2015/10/26(Mon)
【栗東】
◆フォーアライター(牡、父ハービンジャー、母デグラーティア、栗東・宮本博厩舎)
 母は現役時代に同厩舎で管理され、3連勝で小倉2歳Sを制覇。その後は阪神JFや桜花賞に駒を進めたが、結果は出ず、最終的には芝1200mで4勝という成績。これに父が中長距離に適性があるハービンジャーなので、本馬の距離適性について頭を悩ませるところだが、宮本博調教師は「短いところではないと思うので、まずはマイルを使ってみます」ということで、10月31日(土)京都芝1600mでのデビューを予定。
 すでに10本を超える追い切り本数を消化しており、10月8日には新馬勝ちしたボールライトニングと併せ馬を行っている。「ボールライトニングの併せ馬のパートナーを務めるという役割だったので、遅れましたが、追っていれば同入していたと思いますよ。ここまで十分すぎるくらい乗り込んでいるので、初戦からの気持ちです」と同師。なお、鞍上は浜中俊騎手を予定している。

◆プロジェクト(牡、父ハービンジャー、母ブリリアントベリー、栗東・音無秀孝厩舎)
 半兄カンパニー(父ミラクルアドマイヤ)は同厩舎で管理され、2009年に天皇賞(秋)、マイルCSとG1を連勝。2004年アルゼンチン共和国杯を制した半兄レニングラード(父トニービン)も同厩舎で、音無秀孝厩舎を支えてきた血統といってもよい。
 9月5日にノーザンファーム天栄から栗東へ入厩し、毎回坂路での併せ馬を行っているが「目立って速い時計は出ない」と音無秀孝調教師。「時計が出ないからといってこのまま調教ばかりやっていても仕方ない。もう中身は出来ているからね。予定通り、11月1日(日)東京芝1800mを福永祐一騎手でデビューします」と同師。

◆オースミハナチャン(牝、父ハーツクライ、母オースミリンド、栗東・宮本博厩舎)
 母の初仔ナリタジューン(父フジキセキ)から、ずっと宮本博厩舎で管理されているゆかりの血統。ナリタスプリング(父フジキセキ)はダートで5勝を挙げている。
 本馬は9月にゲート試験に合格した後、坂路とCWを併用しての仕上げ。10月22日はCWで新馬エクロジオンと併せて同入。「レースで騎乗予定の小牧太騎手に跨ってもらいました。感触は掴んでもらいましたし、ダートは走る血統なので」と宮本博調教師。10月31日(土)京都ダート1800mでデビュー予定。

◆ダノンスパーク(牡、父ヴィクトワールピサ、母スターアイル、栗東・音無秀孝厩舎)
 半兄は2014年NHKマイルCを制したミッキーアイル(父ディープインパクト)なので、芝適性の高いスピードタイプをイメージしがちだが「タイプは全然違う」と音無秀孝調教師。確かに半姉ヨゾラニネガイヲ(父アドマイヤムーン)はダートの短距離馬だったので、父によってタイプが変わってくるのかも知れない。
 厩舎にしては珍しくCWでの追い切りが続いているが、10月15日はラストは止まったものの、6F80.3秒とスピードを見せる追い切り内容。10月21日は前半ゆっくり、後半しっかりの追い切り内容になって、余裕ある動き。追い切り本数を考えても、十分に力を出せる態勢は整っている。デビュー戦は10月31日(土)京都ダート1800mを松若風馬騎手で予定している。

【美浦」
◆アーチキング(牡、父Archarcharch、母Profitability、美浦・木村哲也厩舎)
 アメリカのバレッツセールで購買され、シルクホースクラブで追加募集された。Arch産駒の父は米G1・アーカンソーダービー(ダート9F)を勝っている。3代母は米G1を3勝。一族からは現1600万下で活躍中のノウレッジ(新潟2歳S2着)が出ている。「トレーニングセールの出身。米国産馬らしく、いかにもダートに向きそう。ウッドチップコースでもしっかりと動けているし、ひと追い毎に良くなってきている。まだ体質的に緩いところがあるけど、いいモノはありそう」と木村哲也調教師。10月31日、東京のダート1400mをクリストフ・ルメール騎手で予定している。

◆ネバーリグレット(牡、父ダイワメジャー、母グッドゲーム、美浦・木村哲也厩舎)
 母は米G3・ヴァリーヴューS(芝8・5F)の勝ち馬。兄姉は期待ほどの結果を残せていないが、「いかにもダイワメジャー産駒らしい雰囲気があるし、気持ちの面や動きは少しずつ良くなってきている。ちょっと不器用なところがあるけど、そのあたりが成長してきてくれれば…」と木村哲也調教師。10月31日、東京の芝1400mをクリストフ・ルメール騎手で予定している。

