2014/09/23(Tue)
【栗東】
◆アンバーグリスキー(牡、父ディープインパクト、母アーヴェイ、栗東・藤岡健一厩舎)

 母は現役時代にフラワーボウル招待S(芝2000m)を優勝。本馬は2013年セレクトセール1歳にて、1億1000万円で落札されている。
 本馬は8月6日にゲート試験に合格しており、坂路を中心に追い切りを積み重ねており、乗り込み量は十分。9月17日のCWでは、新馬ライムスカッシュと併せ馬を行い、追走して先着。6F84.1秒で全体時計は標準だが、ラスト1Fは11.9秒の伸び。「順調に調教を消化してきましたし、追い切りの動きも良好」と藤岡健一調教師も笑み。デビュー戦は9月28日(日)新潟芝1800mを蛯名正義騎手で予定している。

◆エイシンアリエル(牝、父サクラバクシンオー、母エイシンチタニア、栗東・坂口正則厩舎)
 同厩舎で管理された全兄エーシンダックマンは、阪神芝1200mの新馬戦を快勝。その後も短距離路線で活躍し、芝で6勝を挙げた。
 兄はデビュー前の坂路調教で4F52.3秒と新馬として水準以上の時計をマークしていたが、本馬も9月17日の坂路で4F51.7秒をマーク。これについては「確かにいいスピードを持っているし、時計も出たけど、終い(1F12.8秒)が少し遅かったから」と坂口正則調教師は辛口評価。しかし、4F時計が新馬トップクラスであることは間違いなく、デビュー予定の9月27日(土)阪神芝1200mでは、兄譲りの快速ぶりを見ることができそう。

◆バンペイユ(牡、父ハービンジャー、母ラピッドオレンジ、栗東・安田隆行厩舎)

 母は現役時代にアサヒライジングの勝ったアネモネSで3着しているように、芝でも好走したが、重賞勝ちはTCK女王盃(大井ダート1800m)。ダート適性の高かった母の血を受け継いでいるのか、調教では「力強い走りが目立つ」(安田隆行調教師)ということで、9月27日(土)阪神ダート1800mでのデビューを予定。騎手は川田将雅騎手。
 9月17日はCWで新馬イスキューロスと併せて先着。「まだ太目残りですが、動きは追うごとに良くなっています」と同師。新種牡馬ハービンジャーの産駒で、初めてのダート勝ち馬になれるかどうか注目。

◆クロスクリーガー(牡、父アドマイヤオーラ、母ビッグクィーン、栗東・庄野靖志厩舎)
 2014北海道トレーニングセール2歳にて、840万円で落札されたアドマイヤオーラ産駒。近親にはダート中距離で4勝を挙げたエーシンリボルバーがいる血統。
 調教は坂路とCWを併用して、本数多く入念に仕上げられている。9月17日のCW追い切りでは、先週の野路菊S3着グランカマラードに先行して最後まで抜かせない渋太い走り。「まだ緩いところがあって、この走りができれば初戦から動けそうですね。芝でも十分やれると思いますが、まずはダートから。でも1回使うと変わってくると思います」と庄野靖志調教師。9月27日(土)阪神ダート1800mを岩田康誠騎手でデビューする予定。

【美浦】
◆エクストラペトル(牝、父キングカメハメハ、母ライラックレーン、美浦・加藤征弘厩舎)
 同じく加藤征弘厩舎に在籍していた全兄フィフスペトルは重賞2勝(函館2歳S、京成杯AH)の他、朝日杯FS2着やマイルCS2着などGI戦線でも活躍した。函館競馬場でゲート試験を受け、じっくりと調整。血統馬らしく、ひと追い毎に気配が良化している。「6月生まれのわりにしっかりとしているし、重心が大きくブレない。サイズ的には小ぶりだけど、兄弟の中で最もフィフスペトルに似た雰囲気がある。気性もいいし、少しずつ距離を延ばしていきたい」と加藤征弘調教師。9月28日、新潟の芝1200mを蛯名正義騎手で予定している。

◆ステイリッチ(牡、父ステイゴールド、母イスラコジーン、美浦・加藤征弘厩舎)
 半兄イスラボニータは皐月賞を勝ち、ダービーで2着。秋初戦のセントライト記念では貫禄の違いを見せ、3冠最終戦の菊花賞に弾みをつけた。血統的にも注目の存在だ。ゲート試験に合格後は牧場で乗り込み、この開催でのデビューを目標に再入厩。先週の追い切りでは併せた相手に遅れを取ったが、「ウッドチップではノメってしまって動きが目立たない。息の入りなどは悪くないし、芝の実戦に行けば違うはず。イスラボニータよりも馬格があるし、まだまだ変わってくると思う」と加藤征弘調教師。9月28日、新潟の芝1800mを戸崎圭太騎手で予定している。

