2013/06/25(Tue)
【栗東】
◆エルノルテ(牝、父ディープインパクト、母シーズオールエルティッシュ、栗東・音無秀孝厩舎)
音無師の期待が大きいエルノルテ

音無師の期待が大きいエルノルテ

 POGの取材時から音無秀孝調教師の期待が大きい良血馬。ちなみに、現在3歳の全兄アドマイヤオウジャは新馬、万両賞と連勝している。

 本馬は5月22日にノーザンFしがらきから栗東へ入厩。すぐにゲート試験に合格すると、6月6日には、坂路4F57.2秒を馬なりでマーク。その後も順調に坂路での追い切りを重ねており、6月19日には、レースでも騎乗予定の福永祐一騎手が跨って、先週デビューしたレッドラヴィータと併せて先着。4F53.7秒は新馬としては、上々の数字。

「距離適性はマイルあたりになると思いますが、いいスピードを持っていますし、初戦から十分に動けると思います」と同師。6月29日(土)中京芝1400m(牝)でのデビュー戦が予定されている。


◆セントーレア(牝、父シンボリクリスエス、母ポンデローザ、栗東・松永幹夫厩舎)
セントーレアは浜中騎手でデビュー予定

セントーレアは浜中騎手でデビュー予定

 先週の新馬戦では、ピオネロが快勝した松永幹夫厩舎。先週の勝ち馬と同様に、松永幹夫調教師の期待が大きい。ちなみに、近親には2010年にマーメイドS、府中牝馬Sを制したテイエムオーロラがいる血統。

 本馬はゲート試験に合格後、週2本の坂路での追い切りを消化しているが、6月19日は新馬トリックデックと併せて、先行していたとはいえ、手応え優勢で先着。坂路4F54.3秒をマークしている。「仕上がりも良くて、スピードタイプ。好メンバーの集まるレースになりそうですが、楽しみは大きいですよ」と同師。6月29日(土)中京芝1400m(牝)を浜中俊騎手でデビューする予定となっている。

◆コンゴウサクラ(牝、父アドマイヤムーン、母シアトリカルポーズ、栗東・宮徹厩舎)
 近親に京都芝2000mの新馬戦を勝ったハランデールがいる血統で、2013年JRAブリーズアップセールでは、1000万円で落札されている。

 本馬は坂路で15-15の時計を出しながら、ゲート試験に合格。本格的な追い切りは6月12日に行われているが、芝コースで3歳未勝利馬との併せ馬。レースでも騎乗予定の藤岡康太騎手が跨ったということもあるが、追走する併せ馬を楽に先着し、ラスト1Fは11.0秒の時計。なかなかの切れ味を見せている。デビュー戦は6月30日(日)中京芝1400mが予定されている。

◆モズハツコイ(牝、父クロフネ、母クールアンフルール、栗東・牧田和弥厩舎)
 近親に目立った活躍馬はいない血統だが、2012年北海道サマーセールにて、720万円で落札されている。

 本馬はゲート試験に合格後、CWと坂路を併用して追い切りを消化。6月19日の坂路では、新馬デクラレーションを後方から追走して先着。4F57.9秒と全体時計は遅かったが、ラスト1Fは12.4秒の切れ味を見せた。「もう少し全体時計の速い追い切りを予定していましたが、ラストの反応はしっかりしていましたね。初戦から動ける仕上がりにあると思います」と牧田和弥調教師。6月29日(土)中京芝1400m(牝)を北村友一騎手でデビューする予定となっている。

【美浦】
◆ウインオリアート(牝、父ステイゴールド、母ゴールドフォイル、美浦・鹿戸雄一厩舎)
 ゲート試験に合格後、坂路で古馬を相手に4F53.6をマーク。先週も古馬を相手に本馬場で追われ、遅れを取ることもなく上々の動きを見せた。「古馬と一緒に追い切っても水準以上に動くし、この感じなら初戦から楽しみが出てきた。そんなに大きくないけど、スラッとした体形からも距離は長めのところが良さそう。意外と走るかもしれない」と鹿戸雄調教師。6月30日、福島の芝1800mを蛯名騎手で予定している。同厩舎は23日の東京でデビュー勝ちしたマイネグラティアに続く新馬勝ちを狙う。

