2013/11/26(Tue)
【栗東】
◆サングレアル(牝、父ゼンノロブロイ、母ビワハイジ、栗東・松田博資厩舎)
 2011年ジャパンCをはじめ、G1を5勝したブエナビスタ、2011年阪神JFを制したジョワドヴィーヴルなど、兄姉に活躍馬が多く、POGでは、必ず上位人気する血統。

 本馬は10月16日にノーザンFしがらきより栗東へ入厩。ゲート試験合格後はCコースでの追い切りを中心に、調教を積んでおり、11月20日には6F84.0秒をマーク。併せた新馬には遅れてしまったが、相手は先週デビュー勝ちを決めたタガノグランパ。そこは仕方のないところだろう。11月30日(土)阪神芝1600mを岩田康誠騎手でデビューする予定。

◆レモンティー(牝、父タイキシャトル、母アドマイヤプルート、栗東・中尾秀正厩舎)
 母アドマイヤプルートは同厩舎で管理され、芝1200mで3勝。その初仔となる。近親には芝で4勝を挙げたダイナミックウインがいる血統。

 本馬は11月13日のDコース、ポリトラック馬場で新馬アドマイヤアロマを追走して、馬なりで先着する素軽さを見せ、翌週20日はCコースで、古馬サダムロードショーに先行する併せ馬で一杯に追われて、なんとか併入。「ウッドチップ(CW)では動きにくいのか、目立ちませんでしたが、ポリトラックでは軽快は動きを見せていますよ」と中尾秀正調教師。12月1日(日)阪神芝1400m(牝)を幸英明騎手でデビューする予定。

 また、おばに2010年オークスを優勝したサンテミリオンがいる、ミッキーボクサーは11月30日(土)阪神芝1600mを秋山真一郎騎手でデビューする予定となっている。

◆ウォーヘッド(牡、父ウォーエンブレム、母アルスノヴァ、栗東・池江泰寿厩舎)
 母は未勝利、エリカ賞と連勝後に現役を引退した未完の素質馬。おじには、クラシック三冠、G1を5勝挙げているオルフェーヴルがいる血統。

 本馬は10月17日に吉澤ステーブルWESTから栗東へ入厩。11月20日にCコースでトーセンスターダムに先行する併せ馬で遅れてしまったが、相手は先週の京都2歳Sを完勝。それに1馬身遅れなら、悲観する内容ではない。デビュー戦は11月30日(土)中京ダート1800mが予定されている。

◆アルマミーア(牝、父ディープインパクト、母ライヴ、栗東・中竹和也厩舎)
 半兄にダート1800mで3勝を挙げたエンリルがいる血統。父と母父の配合は、2013年日本ダービーを優勝したキズナや2013年桜花賞を優勝したアユサンなど、大舞台での活躍馬を多く出している。

 本馬は11月20日に坂路で新馬ポイントパイパーと併せ馬を行い、追走して先着。時計は4F55.9秒と地味だが、併せ馬では常に前に出る動きを見せており、前向きさを感じる走りが魅力。11月30日(日)阪神芝1600m(牝)を福永祐一騎手でデビューする予定となっている。

【美浦】
◆アカノジュウハチ(牡、父ゼンノロブロイ、母ルビア、美浦・尾関知人厩舎)
 2012年のセレクトセールに上場され、1500万円で落札された。半姉に新馬勝ちを飾り、菜の花賞2着のルビーレジェンドがいる。ひと追い毎に素軽さを増し、先週の11月21日にはウッドチップで好気配の動きを見せた。

「段々とヤンチャなところも出てきたけど、稽古を積む毎に良くなっている。ロブロイの子で切れるというより、どちらかと言えば長く脚を使えそうなイメージですね」と尾関知人調教師。11月30日、中山の芝1800mを田中勝春騎手で予定している。

◆クラシックメタル(牡、父クロフネ、母ネオクラシック、美浦・二ノ宮敬宇厩舎)
 ダービー馬フサイチコンコルド、皐月賞馬アンライバルドの甥っ子に当たる血統馬。先週の11月20日には横山典弘騎手が跨り、ポリトラックで1F11秒台とシャープな走りを見せた。

「まだ軽さばかりが目立つけど、馬体は十分に出来ている。乗った感じからも現段階では芝向きだと思う」と三浦調教助手。11月30日、中山の芝1800mを予定している。

◆ストラクチャード(牡、父コンデュイット、母クルーピアスター、美浦・矢野英一厩舎)
 菊花賞馬アサクサキングスの半弟、皐月賞馬ジェニュインの甥っ子に当たる血統馬。前週の東京でデビュー予定だったが、痛恨の除外でスライドすることになった。

「まだ全体的に緩くて気性的にも幼いところがあるけど、心臓はいい。実戦で集中して走れるかどうかがポイント。血統的にも楽しみはある」と矢野英一調教師。12月1日、中山のダート1800mを予定している。

