎)

パドックで眺めていても《実に大人しい馬だな〜》と思える周回ぶりのワンダーヴィーヴァ。騎乗する時にややうるさい処をだしてはいたが、馬場入り時はまたユックリと入っていく。ヤマニンブルジョンとのマッチレースとなって、最後までシーソーゲームではあったが、クビ差先んじてのゴール。後でいろんな人に言われたが、実は装鞍所では大変な暴れん坊だったらしいワンダーヴィーヴァ。人目の前では、まるで猫でも被っているかのような落ち着きぶりだったが・・・。

スタートでは外スピードサンダーがいち早く出た。しかし直ぐ後続群が吸収していく。ワンダーヴィーヴァは、ダッシュついてからは速く先頭に踊り出る。最内のヤマニンブルジョンも行き脚がついて上がっていき、1ハロン手前ではこの2頭が先行争い。ワンダーヴィーヴァがもう一度先手主張かと思いきや、内からまた盛り返し気味に出て行くので行かせて体半分もない2番手。すぐキョウワリスキー、メイショウゲンナイ、シゲルタテザと続く先行グループを形成。そんなに速くない流れだ。前の5頭の少し後ろの位置にメイショウゲンキがつけて、この態勢のままで4コーナーへと向かう。3番手のキョウワリスキーの手応えが怪しくなってきた。前の2頭は共に持ったままで直線へ入る。

内を小さく廻ったシゲルタテザが3番手に上がるが、前の2頭とは少し間が開きつつある。その前2頭はやや外のワンダーヴィーヴァが優勢な脚色だが、決定的な差をつけれずにいる。
残り200を過ぎてもう完全に前2頭の勝負。どちらも追い出したが、そんなに差が開かない。外が少し出そうとなるが、内がもう一度盛り返す。そんな感じでゴールまで来て、やっと外優勢で決着がついた。
最後が12.2〜12.6の戦いである。後ろからは余程の切れ者でないと差せない数字だ。

武豊Jは上がってくるなり《いろんな処が上とソックリや〜・・》と言って枠場に入っていった。メイショウマシュウ、現1600万下で高橋亮新調教師が引退レースで勝ったあの馬である。いい意味でなのかは後日に聞くとして、まずは1着でデビュー戦を終えた事が大きい。そして《やはりダートがいいね・・・》とも言っていた・・・。
[ ナリティー at 2012/11/28(Wed) 06:30コメント(0) ]
2012/11/28(Wed)

土曜京都7R
2歳新馬
芝1600m
勝ちタイム1.36.2
ノーブルコロネット(牝2、ディープインパクト・栗東・松永幹厩舎)

楽に先手をとったカレンケカリーナ。途中から来たリージェンシーを行かせて前半1000メートルを1.01.1の先行馬ペース。ところがそれを待っていた切れ者がノーブルコロネット。好位のすぐ後ろの内目で脚を貯めて、直線入り口で外へ出しカレンケカリーナがちょっと内へもたれている間にスッと交わして先んじて行く。結局、その時の差が詰められずのままで、半馬身勝ちのノーブルコロネットの強さが目立った一戦だった・・。

スタートは2コーナー奥からのポケット地点。現場にいても、さすがにここは双眼鏡では見えず、オーロラビジョンをただ眺める。大外サチノニベアがいいスタート。芝のレースでは特に最外枠の馬のゲートが速いケースが多い。これは隣りに馬がいないからなのだろう。中からカレンケカリーナも悪くない。そして内からリージェンシーがジンワリと出て行く。
芝の1400以上は、実にユッタリの先行ペースになりがちである。ここもそう。3番手にレッドヴィヴィアン、ノーブルコロネットと内からエンジェリックレイも、引っ張りきれない手応えで追走する。そのエンジェリックレイが内からさらに前と差を詰めて行って坂を下っていく。もう完全なるスローペース、上がり勝負だ。
ペースはいっこうに上がらずに4コーナーが近づく。2番手カレンケカリーナも手応え十分。その後ろでノーブルコロネットが不気味に待っている。

直線に入ってきた。先行するリージェンシー。その後ろを最内をついたエンジェリックレイ。その外へカレンケカリーナ。そして直線入り口で外へ出して追い上げてきたノーブルコロネットがグングン前との差をつめて並んだ処が、あと300のオレンジ棒。カレンケカリーナも追い出す瞬間だったが、一瞬内へともたれてしまう。その間にノーブルコロネットは一番前へと出た。前へと出た時にオーロラビジョンをチラッとみたルメールJ。後ろの馬の動きを確認したのだろうか。カレンケカリーナも追撃を開始したが、瞬時に出来た差が詰まらない。ノーブルコロネットに2発ぐらいステッキを入れたのは、抜け出して遊びだしたのか、気を抜かせない様にしたのか。教育のステッキだった様子。