◆キネオメジャー(牡、父ダイワメジャー、母ショーコ、美浦・堀宣行厩舎)
 昨年のセレクトセールに上場され、3800万円で落札された。入厩後はゲート練習と並行し、坂路とコースで入念に乗り込まれている。先週の追い切りでは戸崎騎手にビシッと気合をつけられ、徐々に態勢が整ってきたムードだ。「まだまだ気性面で子供っぽいところはあるけど、まとまりのある馬体で芝が良さそう。現時点で距離の適性は何とも言えないけど、競馬に行って集中して走ってくれれば…」と厩舎サイド。6月30日、福島の芝1800mを戸崎騎手で予定している。

◆パシフィックギャル(牝、父ゼンノロブロイ、母アイランドファッション、美浦・手塚貴久厩舎)
 6月5日に坂路で4F51.6の好タイムを出し、その後はウッドチップコースで追い切りの本数を重ねて息を作ってきた。先週の19日には馬場の外めを回り、併せた古馬に先着と上々の動きを見せている。「ロブロイの子でビュッと切れるような感じはないけど、バテずに長く脚を使いそうなイメージ。1本目の追い切りから動いたし、気性も真面目。牝馬にしては馬格がしっかりとしているし、先々まで楽しみ」と手塚調教師。6月30日、福島の芝1800mを内田博騎手で予定している。

◆ロサギガンティア(牡、父フジキセキ、母ターフローズ、美浦・藤沢和雄厩舎)
 入厩後も順調に乗り込まれており、迫力のある馬っぷりが目につく。先週は柴田善騎手を背にウッドコースで追われ、レッドウォーリア、ダークファンタジーとの3頭併せで最も楽な手応えで駆け抜けた。「重たい馬場でも頑張って走っていたし、500キロを越す大型馬で見た目からしてパワフル。距離にも融通が利きそうだし、いいところがありそう」と藤沢和調教師。6月30日、福島の芝1800mを柴田善騎手で予定している。
[ ナリティー at 2013/06/25(Tue) 18:46コメント(0) ]
2013/06/17(Mon)
【栗東】
◆レッドラヴィータ(牝、父スペシャルウィーク、母ディクシージャズ、栗東・音無秀孝厩舎)
レッドデイヴィス半妹のレッドラヴィータ

レッドデイヴィス半妹のレッドラヴィータ

 半兄は2011年鳴尾記念など重賞3勝、同厩舎で管理されているレッドデイヴィス。兄は気性の激しさから、デビュー前に去勢された経緯があったが、本馬については「多少は気性の激しい部分も見せますが、兄ほどではありませんよ」と音無秀孝調教師。

 5月16日にノーザンFしがらきから入厩して、その後の調整は至って順調。6月12日の坂路での追い切りは、4F55.6~1F14.7秒とラスト1Fで時計を要してしまったが、併せたアエテウレシイには4馬身近く先着。週を追うごとに動きは良化している印象。デビュー戦は6月23日(日)阪神芝1800mを川田将雅騎手で予定している。

◆トラストフェアリー(牝、父ケイムホーム、母アブラシオ、栗東・羽月友彦厩舎)
 近親にダートで6勝を挙げたトラストジュゲム、2009年フローラSを制したディアジーナがいる血統。また、父産駒には2012年ファンタジーSを制し、先週のユニコーンSでは2着だったサウンドリアーナがいる。

 本馬は6月13日にレースでも騎乗が予定されている中井裕二騎手が跨って、CWで追い切り。古馬ラベンダーカラーに先行する併せ馬だったが、直線では相手を大きく突き放して先着。6F82.2秒は新馬として、トップレベルの速い時計。「距離に対する適性は限界があるかも知れませんが、いいスピードを持っていますね」と羽月友彦調教師。6月22日阪神芝1200mでのデビューが予定されている。

◆マウンテンライオン(牡、父ダイワメジャー、母プラチナチャリス、栗東・角居勝彦厩舎)
近親にGI馬がいるマウンテンライオン"

近親にGI馬がいるマウンテンライオン

 近親に2001年安田記念を制したブラックホーク、2007年NHKマイルCを制したピンクカメオがいる血統。2011年セレクトセール当歳では、1900万円で落札されている。

 本馬は、5月9日にノーザンFしがらきから栗東へ入厩。6月5日には、レースで騎乗が予定されている福永祐一騎手が跨って、CWで追い切られ、古馬リベルタスを追走して先着。6月12日は古馬トーセンケイトゥーを追走して併入。時計は決して速くないが、1600万下を追走して、互角に動くあたりに非凡さを感じる。予定されている、6月23日阪神芝1800mは好メンバーの揃う一戦になりそうだが、その中でも人気の一角に支持されるだろう。