◆ヒラボクダービー(牡、父ステイゴールド、母ウィンヒストリー、美浦・国枝栄厩舎)
 2011年のセレクトセールに上場され、2100万円で落札された。祖母のタレンティドガールはエリザベス女王杯の勝ち馬。いとこに現オープンのエーシンホワイティ、一族からはヴィクトリアマイルを制したホエールキャプチャなどの活躍馬が出ている。先週の11月20日には北村宏司騎手を背にウッドチップで長めから時計を出し、水準以上の好時計をマークした。

「稽古でも動いたし、いい感じなんじゃないかな。ジョッキーの感触も良かったし、いいところがありそうだよ」と国枝栄調教師。11月30日、中山の芝1800mを予定している。
[ ナリティー at 2013/11/26(Tue) 05:33コメント(0) ]
2013/11/19(Tue)
【栗東】
◆クレアドール(牝、父ハーツクライ、母ホワットケイティーディド、栗東・松永幹夫厩舎)
 半姉は5連勝でスプリンターズSを制したスリープレスナイト(父クロフネ)で、近親には、2007年ジャパンCなど、国内外のG1を3勝したアドマイヤムーン(父エンドスウィープ)がいる血統。

 9月27日にノーザンFしがらきから栗東へ入厩しているが「牝馬ですが、飼葉をしっかり食べてくれるので、調整に困ることはありませんね。姉はスプリンターズSを勝っていますが、この馬は胴が長くて、気性的にもおっとりしているので、もっと長い距離でも活躍できるイメージです」と松永幹夫調教師。11月13日はCコースで、古馬メイショウツバクロとの併せ馬だったが、最後は相手を突き放して先着。6F83.4秒と時計は特筆するほどではないが、水準の時計は出ている。11月22日(土)京都芝1600mを武豊騎手でデビューする予定となっている。

◆ナッハフォルガー(牡、父ウォーエンブレム、母クリックヒア、栗東・中竹和也厩舎)
 全兄ダノンプログラマーは芝1400mから芝1600mで5勝を挙げているオープン馬。近親には、1993年の桜花賞、オークスを制したベガ(父トニービン)がいる血統で、2011年セレクトセール当歳にて、3700万円で落札されている。

 本馬は一旦栗東へ入厩した後、放牧に出され、再度入厩する形。11月14日に坂路で古馬ハギノサキガチと併せ馬。4馬身ほど追走したこともあり、最後は追いつけなかったが、力強い走りを見せた。4F55.8秒と時計は遅いが、中身の濃い併せ馬と判断したい。デビュー戦は、11月22日(土)京都芝1600mを幸英明騎手で予定している。

◆サトノブレゲ(牡、父アドマイヤムーン、母スマイルトゥモロー、栗東・西園正都厩舎)
 11月24日(日)東京芝2000mを内田博幸騎手でデビューする予定だが、当日はジャパンCが行われる。父アドマイヤムーンは2007年の同レースを制しており、母スマイルトゥモローは2002年オークスを優勝。東京競馬場にゆかりのある血統。なお、本馬は2011年セレクトセール当歳にて、4600万円で落札されている。

 西園正都厩舎のアドマイヤムーン産駒といえば、今年のスプリンターズSで2着したハクサンムーンがいるが「タイプが全然違うので、こちらは長い距離に適性がある」とは西園正都調教師。確かに、11月13日のCコースでの追い切りでは、新馬3頭で併せ馬をして、一番遅れた。攻め駆けするハクサンムーンとはタイプが違うようだ。実戦で、どのような走りを見せてくれるか楽しみ。

(牝、父エイシンサンディ、母エイシンサンデリー
栗東・境直行厩舎
 2012年北海道オータムセール1歳にて、280万円と手頃な価格で取引されている馬だが、近親には米子Sなど、芝で6勝を挙げているエーシンミズーリやフェニックス賞を勝ったエーシンセノーテがいる血統。

 本馬は11月13日にCコースで先週デビューしたブラックカイト(6着)と併せて、先行していたとはいえ先着。6F84.6-1F12.7秒と水準の時計をマーク。それまでの追い切り本数が少なかっただけに、このひと追いでぐんと良化してきそうな気配もある。デビューは11月24日(日)京都芝1400mを小坂忠士騎手で予定している。

【美浦】
◆アンヴェイルド(牡、父ディープインパクト、母ヴァイオレットラブ、美浦・戸田博文厩舎)
 2011年のセレクトセールにおいて4900万円で落札された。フジキセキ産駒の半姉コイウタはヴィクトリアマイルの勝ち馬。2歳上の全兄ベールドインパクトはオープン特別2勝、京都新聞杯2着、菊花賞4着、京都記念2着などの戦歴を残した。「まだ気持ちの面にムラがあるけど、軽い感じで背中もいいですね。あとは実戦に行って集中して走ってくれれば血統的にも楽しみです」と斎藤調教助手。11月24日、東京の芝2000mを福永祐一騎手で予定している。