上がってきた武豊Jが《相手が悪かった・・》と言っていた。上がりの2ハロンが11.6〜11.4の数字。流れも遅く、実質は上がり3ハロンからの競馬だった。逃げたリージェンシーが3着に粘っているのだから、先着された2頭。特に勝ち馬ノーブルコロネットは、ここでは一二枚抜けた存在だった様子だ。
1着から4着までが牝馬勢が占めた様に、今年も牝馬がなかなかに強いのかも・・・。
[ ナリティー at 2012/11/28(Wed) 06:26コメント(0) ]
2012/11/28(Wed)

日曜京都5R
2歳新馬
芝2000m
勝ちタイム2.03.2
ラストインパクト(牡2、ディープインパクト・栗東・松田博厩舎)

JCで東京競馬場に来ているのでTV観戦。まずはパドックで馬体をとジックリ観る。一目瞭然、他の馬と雰囲気が違う。メモに《イキイキ》と書いた。残念ながら1番人気トゥザレジェンドは毛艶とか雰囲気があまり良くは見えない。実際に観ていたらどうだったのか。しかし見立ての通り、ラストインパクトの鞍だった。トゥザレジェンドは馬の中から抜けてこなかった。芦毛のサンライズシルバーが2着で、猛追したサンライズウェイの脚が際立っていた。しかし勝ち馬は何もせずにゴールまで流しての勝利。担当もあの山口さん・・・だ。

午前中最後のレースで2000芝の新馬戦が府中であった。これを制したのがキラウエアなどを兄に持つ、ディープインパクト産駒のカミノタサハラ。514キロと、この父にしては大きく出ている。その後の京都新馬戦だったが、ここにも500キロのキョウワシコウに勝ったラストインパクトも大台近い498キロであった。
温かそうな日差しの中でのゲートイン。トゥザレジェンドの毛艶が今度は光って見える。先ほど見てた印象とエラク違っていいな〜なんて、やや自戒気味に思う。

中からシルクの勝負服ラストインパクトがいいスタート。外からヤマイチパートナーが押し上げて行く。内からトミケンホッパスもいい出方である。最初のカーヴに入った。ここで内のトミケンホッパスがコーナーワークで前へ。普通ここらで外は控えてジンワリ、ユッタリの流れになっていくのだが、ここでは違った。両者譲らずで並んで先行する。決して速くはないのだが、かと言って遅くもない。そんな流れで2頭が前を行く。そこから4馬身ぐらい後ろにタイセイホーネットが内で、外にラストインパクトの2頭が並走する。また3馬身ぐらい後ろをトゥザレジェンドとサンライズシルバーが並んで行く。
そんな向こう正面過ぎに動きが出る。前の2頭がややペースを落としたのを受けて、内トゥザレジェンドが前へと出ていこうと動きだしたすぐ後に、外にいたサンライズシルバーが前へと出て行く。後ろからもトゥザルミナスが順位を上げていく。
坂の下りで、再び前2頭はややペースアップ。しかし後続も前との間隔を詰めて最終コーナーへと向かう。絶好の手応えがラストインパクト。逆にトゥザレジェンドはやや手が動き出してきていた。

カーヴを廻って直線へ向かう。先行している2頭、トミケンホッパスにヤマイチパートナーもまだ余力十分。その外へラストインパクトだが、外のサンライズシルバーがもう仕掛けて前へ前へと出たがる。その真後ろではトゥザレジェンドだが、もうひとつ反応が悪い。
追い出したラストインパクト。その傍のサンライズシルバーと後続が一瞬のうちに離れてしまった。ラストインパクトは手綱をシャクるだけで馬が前と進んでいく。それも後ろとの差を少しずつながら広げて。サンライズシルバーは良く見ると内へもたれている様子。そこを何とか矯正しながら追っている。何とか粘れるかという処へ、トゥザレジェンドのまだ後ろにいたサンライズウェイがなかなかいい脚で2着争いに加わっていった。トゥザレジェンドも少し脚を使ったゴール前だが、やっとと言った感じであった。

11.5〜11.9の最後の2ハロン。数字的には少し物足りないところだが、そこをほとんど強め程度で勝ち上がったラストインパクトの鞍だった・・・。
[ ナリティー at 2012/11/28(Wed) 06:25コメント(0) ]