◆アルマセクレタ(牡、父シンボリクリスエス、母アグネスキフジン、栗東・西浦勝一厩舎)
 2011年セレクトセール当歳にて、1000万円で落札。宇治田原優駿Sから、5月1日に栗東へ入厩。入念に坂路で調教を積み、6月へ函館競馬場へ移動している。

 西浦勝一調教師は「育成牧場で跨った、勝浦(正樹)騎手が『ダート適性がある』と話していたので、彼に合わせて、この番組を目標に仕上げてきた」と、6月22日(土)函館ダート1000mでのデビュー予定の経緯をコメント。すでに現地でも、追い切り時計を出しており、デビューへ向けて万全の体勢が整っている。

【美浦】
◆スローライフ(牝、父ハーツクライ、母キープザフェイス、美浦・畠山吉宏厩舎)
 昨年のセレクトセールに上場され、2700万円で落札された。母はダートの短距離戦で4勝。祖母の全姉にオークストライアルの4歳牝馬特別を制したセンターライジングがいる。ゲート試験に合格後、山元トレセンで調整して再入厩。先週の6月12日には坂路で強めに追われ、4F49.6-35.9-23.7-12.2の速い時計をマークした。「これが実質的な初時計。牧場(社台ファーム)でも常にトップクラスの組で育成されてきたし、これだけ動けば期待が高まりますね。初戦からは勿論、将来的にも楽しみな馬です」と畠山吉宏調教師。6月22日、東京の芝1400m(牝馬)を内田博幸騎手で予定している。

◆ドリームティアラ(牝、父ハーツクライ、母ゴールドティアラ、美浦・加藤征弘厩舎)
 母は統一G1・マイルCS南部杯を制した他に重賞4勝、フェブラリーS2着などダート路線で活躍。その産駒はオープン特別2勝のゴールデンハインドや現オープンのロングロウなどがコンスタントに走っている。先週の6月12日には横山典弘騎手を背にウッドチップコースで追われ、優勢の手応えで先着と順調な仕上がりを印象づけた。6月23日、東京の芝1600mを横山典弘騎手で予定している。

◆パブロワ(牝、父クロフネ、母バブルファンタジー、美浦・斎藤誠厩舎)
 昨年のセレクトセールに上場され、1750万円で落札された。伯父に菊花賞馬のザッツザプレンティ、伯母にマニックサンデー(4歳牝馬特別)、いとこにショウナンパントル(阪神JF)がおり、一族からはダービー馬のディープブリランテも出ている。ひと追い毎に時計を詰めており、先週の6月12日には坂路で4F51.2の好タイムをマークした。「骨量があり、いかにもクロフネの子という感じ。気性的にも前向きだし、初戦から楽しみにしています」と斎藤誠調教師。6月22日、東京の芝1400m(牝馬)を戸崎圭太騎手で予定している。

◆レヴアップスピン(牝、父ディープインパクト、母オリジナルスピンII、美浦・国枝栄厩舎)
 母は米G3・アーリントンワシントンBCラッシーS(ダート8F)の勝ち馬。その他にテストS2着(ダート7F)、BCジュベナイルフィリーズ3着(ダート8・5F)などG1でも好走した戦歴を持つ。現3歳の半兄シュガーパインはデビュー4戦目に東京のダート1400mで初勝利を飾っている。追分ファームリリーバレーで育成され、5月17日に入厩。先週の6月12日には蛯名正義騎手を背に坂路で追われ、3歳馬のプリンセスカママルを相手に4F51.6の好タイムをマークした。「そんなに大きくないけど、だんだんと良くなってきた。いいスピードがありそうだし、ディープインパクト産駒の牝馬らしい切れもある」と国枝栄調教師。6月22日、東京の芝1400m(牝馬)を蛯名正義騎手で予定している。