 加藤征弘厩舎からはヒットザフロアー(牝、父ステイゴールド、母ホーマンピクシー)もスタンバイ。こちらは9月27日、新潟の芝1600m(牝)を田辺裕信騎手で予定している。

◆ステラスターライト(牝、父ディープインパクト、母ノーブルステラ、美浦・堀宣行厩舎)
 半姉ノーブルジュエリーはオープン特別の洛陽Sなど通算6勝を挙げた。その他にも兄姉(ノーブルコロネット、ノーブルプラネット)は全て勝ち上がっている。「入厩前から牧場の評価が高かったけど、入厩後も順調。稽古は楽な手応えで動けている。あとは追ってからかどうかだけど、走ってきそうな雰囲気はある」と橋本調教助手。9月27日、新潟の芝1600m(牝)を戸崎圭太騎手で予定している。

◆ブルックデイル(牝、父キングカメハメハ、母マンハッタンセレブ、美浦・尾関知人厩舎)
 全姉セレブリティモデルはオープン特別の忘れな草賞を勝っている。伯父にGI3勝(菊花賞、有馬記念、天皇賞・春)のマンハッタンカフェがおり、一族には数多くの活躍馬が並ぶ。「まだ少し弱いところがあったのでゲート試験に合格後は牧場で乗り込んだ。牝馬のわりにカッとなるようなタイプではないし、血統的にもマイルから長めの距離を使っていきたい。ひと追い毎に良くなっているし、芝向きの軽さがありそう」と尾関知人調教師。9月27日、新潟の芝1600m(牝)を蛯名正義騎手で予定している。
[ ナリティー at 2014/09/23(Tue) 11:13コメント(0) ]
2014/09/16(Tue)
【栗東】
◆シュヴァルグラン(牡、父ハーツクライ、母ハルーワスウィート、栗東・友道康夫厩舎)

 半姉ヴィルシーナ(父ディープインパクト)は2013年、2014年とヴィクトリアマイルを連覇。また、ゴールドシップが優勝した今年の宝塚記念でも3着と牡馬相手のGIでも好走している。
 本馬は函館競馬場でゲート試験に合格した後、牧場に戻って調教を積み、8月28日にノーザンF天栄から栗東へ入厩した。9月11日には、CWでクラリティスカイが先行し、ムスカテールとともに追いかけるという3頭併せ。前半が遅かったこともあり、6F85.5秒と遅かったが、ラスト1F12.0秒の伸びを見せた。栗東での追い切り本数が少ない点は気になるが、追うごとに動きが良化していることは間違いない。9月21日(日)阪神芝2000mを福永祐一騎手でデビューする予定となっている。

◆カレンラストショー(牡、父タニノギムレット、母ヴィヴィッドカラー、栗東・橋口弘次郎厩舎)

 カレンチャンやカレンブラックヒルの馬主、鈴木隆司氏の所有馬だが、ラストショーの馬名の意味由来は「引退される師への尊敬と感謝を込めて」。橋口弘次郎調教師のことを尊敬する、鈴木オーナーらしい馬名。なお、本馬は2013年セレクトセール1歳にて、1500万円で落札されている。
 ゲート試験合格後、入念に乗り込まれているが、坂路での動きは水準。併せ馬は2週続けて遅れているが、その相手は新馬戦で華麗な差し切り勝ちを見せたダノンメジャー。相手を考えると、遅れていることは決してマイナスではなく、むしろ既走馬相手に併せ馬を行えることを評価したい。デビュー戦は9月21日(日)阪神芝2000mを小牧太騎手で予定しているが、ラストショーのプロローグがどのような結果になるのか、しっかり見守りたい。

◆ドンアルフォンス(牡、父ダンスインザダーク、母ドナプレミア、栗東・庄野靖志厩舎)
 今年の2歳世代はグランカマラード、スワーヴジョージ、ドルメロと、すでに3頭が新馬勝ちを決めている庄野靖志厩舎。師がこれらに続いて新馬勝ちを期待しているのが本馬。おじに兵庫チャンピオンシップを勝ったドンクール(父ジェニュイン)がいる血統だが「きれいなフットワークをしていて、芝向き」ということで、9月21日(日)阪神芝2000mでのデビューを予定(鞍上は川須栄彦騎手)。
 9月10日のCWでは、グランカマラードに先行して、最後まで抜かせない渋太い動き。6F83.1秒と時計的にも動いた。「まだまだ緩いところはありますが、終いの脚はいいものを持っています」と師。素質馬が揃う一戦になりそうだが、どのような走りを見せてくれるか楽しみ。