 僚馬のクロフネフリート(牡、父クロフネ、母フローレンスガール)は、「大型馬のわりに重々しさは感じません。いいスピードがありそうだし、距離的にはマイルぐらいが良さそうです」とのこと。同日のダート1600mを福永騎手で予定している。

◆ジョニー(牡、父Danehill Dancer、母フレンドリー、美浦・藤沢和雄厩舎)
 Halling産駒の半兄レッドスティングは芝2000mで2勝した。近親にはフェアリーS2着のアイアムネオがいる。「アカ抜けた体つきをしているし、フットワークは芝向き。いかにも広々としたコースが良さそうだし、いいところがありそうです」と津曲調教助手。11月24日、東京の芝2000mをウィリアム・ビュイック騎手で予定している。

◆ホルボッシュ(牡、父チチカステナンゴ、母ヴァンドノワール、美浦・藤沢和雄厩舎)
 ウォーエンブレム産駒の半姉ブラックエンブレムは秋華賞の勝ち馬。近親にはナリタセンチュリー(重賞2勝、宝塚記念2着)、ニシノナースコール(エンプレス杯)などがいる。「血統馬らしく、素軽い動きを見せている。いいスピードがありそうなタイプです」と津曲調教助手。11月23日、東京の芝1600mを北村宏司騎手で予定している。

◆ミスアシング(牝、父キングカメハメハ、母エルノヴァ、美浦・堀宣行厩舎)
 サンデーサイレンス産駒の母はステイヤーズS2着、エリザベス女王杯3着などの戦歴を残した。Smart Strike産駒の半姉マーヴェリックスは現1勝。近親にはニュージーランドT2着のセイクレットレーヴ、オースミタイクーン(重賞2勝)、マチカネオーラ(中京記念)などがいる。「ゲート試験を受けてから牧場に戻し、この秋に再入厩。カイ食いの細い牝馬なので控えめな調整課程だけど、動き自体は悪くない。ためれば切れる脚を使えそうなイメージです」と厩舎陣営。11月23日、東京の芝1600mを石橋脩騎手で予定している。
[ ナリティー at 2013/11/19(Tue) 08:22コメント(0) ]
2013/11/14(Thu)
サンソヴール 父キングカメハメハ 母サンヴィクトワール

じんま疹が出てデビュー予定が延びてしまったが、アフターケアは万全で、乗り込みも入念。1週前追い切りで一杯に追われており、13日は美浦Wコースで4ハロン55秒0と控えめながら、軽快な動きは目を引き、臨戦態勢はきっちり整っている。現在オープンで活躍しているユニバーサルバンクは叔父。「追ってから味がある。初戦から楽しみ」と斎藤調教師の期待は大きい。

マダムインパリ 父フレンチデピュティ 母 パールチケット
美浦の坂路やポリトラックでじっくりと乗り込まれ、仕上がりの良さが目立つ。「地味だけどソコソコ動けそう。意外性があるかもしれません」。大和田調教師は笑みを浮かべながらPRする。馬体重430キロと小柄ながら、機敏な動きで追い切りの時計は標準以上。一族には1987年のGIII新潟3歳S(現・新潟2歳S)勝ち馬グリンモリーがいる。「多少、他馬を気にするので、できれば外枠が欲しい」という。
[ ナリティー at 2013/11/14(Thu) 07:28コメント(0) ]
2013/11/12(Tue)
ボージェスト(牝2、栗東・友道厩舎)
父:キングカメハメハ母:アドマイヤグルーヴ母父:サンデーサイレンス

昨シーズンはディープインパクトの躍進により、2年続けて守ってきたリーディングの座を明け渡したとはいえ、勝利数、獲得賞金とも大幅に上積みしたキングカメハメハが父。コンスタントに勝ち上がるうえ、豊富な成長力にも定評があり、ローズキングダム(朝日杯FS、ジャパンカップ)、ルーラーシップ(クイーンエリザベス2世C)、歴史的な名牝のアパパネ(阪神JF、桜花賞、オークス、秋華賞、ヴィクトリアマイル)らをはじめ、スプリント部門のロードカナロア(スプリンターズS、香港スプリント、高松宮記念、安田記念)、ダートへはホッコータルマエ(かしわ記念、帝王賞)、ハタノヴァンクール(ジャパンダートダービー、川崎記念)、タイセイレジェンド(JBCスプリント)など、様々なカテゴリーに一流馬を送り出している。JRA賞最優秀古牝馬に輝いたアドマイヤグルーヴ(その父サンデーサイレンス、エリザベス女王杯2回など重賞を5勝)が母。同馬の姉兄にアドマイヤテンバ(4勝)、アドマイヤセプター(現5勝、京阪杯2着)、アドマイヤトライ(現1勝)がいる。祖母は年度代表馬のエアグルーヴ(オークス、天皇賞・秋など重賞7勝)であり、叔父にもフォゲッタブル(ステイヤーズS、ダイヤモンドS)、ルーラーシップ(クイーンエリザベスCなど重賞5勝)らがいる華麗なる一族である。馬主を対象とした社台グループオーナーズに総額5000万円でラインナップされた。ノーザンファーム早来で順調にペースアップ。9月25日、栗東に到着した。環境の変化に動じた様子もなく、涼しい顔でメニューを消化。10月23日、2度目のチャレンジでゲート試験をパスする。この血統らしく、しなやかなフットワークが特徴。追い切りを重ねても体力的に余裕があり、スムーズに出走態勢が整った。