◆レッドウォーリア(牡、父ゼンノロブロイ、母ダンスーズデトワール、美浦・藤沢和雄厩舎)
 現5歳の全兄ルルーシュは昨秋のアルゼンチン共和国杯で重賞初制覇。現4歳の半兄オメガホームランは新馬勝ちの他、オープン特別のジュニアCを勝っている。じっくりと乗り込まれ、先週の6月12日にはレッドレギオン、デルカイザーとの併せ馬でゴール板を過ぎてからも緩めずに負荷をかけた。今週の水曜日(19日)には僚馬とともに早めに府中入りさせ、スクーリングを行いながら環境に慣らす方針だ。「全兄弟のルルーシュほど大きくはないけど、いい馬だよ。ひと追い毎に良くなっているし、いい感じに仕上がってきた」と藤沢和雄調教師。6月23日、東京の芝1600mを北村宏司騎手で予定している。
[ ナリティー at 2013/06/17(Mon) 20:12コメント(0) ]
2013/06/11(Tue)
【栗東】
◆ワンダフルワールド(牡、父タイキシャトル、母キャットアリ、栗東・高橋義忠厩舎)
 半兄は今年の青葉賞を勝ったヒラボクディープで、2013年JRAブリーズアップセールでは、セールで2番目に高額な2900万円で落札されている。この中間は坂路で4F58秒前後の時計を出し、本格的な追い切りはCWコースで行うというスタイル。1週前には、レースでの騎乗を予定している川田将雅騎手が跨って、古馬500万下との併せ馬。追われてからは、相手が優勢な手応えだったが、こちらが新馬ということを考えれば、ほぼ互角。6F85.0~1F12.9秒の時計は特筆するほどのものではないが、時計はまだまだ詰めることができそう。6月16日(日)阪神芝1400mでデビューする予定となっている。

◆エイシンソルティー(牝、父Tapit、母Eightyfivebroadst、栗東・西園正都厩舎)
オーナーも期待しているエイシンソルティー

オーナーも期待しているエイシンソルティー

 入厩以前から「珍しい白タピット(父と同じ芦毛)ということで、オーナーは競走馬としてだけでなく、後々は繁殖牝馬としても、大きな期待をかけている一頭。また、それだけの素質がある馬だと思います」と西園正都調教師がコメントしていた期待馬。

 5月30日のCW追い切りでは、レースで騎乗予定の福永祐一騎手が跨って、好感触を得たようだが、6月6日のCW追い切りでは、併せたグレイスフルデイズに遅れ。ただ、追走していたことや、相手の鞍上には酒井学騎手が跨っていた点を考慮すると、許容範囲の遅れ。時計は6F84.5秒と新馬としての水準はあるだけに、最終追い切りでどの程度動いてくるかといった感じ。6月15日(土)阪神ダート1200mでのデビューを予定。

◆グランシェリー(牝、父アルデバランII、母エポックサクラ、栗東・庄野靖志厩舎)
2歳新馬では、抜けて動いているグランシェリー

2歳新馬では、抜けて動いているグランシェリー

 近親にダートで4勝、芝で1勝を挙げたベルエポックがいる血統。2013年JRAブリーズアップセールでは680万円で落札されている。

 血統、セリ価格から、大きな注目を浴びる存在ではなかったが、その状況が一変したのが、6月5日の坂路での追い切り。「ジョッキー(浜中俊騎手)に感触を確かめてもらう意味でも、跨ってもらいましたが、最後まで余裕のある動き。ジョッキーに時計を伝えると『そんなに出ていました?』と驚いていたくらいなので、あまり速さを感じないんでしょうね」と庄野靖志調教師。時計は4F53.0~1F12.3秒で、現在、栗東に在厩している2歳新馬では、抜けて追い切りで動いている。デビュー戦に予定されている、6月15日(土)阪神ダート1200mでどんな走りを見せてくれるか楽しみ。なお、鞍上は浜中俊騎手。

◆シュヴァリエ(牝、父フレンチデピュティ、母タニノカリス、栗東・山内研二厩舎)
 半兄に芝中長距離で4勝を挙げているタニノエポレット、近親にNHKマイルC、日本ダービーを勝ったタニノギムレットがいる血統。

 本馬は4月18日に宇治田原優駿Sから栗東へ入厩。5月22日には、坂路で新馬ヤマニンアリエッタと併せ馬を行っているが、追走していたにも関わらず、相手を3馬身ほど突き放して先着。4F54.0秒という時計も新馬としては、水準以上の数字をマークしている。6月に入ってから、函館競馬場へ移動しており、6月15日(土)函館芝1000mか6月16日(日)函館芝1200mでデビューする予定。

【美浦】
◆シャークベイ(牡、父フジキセキ、母ワイルドフラワー、美浦・尾関知人厩舎)
 母は新馬勝ちを含め、短距離で4勝。5歳上の半兄ダノンファントムは芝1800mで新馬勝ち。4歳上の半姉スイートエスケープは短距離で3勝した。5月30日に坂路で4F52秒1をマーク。6月6日には初めてウッドチップで速めを乗られ、年長馬2頭の真ん中に入れて負荷をかけた。まだ緩さを残すが、水準以上の動きを見せている。「少しモタれるところがあるけど、それ以外は乗りやすいタイプ。走りそうな雰囲気はあるし、稽古どおりに動けば初戦から楽しみ。まだ脚元が固まっていないので最初はダートから使っていくけど、しっかりしてくれば芝にも対応できると思います」と尾関知人調教師。6月15日、東京のダート1400mを内田博幸騎手で予定している。