◆マリアペスカ(牝、父ジャングルポケット、母ゲイルマイラブ、栗東・角田晃一厩舎)
 近親に芝中長距離で4連勝し、阪神大賞典2着の実績を残したヒカルカザブエ(父ジャングルポケット)がいる血統。
 本馬は5月にゲート試験に合格した後、一旦放牧に出されて、8月30日に大山ヒルズから栗東へ再入厩した形。9月10日の坂路では新馬メイショウクオンと併せて4馬身ほど先着。4F54.8秒、2F25.6秒と全体時計は目立たないものの、終いの脚がしっかりしている。9月20日(土)阪神芝1600m(牝)でのデビュー戦を予定している。
[ ナリティー at 2014/09/16(Tue) 07:44コメント(0) ]
2014/09/10(Wed)
【栗東】
◆サトノフラム(牡、父マンハッタンカフェ、母タイキマドレーヌ、栗東・安田隆行厩舎)

 母は現役時代に芝で5勝を挙げ、エリザベス女王杯やヴィクトリアMにも出走。そして、おじにはマイルCS連覇など、国内外のGIを4勝したタイキシャトルがいる血統。
 本馬は8月8日に吉澤ステーブルWESTから栗東へ入厩。ゲート試験合格後は、坂路での追い切りを中心に行い、8月27日は一杯に追う古馬ストームシャドウを追走して、馬なりの手応えで先着。4F52.4秒、1F12.3秒と好時計をマークしている。9月5日は芝の感触を確かめる意味も込めて、Dコース芝馬場でのキャンター。「手前もきっちり替えていましたし、ここまで順調ですね」と安田隆行調教師も笑顔。素質馬が揃う、9月14日(日)阪神芝1600mでのデビュー予定。なお、鞍上は戸崎圭太騎手が予定されている。

◆ワンダフルラスター(牡、父Tiz Wonderful、母Greer Lynn、栗東・音無秀孝厩舎)

 日本で活躍するTiz Wonderful産駒には、ダート1400mで2勝を挙げ、フィリーズR3着の実績があるティズトレメンダスがいる。本馬は8月1日にノーザンFしがらきから栗東へ入厩している。
 9月3日は、レースでも騎乗予定の浜中俊騎手が跨って、坂路での併せ馬。新馬ラクアミを追走していたが、一杯に追う相手に対して、軽く仕掛けた程度で先着。4F54.3秒と全体時計は平凡でも、ラスト1F12.3秒はなかなかの数字。デビュー戦は、9月13日(土)阪神ダート1400mを予定。

◆フィドゥーシア(牝、父Medaglia d'Oro、母Believe、栗東・松元茂樹厩舎)

 母は今年と同じ、新潟芝1200mで行われたスプリンターズSを優勝したビリーヴ。ちなみに、半兄ファリダット(父Kingmambo)は本馬のデビュー予定である阪神芝1600m(9月14日(日))の舞台で新馬勝ちを決めている。
 血統面から注目を集めるのは当然だが、追い切りからも一気に視線を集めるような動きを見せた。それが、9月3日の坂路での追い切り。古馬サウンドアドバイスに先行して、その差を広げて先着ゴールだったが、注目はその時計。4F51.2秒はもちろん速い数字だが、2F23.9秒、1F12.0秒は古馬でも出すことができない数字。追い切り本数は十分にこなしているだけに、あとは実戦でどこまで動けるかだろう。なお、鞍上は武豊騎手を予定。

◆ジーニアスドール(牝、父ゼンノロブロイ、母ベネンシアドール、栗東・村山明厩舎)
 半姉デニムアンドルビー(父ディープインパクト)は、ローズSなど重賞2勝、2013年ジャパンCではジェンティルドンナの2着という実績がある。本馬はセレクトセール1歳にて、3600万円で落札されている。
 追い切り本数は十分すぎるくらいに積まれているが、目立って速い時計は出ていない。これは厩舎の調教傾向でもあるが、入厩前から「まだ走ることに対して、前向きさが足りない」と村山明調教師が話していたので、入厩してからの追い切りでもそんなところがあるのかも知れない。9月13日(土)阪神芝1400m(牝)でのデビューを予定。