レッドロンメル(牡2、栗東・石坂厩舎)
父:スペシャルウィーク母:シェアザストーリー母父:コマンダーインチーフ

シーザリオ(オークス、アメリカンオークス)やブエナビスタ(ジャパンCなどG1を6勝)を送り出したスペシャルウィークが父。母父マルゼンスキーの影響を受け、牡にはゴルトブリッツ(帝王賞)、ローマンレジェンド(東京大賞典)など、ダートで強さを発揮する産駒も多い。この世代も優秀な繁殖を集めているだけに、新たなスターが誕生して不思議はない。 母シェアザストーリー(その父コマンダーインチーフ)は1勝のみで引退したが、その姉兄のデュアルストーリー(4勝)やアドマイヤベッカム(4勝)、半弟ディオスクロイら、活躍馬がずらりと並ぶファミリー。祖母はG1・ナタルマSを制したディアブロズストーリーだ。同馬の半姉にクイーン賞など現4勝のレッドクラウディアがいる。東京サラブレッドクラブにて総額3600万円で募集された。ノーザンファーム早来で順調に乗り込まれ、8月31日にはNFしがらきへ。9月25日、栗東に到着した。坂路での15-15と並行してゲート練習を進め、10月10日の試験をパス。フットワークが大きく、長く脚が持続しそうなタイプである。当初は集中力に欠く面を見せていたものの、本格的な追い切りを重ねるようになってスピート感も加わってきた。初戦から十分に動ける態勢が整っている。


サトノジェイド(牝2、美浦・堀厩舎)
父:Cape Cross母:Mystic Lips母父:Generous

父はケープクロス。シーザスターズ(英ダービー、凱旋門賞をはじめG1を6勝)、ウィジャボード(英オークス、BCフィリー&メアターフ2回などG1を7勝)ら、次々とスーパーホースを送り出している。日本ではロジユニヴァース(ダービー)の母父としても有名だ。
母ミスティックリップス(その父ジェネラス)はG1・ドイツオークスの勝ち馬。独1000ギニーも2着した。同馬はフランス産だが、母も後を追って輸入され、現在はノーザンファームに繋養されている。曾祖母マジョリタートがドイツの2冠牝馬であり、エイシンフラッシュ(ダービー、天皇賞・秋)もこの一族の出身である。 昨年1月、日本に到着し、ノーザンファーム早来で順調に育成。本年7月にはNFしがらきに移り、さらに磨きがかけられた。9月20日、美浦に入厩。27日のゲート試験にスピード合格する。大切に手順を踏み、いったん短期放牧を挟んで10月19日に帰厩すると、予定どおりに追い切りを消化してきた。牝ながらイライラした素振りを見せず、飼い食いも安定しているため、しっかり乗り込めるのが心強い点。ラストの反応もひと追いごとに良化している。
[ ナリティー at 2013/11/12(Tue) 19:03コメント(0) ]
2013/11/11(Mon)
◆エイシンブルズアイ(牡、父Belgravia、母Miss Fear Factor、栗東・野中賢二厩舎、
 野中賢二調教師が「乗り手がみな絶賛する」という素質馬で、ゲート試験時には騎乗していた川島信二騎手が「速い」という言葉を残してゲート出た馬。速いのはゲートだけでなく、中間の追い切りでもスピードのある動きを見せている。
 まずは10月30日の坂路追い切り。2F目に12.7秒をマークしているが、このラップなら、最後は止まるという時計。それを最後まで伸びて、4F51.3秒。この動きと時計に驚いたのはもちろんだが、坂路だけ時計が出るというタイプはいる。
 そんなわけで、11月6日のCコースでの追い切りには注目していたが、古馬ピクシープリンセスと併せても互角、むしろ、それ以上の動き。6F82.1-1F12.5秒という時計はもちろんだが、それ以上に追って伸びる走りに印象が残った。現時点では文句のつけようがない動き。デビューが予定されている、11月16日(土)京都芝1600mでは、きっちり結果を出してくれるのではないだろうか。なお、鞍上は福永祐一騎手を予定している。

◆ワールドインパクト(牡、父ディープインパクト、母ペンカナプリンセス、栗東・友道康夫厩舎)
 全兄ダノンジェラートは芝中距離で4勝を挙げており、3歳時にはセントライト記念3着という重賞実績もある。また、全姉ロジプリンセスは東京芝1800mで新馬勝ちしている。
 本馬は函館競馬場でゲート試験に合格。その後、一旦放牧に出されて、栗東へ入厩しているが、当初の動きはさほど目立っていなかった。それが、11月6日のCコースで動きが一変。古馬グリッターウイングを追走する併せ馬だったが、道中じわじわ差を詰めて、最後は相手を突き放す動き。1F12.3秒はなかなかの伸びだった。これなら初戦からしっかりと動いてくれそう。11月17日(日)京都芝1800mを岩田康誠騎手でデビューする予定となっている。