◆デルカイザー(牡、父キングカメハメハ、母シェリール、美浦・藤沢和雄厩舎)
 3歳上の半兄ムスカテールは今年の目黒記念を制した。6月5日には坂路でレッドウォーリア、レッドレギオンを追走する態勢から仕掛け気味に追われ、4F54秒2をマークした。「ちょうどいい追い切りができた。若い馬なので張り切り過ぎないように乗っているけど、牧場でも順調に乗り込んできたし、ひと追い毎に良くなっている」と藤沢和雄調教師。デビュー戦は6月16日、東京の芝1600mを検討している。今週の動き次第で次週以降に延ばす可能性も…。

◆マイネルガヴァナー(牡、父サウスヴィグラス、母レースミストレス、美浦・矢野英一厩舎)
 近親に重賞2勝のナムラマース、ダートで5勝したエアティアーモがいる。6月5日はウッドチップで追われ、半マイルから時計を出した。「牧場でも乗り込んできたし、すごく雰囲気がいいですね。血統的にはダート向きだけど、非常に柔らかい身のこなしで芝にも対応できそうな感じがある」と矢野英一調教師。6月15日、東京のダート1400mを柴田大知騎手で予定している。

◆リターンラルク(牡、父ディープインパクト、母リターンキャスト、美浦・大竹正博厩舎)
 7歳上の半兄オーシャンエイプスは新馬戦を8馬身差で圧勝した素質馬。おじにセントウルSを連覇した他、オープン特別を4勝したゴールデンキャストがいる。6月6日はウッドチップで5Fから速めのところを乗られ、古馬を相手に軽快なフットワークを見せた。「まだまだ馬は幼いけど、柔らかくて上質のバネがありそう。気持ちが勝っているし、初戦から動けると思います」と大竹正博調教師。6月16日、東京の芝1600mを戸崎圭太騎手で予定している。
[ ナリティー at 2013/06/11(Tue) 05:05コメント(0) ]
2013/06/04(Tue)

【栗東】
◆ツィンクルソード(牡、父デュランダル、母ツィンクルブライド、栗東・松永昌博厩舎)
大人しくて素直なツィンクルソード

大人しくて素直なツィンクルソード

 半兄に2004年デイリー杯2歳S、2005年シンザン記念を勝ったペールギュントや芝で6勝を挙げたフェリシタルがいる良血。気性の激しい一族という印象があるが「そういう話を聞いていましたが、この馬はすごく大人しくて素直ですよ」と松永昌博調教師。

 5月22日に坂路で先週デビューしたダンスールクレールと併せ馬を行っているが、この時にレースでも騎乗予定の福永祐一騎手が跨っている。時計は4F56.2秒と遅かったが、終始手応えに余裕があり、初戦から動けそうな素軽さがある。6月8日(土)阪神芝1200mでデビューする予定となっている。

◆クールオープニング(牡、父マンハッタンカフェ、母ファレノプシス、栗東・橋口弘次郎厩舎)
キズナの甥、クールオープニング

キズナの甥、クールオープニング

 半姉に新馬、りんどう賞と連勝したラナンキュラスがおり、母は現役時代にG1を3勝。そして、おじは今年の日本ダービーを制したキズナという良血馬。

 本馬は5月10日にゲート試験を合格。5月29日には、レースで騎乗予定の武豊騎手が跨って、DPでピークトラムとの併せ馬。内で同入して、6F80.0秒と時計的には水準レベルも、動きには余裕がある印象。「いいスピードを持っていますね」とは橋口弘次郎調教師。デビュー戦は6月9日(日)阪神芝1400mを予定している。

◆ケイティーズスター(牝、父ネオユニヴァース、母ケイティーズベスト、栗東・角田晃一厩舎)
近親にはGI馬多数のケイティーズスター

近親にはGI馬多数のケイティーズスター

 近親には、2007年ジャパンカップなど、国内外のGIで3勝を挙げたアドマイヤムーン、5連勝でスプリンターズS(2008年)を制したスリープレスナイト、6連勝でエリザベス女王杯(1994年)を制したヒシアマゾンなど、名馬がずらりと揃う血統。