【美浦】
◆ダイワダーウィン(牡、父ダンスインザダーク、母プラウドウイングス、美浦・田中剛厩舎)
 千葉サラブレッドセールの出身(3456万円)。7月の福島デビューを見送り、牧場で成長を促した。再入厩後は特に目立つ時計こそ出していないが、先週の9月3日にウッドチップコースで終いを強めに追われて先着するなど気配の良さが目につく。陣営も素質の高さを感じており、今週の追い切りではコンビを組む柴田善臣騎手が跨がる予定だ。9月14日、新潟の芝1800mで仕切り直しの初陣を迎える。

◆タピゴン(牡、父Tapit、母Golden Dawn、美浦・奥村武厩舎)
 OBSマーチセールの出身(17万ドル)。このセールの出身馬には父の代表産駒であるテスタマッタをはじめ、スーニやアジアエクスプレスなどがいる。先週の9月3日にはウッドチップコースでビシッと追われており、「血統的にもダート向き。身体能力が高いし、初戦から楽しみ」と奥村武調教師。9月14日、新潟のダート1800mを蛯名正義騎手で予定している。

◆バロネット(牡、父ステイゴールド、母フィジーガール、美浦・相沢郁厩舎)
 セレクトセールの出身(1680万円)。現6歳の全兄に重賞3勝のナカヤマナイトがいる。函館競馬場でゲート試験を受けてから美浦に入厩。前週のデビューも視野に入れられていたが、まだ動きが重かったために延期して態勢を整えてきた。時計的には目立たないものの、ひと追い毎に良化している。「力の要るウッドチップだと動き切れていない感じだけど、フットワークからも芝の実戦向きだと思う。馬格もあるし、走りそうな雰囲気はある」と相沢郁調教師。9月14日、新潟の芝1800mをマリオ・エスポジート騎手で予定している。

◆ブラックバゴ(牡、父バゴ、母ステイウィズユー、美浦・斎藤誠厩舎)
 伯母に交流重賞の関東オークスを勝ち、クイーン賞3着のマイニングレディがいる。ここ2週は坂路でビシッと追われて先着しており、「時計のかかる坂路でもしっかりと動けているし、体力的には水準以上。バゴの産駒としては距離に融通が利きそう。気性が勝っているし、そういう意味でも初戦から楽しみ」と斎藤誠調教師。9月14日、新潟の芝1800mを北村宏司騎手で予定している。

◆マイネルラヴィーン(牡、父ステイゴールド、母キャニオンドリーム、美浦・鹿戸雄一厩舎)
 牧場でも十分に乗り込まれての入厩。先週の9月3日には芝で追走併入と上々の動きを見せた。一族に目立つ活躍馬はいないが、「ステイゴールド産駒にしては見た目が立派。気性的にも素直で楽な感じで動けているし、芝の長めの距離が良さそう」と鹿戸雄一調教師。9月14日、新潟の芝1800mを予定している。
[ ナリティー at 2014/09/10(Wed) 16:47コメント(0) ]
2014/09/02(Tue)
【栗東】
◆サウンドクラフト(牡、父Getaway、母Persian Heroine、栗東・吉田直弘厩舎)

入厩してから、かなり時間をかけて追い切り本数をこなしているが、もっと早い時期にデビューできるまでの仕上がりにはあった。しかし、デビュー戦に騎乗予定の武豊騎手が骨折により戦線離脱。ジョッキーの復帰を待つ形で、9月7日(日)小倉芝1800mでのデビュー戦を迎える。
 これまで、中間の併せ馬では坂路にせよ、CWにせよ、ほとんどが遅れ。少し前向きさに欠ける部分があるように思えたが、8月24日のCWでの併せ馬で初めて先着。これが刺激になったのか、8月30日の坂路では、単走だったが、4F53.9秒、1F12.3秒と速い時計をマーク。デビュー戦がスライドしたことは、馬にとってもプラス材料ではないだろうか。

◆カフジペガサス(牡、父ダンスインザダーク、母シータ、栗東・中竹和也厩舎)
近親に2012年小倉記念を優勝したエクスペディション(父ステイゴールド)がいる血統で、本馬は2013年北海道セレクションセール1歳にて、800万円で落札されている。
 函館競馬場でゲート試験に合格し、そのまま在厩して調整。函館競馬場から札幌競馬場への移動もこなしているが、至って順調。1週前追い切りは札幌芝で新馬タマモクラリティーとの併せ馬。ほぼ同入の形だったが、一杯に追う相手に対して、こちらは馬なり。しかも相手は先週の新馬戦でデビュー勝ち。そのあたりからも、本馬の能力の高さは推測できるだろう。9月6日(土)札幌芝1500mを田中博康騎手でデビューする予定となっている。

◆サクラティンクル(牝、父ステイゴールド、母サクラキャンドル、栗東・須貝尚介厩舎)