◆ヴェルメンティーノ(牝、父ダイワメジャー、母ドメーヌ、栗東・須貝尚介厩舎)
 兄姉に活躍馬はいないが、母はチリ2歳牝馬チャンピオンで、母系はチリで活躍している。ちなみに父はダイワメジャーだが、その産駒、カレンブラックヒルがNHKマイルCを勝っている。
 本馬は10月30日にCコースでアスカクリチャンと併せ馬。遅れてしまったが、自分より格上、まして、その週末に重賞(アルゼンチン共和国杯)を勝った馬と併せているのだから、仕方ない結果だろう。それよりも、6F81.6秒と速い時計を出していたことを評価したい。この追い切りの効果なのか、11月6日の坂路では新馬ワールドダンスと併せて3馬身ほど先着。1週前追い切りとしては十分に動いている。11月16日(土)京都ダート1400mを秋山真一郎騎手でデビューする予定。

◆メイショウサンキチ(牡、父フレンチデピュティ、母メイショウオスカル、栗東・安達昭夫厩舎)
 母は同厩舎で管理され、フローラS、福島牝馬Sを勝った重賞ウイナー。近親には、フサイチコンコルドが勝った、1996年日本ダービーで3着になったメイショウジェニエがいる血統。
 本馬はゲート試験合格後、Cコースでの追い切りを中心に積み重ねているが、10月30日の動きは今ひとつ。ただ、11月7日は時計こそ遅いものの、前にいた他厩舎の馬を追走して、ゴールで併入。馬なりで6F86.5-1F12.9秒をマークした。デビュー戦だが、芝かダートを思案中ということで、11月17日(日)の京都芝1800mもしくは京都ダート1800mを予定。鞍上は追い切りにも騎乗している武幸四郎騎手が予定されている。

【美浦】
◆アスコルティ(牝、父デインヒルダンサー、母リッスン、美浦・国枝栄厩舎)
 Sadler's Wells産駒の母は英GIのフィリーズマイル(芝8F)を勝っており、いとこに英2000ギニーなどGIを4勝したHenrythenavigatorがいる。先週の11月6日には坂路で4F51.1秒の好タイムをマークした。「ゲートを出てからのダッシュも速いし、いいスピードがありそう。調教でも動いているし、稽古どおりなら初戦から楽しみ」と国枝調教師。11月17日、東京の芝1400mを後藤浩輝騎手で予定している。

◆カノーロ(牝、父ディープインパクト、母ソニックグルーヴ、美浦・堀宣行厩舎)
 名牝・エアグルーヴの孫。アドマイヤグルーヴ、フォゲッタブル、ルーラーシップ、グルヴェイグなどの姪っ子に当たる良血だ。「カッとなりやすい気性だけど、この馬に乗った人の誰もが身のこなしの良さを評価している。しまいの反応もしっかりとしているし、軽い走りで切れる脚を使えそう。もう少し落ち着いてくれれば理想的だけど、血統的にも楽しみ」と橋本調教助手。11月16日、東京の芝1600m(牝馬)を戸崎圭太騎手で予定している。

 堀厩舎からは仏国産馬のサトノジェイド(牝、父Cape Cross、母Mystic Lips)もスタンバイ。こちらは「しっかりと攻め馬を詰めているし、ひと追い毎に体つきも締まってきた。どちらかと言えば長く脚を使えそうなイメージ」とのこと。11月17日、東京の芝1800mを石橋脩騎手で予定している。

◆サンソヴール(牝、父キングカメハメハ、母サンヴィクトワール、美浦・斎藤誠厩舎)
 叔父に京都新聞杯2着など現オープンで活躍中のユニバーサルバンクがいる。蕁麻疹が出て予定を延すことになったが、むしろ十分に乗り込めたのはプラス材料だ。「まだ体質的な弱さはあるけど、追ってからの反応がいい。気持ちも前向きだし、初戦から動けると思います」と斎藤調教師。11月6日、東京の芝1600m(牝馬)を田辺裕信騎手で予定している。

◆スウィートレイラニ(牝、父ディープインパクト、母ウィキウィキ、美浦・二ノ宮敬宇厩舎)
 全姉にローズS3着のウリウリ、現1600万下のエンドレスノットがいる。「この血統は敏感でテンションが上がりやすいようだけど、速いところに行けば大丈夫。反応がいいし、ジョッキーも手応えを掴んでくれている。しっかりと走れば初戦から楽しみ」と篠原調教助手。11月16日、東京の芝1600m(牝馬)を蛯名騎手で予定している。
[ ナリティー at 2013/11/11(Mon) 18:44コメント(0) ]
2013/11/06(Wed)
ボビンレース(牝2、美浦・新開厩舎)
父:コンデュイット母:レースウィング母父:バブルガムフェロー