 本馬は5月1日にゲート試験に合格しているが、坂路とCWで入念に追い切りを重ねており、調教量は豊富。5月29日のCWでは、古馬カチューシャを追走して、僅かながら先着する動き。時計も6F82.0秒と新馬としてはトップクラスの数字をマークしている。6月9日(日)阪神芝1400mを北村友一騎手でデビューする予定となっている。

◆キンググレー(牡、父チチカステナンゴ、母クイーンブルー、栗東・領家政蔵厩舎)
 半兄に芝で3勝を挙げているカイシュウボナンザ、近親に2003年東京オータムジャンプを勝っているテンビーエースなどがいる血統。

 本馬は5月17日にゲート試験に合格し、その後、本格的な追い切りを開始。5月29日に芝コースで新馬ファイトバックらと3頭併せを行い、最内から2馬身ほど遅れる形でゴール。5F65.6秒は決して速くないが、最後の1Fは11.3秒で伸びており、決して悪くない。むしろ、この追い切りで状態がアップしてくる可能性が予測される。デビューは6月8日(土)阪神芝1200mが予定されている。

【美浦】
◆アピシウス(牡、父スペシャルウィーク、母プレシャスラバー、美浦・藤沢和雄厩舎)
 2010年&11年の新潟記念を連覇するなど重賞3勝と活躍しているナリタクリスタルの全弟。一昨年のセレクトセールに上場され、2100万円で落札された。速い時計は出さずとも併せ馬で丹念に乗り込まれており、至って順調に態勢を整えてきている。「馬っぷりがいいし、なかなか楽しみな馬だよ」と藤沢和雄調教師が言えば、ここ2週の追い切りに騎乗している内田博幸騎手も「まだ何とも言えないけど、いいモノは持っていそう。ゆったりと走れる広いコースは合うんじゃないかな」と上々の感触だ。今週は木曜日に府中入りさせ、パドックや馬場などをスクーリングする予定。6月9日、東京の芝1800mを予定している。

◆ウインマーレライ(牡、父マツリダゴッホ、母コスモチェーロ、美浦・高木登厩舎)
 父は現2歳が初年度産駒。本馬はコスモヴューファームの坂路で2歳レコードを叩き出したこともあり、入厩前から話題を集めていた。2歳上の半姉マイネヒメルは現3勝を挙げている。ここ2週はウッドチップで5F65秒台の好時計を出しており、2日の日曜日にも坂路で4F54秒9-11秒8の時計をマークした。「まだ物見をしたりして気性的な幼さがあるけど、平均的にスピードを持続できそうなタイプ。これだけの時計で動けていることからも能力はあると思うし、大トビで長めの距離が良さそう」と高木登調教師。6月9日、東京の芝1800mを丹内祐次騎手で予定している。

◆マイネルフロスト(牡、父ブラックタイド、母スリースノークロス、美浦・高木登厩舎)
 おじにダートの短距離で通算6勝をマークしたスリージェムがいる。先週の5月29日には僚馬のウインマーレライを追走する態勢からビッシリと併せ馬で追われ、評判馬と互角か、それ以上の動きを見せた。こちらも同じく6月9日、東京の芝1800mを三浦皇成騎手で予定している。

◆カヴァリエール(牡、父エアジハード、母フェイムドグレイス、美浦・新開幸一厩舎)
 兄姉はコンスタントに勝ち上がっており、4歳上の半兄に現オープンのマルカバッケン、3歳上の半姉にオープン勝ち(紅梅S)のモアグレイス、1歳上の半兄に新馬勝ちしたグレイスフルデイズがいる。4月19日に入厩してから順調に乗り込まれており、ひと追い毎に反応が良化している印象だ。「追い切りでは前に並びかけるときの姿勢がいいし、水準以上の動きを見せている。いいスピードがありそうだし、安定して走る血統的にも初戦から楽しみ」と新開幸一調教師。6月8日、東京の芝1400mを田中勝春騎手で予定している。

◆マイネルギャルソン(牡、父マツリダゴッホ、母マイネデセール、美浦・伊藤圭三厩舎)
 マイネルラヴ産駒の母はオープン特別のカンナSを勝っている。一族には2008&09年の中山大障害を連覇したキングジョイ、オープン特別を2勝したメイショウサライなどがいる。ここ2週の追い切りで好気配の動きを見せており、「フットワークがいいし、気性も前向き。初戦から楽しみ」と伊藤圭三調教師。6月8日、東京の芝1400mを柴田大知騎手で予定している。
[ ナリティー at 2013/06/04(Tue) 05:43コメント(0) ]