 母は1995年エリザベス女王杯など、重賞で3勝。おじには1995年天皇賞秋を制したサクラチトセオー(父トニービン)がいる、大舞台に強い血統。本馬は7月12日に吉澤ステーブルWESTから栗東へ入厩している。
 追い切りは坂路が中心だが、早い段階から、新馬としては水準以上の4F時計をマーク。新馬同士の併せ馬になると、先着が当たり前というような状況になったこともあり、8月20日は古馬ビームライフルとの併せ馬。一杯になる相手を軽く追う程度で2馬身先着。デビュー戦が予定されている、9月6日(土)新潟芝1800mの舞台でも、鋭い切れ味を見せてくれるのではないだろうか。なお、鞍上は柴田善臣騎手を予定している。

◆モアニケアラ(牝、父マンハッタンカフェ、母ツーオブハート、栗東・松永幹夫厩舎)
 近親にダートで2勝、芝で3勝を挙げたコンティネント(父アドマイヤベガ)がいる血統で、本馬は2013年セレクトセール1歳にて、1100万円で落札されている。
 函館競馬場でゲート試験に合格し、その後は一旦放牧。当時の松永幹夫調教師のコメントは「まだまだ。成長を促す意味でも放牧に出します」というものだったが、先週の取材では「かなり良くなっていますね」とのこと。8月27日は札幌ダートで、レースでも騎乗予定の池添謙一騎手が跨っての追い切り。時計は平凡だったが、併せ馬は一杯に追う相手に対して楽な手応えで同入している。9月6日(土)札幌芝1500mでデビューする予定。

【美浦】
◆ダイワコンプリート(牡、父ダイワメジャー、母ラスリングカプス、美浦・上原博之厩舎)
 半姉にスプリンターズSを含め、スピードを武器に重賞4勝と活躍したアストンマーチャンがいる。8月28日には北村宏司騎手を背にウッドチップコースで追われ、雨を含んだ重たい馬場の中、時計以上にパワフルな走りを見せた。「馬場が悪くて全体の時計は速くないけど、しっかりと動けていた。十分に乗り込んできたし、走れる態勢は整っている。500キロほどの大型馬で初戦からというタイプではないかもしれなけど、筋肉量が豊富でスピードとパワーを持ち合わせているタイプ。当然、血統的にも期待しています」と上原博之調教師。9月7日、新潟の芝1400mを北村宏司騎手で予定している。

◆マテンロウプリマ(牝、父ゼンノロブロイ、母リアリーハッピー、美浦・田村康仁厩舎)
 半姉に関屋記念3着のサトノフローラ、半兄に現役の障害馬として活躍中のネオレボルーションや現1勝のワープドライブがいる。ここ2週はウッドチップコースで追われ、5F67秒台、5F66秒台と時計的にも水準以上の動きを見せた。「ゲート試験を受けてから牧場で乗り込んできた。もともと良さそうな感だったけど、いい動きを見せている。420キロ前後の小柄な牝馬だし、どちらかと言えばスピードタイプ。能力はありそうだし、血統的にも初戦から楽しみ」と町田調教助手。9月7日、新潟の芝1400mを戸崎圭太騎手で予定している。

◆レッドルモンド(牡、父ゼンノロブロイ、母カロンセギュール、美浦・藤沢和雄厩舎)
 2013年のセレクトセール(1歳)において4200万円で取引された。米国産馬の母はダートで2勝している。特に目立つ時計こそ出していないが、入厩後は坂路でコンスタントに追い切りを重ねてきた。「まだ馬が子供だけど、いいところはありそう。馬っぷりもいいし、うまく緩急がつくようになってくれば楽しみ」と津曲調教助手。9月6日、新潟の芝1800mを柴田善臣騎手で予定している。

◆キーフォーサクセス(牡、父キングカメハメハ、母ダンスパートナー、美浦・田中剛厩舎)
 サンデーサイレンス産駒の母はオークス、エリザベス女王杯の勝ち馬。半兄に重賞2勝(中山金杯、中山記念)のフェデラリスト、叔父に菊花賞馬のダンスインザダーク、叔母に桜花賞馬のダンスインザムードがいる。8月27日には村田一誠騎手を背に札幌の本馬場(芝)で追われ、上々の動きを見せた。「ゲート試験に合格してから少し疲れが出たので立て直した。この血統は基本的に奥手だけど、少しずつ体力をつけてきている。じっくりと乗り込んできたし、ひと追い毎に良くなっています」と田中剛調教師。9月7日、札幌の芝1500mを村田一誠騎手で予定している。
[ ナリティー at 2014/09/02(Tue) 06:58コメント(0) ]