ブリーダーズCターフ(2回)、英セントレジャー、キングジョージ6世&クイーンエリザベスSを制したコンデュイットのファーストクロップ。重厚な血脈であり、晩成タイプが多いと思われるものの、ジャパンCを4着し、高速ターフへの適性も示した。 母レースウィング(その父バブルガムフェロー)は5勝をマーク。その兄姉にアドマイヤレース(5勝)やアドマイヤリッチ(6勝)、地方のオープン2勝を含む現7勝のトーセンアレスが半弟にいる。同馬の兄姉にもポイマンドレース(4勝)、グリッターウイング(現4勝)、クローバーリーフ(現3勝)など、活躍馬がずらり。サンデーサラブレッドクラブの所属となり、総額1600万円で募集された。ノーザンファーム空港でしっかりと育成された。5月に右前を捻挫するアクシデントがあったものの、無事に乗り越えてペースアップ。8月26日、美浦へ移動する。ゲート練習に少し時間がかかったものの、10月18日の試験をパス。坂路での15-15も並行して行われていたため、本格的な追い切りに移行すると、めきめき頭角を現してきた。この母系ならではのパワーが伝わってくる。反応も鋭い。

カノーロ(牝2、美浦・堀厩舎)
父:ディープインパクト母:ソニックグルーヴ母父:フレンチデピュティ

稀代のスーパーホースであり、スタリオン入りしてからも日本競馬を牽引するディープインパクトの産駒。ファーストクロップから次々とG1ウイナーを送り出し、今春もダービー(キズナ)、桜花賞(アユサン)を手中に収めている。この世代も大挙してクラシック戦線に臨むことになろう。 母ソニックグルーヴ(その父フレンチデピュティ)は未出走だが、祖母がオークスや天皇賞・秋を制したエアグルーヴという魅力の血脈。母の半姉にアドマイヤグルーヴ(エリザベス女王杯2回など重賞5勝)、半弟にはフォゲッタブル(ステイヤーズS、ダイヤモンドS)、ルーラーシップ(クイーンエリザベスCなど重賞5勝)らがいる。現1勝のアドマイヤキンカクは同馬の全兄。サンデーサラブレッドクラブにて総額4000万円で募集された。ノーザンファーム空港で基礎固めされ、7月20日、美浦に入厩。8月2日のゲート試験を1回でクリアした。繊細な体質や飼い食いの細さに配慮し、いったん北海道に戻って乗り込みを進め、10月17日に帰厩する。前向きな気性であり、仕上がりは早いタイプ。セーブ気味に追い切りを重ねてきたが、軽快な動きが目を引く。非凡な才能は疑いようがない。

レッドアルゴ(牡2、栗東・友道厩舎)
父:クロフネ母:ハリウッドドリーム母父:バブルガムフェロー

前3年の総合サイアーランキングでは、3、2、5位と抜群の安定度を誇っているクロフネが父。スピード豊かな産駒が多く、芝・ダートを問わずコンスタントに勝ち上がるうえ、フサイチリシャール(朝日杯FS)、スリープレスナイト(スプリンターズS)、カレンチャン(スプリンターズS、高松宮記念)、ホエールキャプチャ(ヴィクトリアマイル)らのトップクラスを送り出している。 母ハリウッドドリーム(その父バブルガムフェロー)は1勝のみに終わったが、祖母のオリンピアデュカキスがイタリア1000ギニーなど重賞を3勝した名牝だ。同馬の半兄に阪急杯やCBC賞(2回)を制したマジンプロスパーがいる。セレクトセール(1歳)にて2100万円で落札。東京サラブレッドクラブの所属となり、総額2400万円で募集された。 一時は570キロもの体重を誇った超大型でありながら、整ったバランスの持ち主。ノーザンファーム空港できちんと態勢が整えられたうえ、9月20日、栗東に移動した。10月4日のゲート試験に合格。ひと追いごとに進歩を示し、先週のウッドコースでは古馬オープンのグリッターウイングをコンマ5秒ほど追走し、クビ差の先着を果たした。とてもパワフルな一方、イメージ以上にフットワークは軽く、芝適性も高いと思われる。
[ ナリティー at 2013/11/06(Wed) 13:27コメント(0) ]
2013/11/06(Wed)
【栗東】
◆レッドアルゴ(牡、父クロフネ、母ハリウッドドリーム、栗東・友道康夫厩舎)
 半兄にCBC賞連覇など、重賞3勝を挙げているマジンプロスパーがいる血統。また、本馬は2012年セレクトセール1歳にて、2000万円で落札されている。
 本馬はゲート試験合格後、CWでの追い切りを中心に調整を続けているが、10月23日には新馬ジェットブラックと併せて遅れていたが、翌週30日は、古馬グリッターウイングを追走して、最後は僅かに先着する動き。時計のCW6F80.8-1F12.6秒は非常に優秀。マジンプロスパーもCWでの追い切りでは6F80秒を切るような時計で動く馬だけに、攻めで動き出したのは楽しみ。11月10日(日)京都芝2000mを和田竜二騎手でデビューする予定。

◆グッドイヴニング(牝、父コマンズ、母イブニングアフェア、栗東・西園正都厩舎)
 近親に2005年東京ダービーを制したシーチャリオット(当時は船橋・川島正行厩舎に所属)がいる血統。また、父産駒には福島芝1200mで新馬勝ちしたブルーストーンなどがいる。
 本馬は10月19日にヒルサイドステーブルより栗東へ入厩。翌週にはゲート試験に合格。そして、10月31日のCWでの追い切りでは、古馬レッドクラーケンと併せて、半馬身ほど先着。6F80.1-1F12.6秒と非常に優秀な時計をマークした。入厩から日が浅い段階でこれだけ動けることについて「牧場でもかなり乗り込まれていましたからね。すでに動ける態勢は整いました」と西園正都調教師。11月10日(日)京都芝1200mをM.バルザローナ騎手でデビューする予定となっている。


◆オメガヴェンデッタ(牡、父ゼンノロブロイ、母ビハインドザマスク、栗東・安田隆行厩舎)
 半兄マスクトヒーローは道営で2連勝して、中央に転入。JRAではダート中距離で4勝を挙げている。また、母は現役時代に、2001年スワンSなど重賞3勝を挙げている。なお、本馬は2011年セレクトセール当歳にて2500万円で落札されている。
 入厩から入念に調整を続けており、10月30日の坂路では、先週デビューしたチャーマー(9着)と併せて、2馬身先着。4F53.7秒は標準も、1F12.0秒は破格の数字。「追い切りでは水準以上に動いていますね。ただ、まだ幼い面があるなど、課題もあるので、そのあたりを能力でどこまでカバーしてくれるか」と安田隆行調教師。11月9日(土)京都ダート1400mをC.ルメール騎手でデビューする予定。

◆ボンセジュール(牝、父ダイワメジャー、母マウンテンミステリー、栗東・藤岡健一厩舎)
 小倉芝1200mを新馬勝ちしたメジャーミノル、東京芝1400mを新馬勝ちしたダイワジェシカなど、兄姉がデビュー勝ちしている血統。
 本馬は10月10日にゲート試験に合格。その時のラップタイムは1F14.3秒だったが「出るのは普通だけど、出てからが速い。時計は出していませんが、実戦ではハナを切ることができるダッシュ力はあると思います」と藤岡健一調教師。牝馬ということで、あまり速い時計を出した追い切りを控えているようだが、10月30日の坂路ではバイスブルーと併せて、4馬身近く先着しており、動きも上々。11月10日(日)京都芝1200mで兄姉に続く、デビュー勝ちを目指す。なお、鞍上は藤岡康太騎手を予定している。

【美浦】
◆カフェテキーラ(牡、父マンハッタンカフェ、母カフェララルー、美浦・松山康久厩舎)
 半兄にカフェマーシャル(現3勝)、カフェシュプリーム(現4勝)、カフェリュウジン(現2勝)とコンスタントに走る血統。「動きもいいし、かなりの素質を感じる。兄たちよりも長めの距離が良さそうだし、これは楽しみ」と松山康久調教師。11月9日、東京の芝2000mを勝浦正樹騎手で予定している。

◆コスモキングダム(牡、父Empire Maker、母Lu Ravi、美浦・手塚貴久厩舎)
 昨年9月に開催されたキーンランドセールにおいて110万ドルの高値で落札された米国産馬。ここ2週は柴田大知騎手を背にビシビシと追われており、順調な仕上がりを見せている。「ちょっと終いの伸びに物足りなさがあるけど、追い切りの本数自体は十分に足りている。500キロを越す大きな馬でパワフルな走りをするし、血統的にもダートの短い距離が合っていると思う」と手塚貴久調教師。11月9日、東京のダート1300mを柴田大知騎手で予定している。

◆デイライト(牡、父ステイゴールド、母タイニーナイトラヴ、美浦・武藤善則厩舎)
 母は短距離戦で2勝。昨年のセレクトセールにおいて3500万円で落札された。10月23日に坂路で4F50秒6の好タイムをマークしており、素質の高さを感じさせている。「まだ全体的に緩さがあるけど、バランスのいい体つきをしている。柔軟性もあるし、先々まで楽しみな1頭です」と武藤善則調教師。11月9日、東京の芝2000mを視野に入れている。

◆ロードデューク(牡、父フジキセキ、母レディプリンセス、美浦・古賀慎明厩舎)
 マイルCSなど重賞5勝の名牝・シンコウラブリイ(3代母)に遡る一族。祖母にチューリップ賞2着のレディミューズ、叔母の新潟2歳Sなど重賞2勝のシンメイフジがいる。「しっかりとした馬格でパワー型のイメージ。そんなに目立つ時計は出していないけど、併せ馬の反応もいいし、前向きな性格で順調に乗り込めている。いいところがありそう」と古賀慎明調教師。11月10日、東京のダート1600mをムーア騎手で予定している。
[ ナリティー at 2013/11/06(Wed) 13:25コメント(0) ]
2013/11/01(Fri)
ジェットブラック(牡2、栗東・友道厩舎)父:ゼンノロブロイ母:ハルーワソング母父:Nureyev

父はゼンノロブロイ。初年度からサンテミリオン(オークス)、トレイルブレイザー(アルゼンチン共和国杯)などを輩出し、着々と勝ち鞍を伸ばしている。サンデーサイレンスの後継ながら、パワーやスタミナにも優れた産駒が多く、大レース向きの底力に富む。豪華な繁殖を集めた世代にあたり、新たなスターが誕生しそうな予感がする。 母ハルーワソング(その父ヌレエフ)は未出走だが、その半妹にG1・ヴェルメイユ賞を制したメゾソプラノがいる。シングスピール、ラーイらの名種牡馬を産んだ曽祖母グローリアスソングに連なる名牝系だ。友道康夫厩舎ゆかり血筋であり、同馬の姉兄にハルーワスウィート(5勝、ヴィルシーナの母)、フレールジャック(ラジオNIKKEI賞など4勝)、マーティンボロ(現3勝)などがいる。キャロットクラブの所属。募集総額は3600万円だった。ノーザンファーム空港でしっかり乗り込まれ、9月19日に栗東へ。10月4日のゲート試験をパスし、順調にペースアップされた。先週のウッドコースではラスト12秒台の伸び脚を見せ、併走相手をあっさり突き放した。大型ながら仕上がりに不安はない。母の仔にしては性格が真面目であり、長めの距離へも対応できそうである。11月2日(日・祝)、京都の芝1800mで初陣を迎える。藤岡康太騎手に依頼している。

ノーブルプラネット(牡2、美浦・堀厩舎)父:ディープインパクト母:ノーブルステラ母父:Monsun

稀代のスーパーホースであり、スタリオン入りしてからも日本競馬を牽引するディープインパクトの産駒。ファーストクロップから次々とG1ウイナーを送り出し、今春もダービー(キズナ)、桜花賞(アユサン)を手中に収めている。この世代も大挙してクラシック戦線に臨むことになろう。 母ノーブルステラはドイツに生まれ、イタリアで3勝した後、ニューヨークBCH(G2)をはじめ、アメリカのターフで重賞を4勝した。独国の至宝であり、シロッコ、マンデュロ、スキャパレリなどを送り出したモンズーンの肌。祖母のノーブルパールもG1(伊グランクリテリウム)の勝ち馬である。同馬の半姉がノーブルジュエリー(現5勝)。ノーブルコロネット(現1勝)は全姉にあたる。社台サラブレッドクラブにて総額8000万円で募集された。 社台ファームで着々と基礎固めが進行。山元トレセンを経由し、9月21日、美浦に到着した。27日にはゲート試験にスピード合格。丁寧にペースアップされ、ひと追いごとに反応が上向いてきた。先週のウッドコースでは一杯に追われ、新馬のオメガハートロックらに遅れたものの、動く相手を追走した結果。十分に力を出せる態勢が整っている。11月2日(土)、東京の芝1800mでデビュー。戸崎圭太騎手が手綱を取る。

オメガハートロック(牝2、美浦・堀厩舎)父:ネオユニヴァース母:オメガアイランド母父:エルコンドルパサー

一発長打が魅力のネオユニヴァースが父。ヴィクトワールピサ(ドバイワールドC、有馬記念、皐月賞)を筆頭に、スーパーホースを送り出している。世界の頂点を極めた実績が評価され、この世代も優秀な繁殖が集った。クラシック級の大物が登場して不思議はない。 母オメガアイランド(その父エルコンドルパサー)は未勝利に終わったが、その兄姉にアグネスシラヌイ(6勝)、エメラルドアイル(5勝)、そして、有馬記念、ドバイシーマクラシックなどを制したハーツクライがいる豪華な一族。祖母は新潟大賞典や新潟記念を勝ったアイリッシュダンスである。同馬の姉兄にはオメガブルーハワイ(3勝)、オメガスカイツリー(現4勝)、オメガハートランド(フラワーCなど3勝)がいる。 山元トレセンで順調に乗り込まれ、8月7日、美浦に入厩。環境に慣らしながらゲート練習を進め、23日の試験を1回でパスする。大切に手順を踏み、いったん放牧を挟んだうえ、10月9日に帰厩。予定どおりに出走態勢が整った。常に楽々と動ける前向きな性格。先週は戸崎圭太騎手が騎乗し、ウッドコースで5ハロンからタイムをマークしたが、古馬1600万下のレイカーラを1秒以上も追いかけ、気合いを付けた程度で同時入線を果たした。非凡な能力は疑いようがない。戸崎圭太騎手を配し、11月3日(日・祝)、東京の牝馬限定・芝1600mに向かう。
[ ナリティー at 2013/11/01(Fri) 08:18コメント(0) ]