◆ベアインマインド(牝、父ディープインパクト、母ウルトラブレンド、美浦・加藤征弘厩舎)
 昨年のセレクトセールに上場され、6800万円で落札された。母は米G1・クレメント.ハーシュS(AW8.5F)を勝っている。先週の追い切りではGIウイナー(ジャパンダートダービー)のノンコノユメを追走して併入と時計以上の負荷をかけた。「いかにもディープインパクト産駒の牝馬らしいタイプ。素軽い反応で身のこなしがいいし、心肺機能も高そう」と加藤征弘調教師。11月1日、東京の芝1600mをクリストフ・ルメール騎手で予定している。

◆ルフォール(牝、父キングカメハメハ、母レクレドール、美浦・堀宣行厩舎)
 サンデーサイレンス産駒の母は重賞2勝(ローズS、クイーンS)。京成杯を勝ち、菊花賞(6着)に出走したベルーフの半妹にあたる。近親には伯父のステイゴールドをはじめ、ショウナンパンドラ、ドリームパスポート、ラウンドワールドなどの活躍馬が並ぶ。先週の追い切りはウッドコースで強めに負荷をかけ、ひと追い毎に態勢が整ってきた。「牝馬で真面目な性格だし、ためて切れそうな感じがあります」と厩舎サイド。11月1日、東京の芝1600mを福永祐一騎手で予定している。
[ ナリティー at 2015/10/26(Mon) 20:30コメント(0) ]
2015/10/20(Tue)
【栗東】
◆ヴィブロス(牝、父ディープインパクト、母ハルーワスウィート、栗東・友道康夫厩舎)
2013年、2014年にヴィクトリアMを連覇したヴィルシーナの全妹。姉も担当した安田調教助手は「同じ時期のヴィルシーナに比べると、飼葉をしっかり食べてくれます。体型などはよく似ていますね」とのこと。
 10月15日にはCWで新馬勝ちしたアドマイヤビスタと併せ馬。大きく先行していたこともあって、ゴールまで前に出て先着。時計は6F83.0秒、1F12.4秒なので、新馬としては水準以上の数字。追うごとに動きが良化している印象なので、レース週の追い切りで更に動いてくるようなら、姉と同じデビュー勝ちを決めることができそう。10月24日(土)京都芝1600mをC.デムーロ騎手でデビューする予定。

◆ファスナハト(牡、父マンハッタンカフェ、母フェスタデルドンナ、栗東・庄野靖志厩舎)
 半兄に2010年セントライト記念を勝ったクォークスター(父アグネスタキオン)がおり、母系にはヴァーミリアン、ダイワメジャー、ダイワスカーレットといったG1ホースが名を連ねている。
 8月29日にグリーンウッドから栗東へ入厩。ゲート試験に合格した後はCWでの追い切りを中心に行っているが「まだまだ緩いところはあるけど、ようやく動けるようになってきました」と庄野靖志調教師。その言葉通り、10月15日のCW追い切りでは古馬500万下を2馬身追走して、最後はきっちりと捕まえて先着。時計は6F83.4秒とそれなりの数字が出ている。「本当に良くなるのは先だと思いますが、馬体にメリハリが出てきましたし、初戦からきっちり能力を出してくれるでしょう」と同師。デビュー戦は10月25日(日)京都芝2000mをC.ルメール騎手で予定している。

◆スマートアルファ(牝、父アグネスデジタル、母ディスイズザライフ、栗東・佐々木晶三厩舎)
 母系に2010年フィリーズレビューを制したサウンドバリアーや2002年スプリンターズSなどスプリントG1で2勝を挙げたビリーヴなどがいる血統。本馬は8月20日にゲート試験に合格した後、一旦放牧に出されて、9月26日に吉澤ステーブルWESTから栗東へ再入厩している。
 10月7日のCWでは既走馬イリデッセンスを相手に馬なりで同入。10月15日はゲートからの追い切りだったが、スタートこそ普通だが、スピード乗りは上々。デビュー予定は10月24日(土)京都ダート1400mだが、スタートの芝で後手を踏まなければ、スムーズなレースがイメージできる調教だった。鞍上は武豊騎手が予定されている。

◆ミュゲプリンセス(牝、父エンパイアメーカー、母カワカミプリンセス、栗東・西浦勝一厩舎)
 母は同厩舎で管理され、無敗でオークス、秋華賞を制している。半姉ミンナノプリンセス(父コマンズ)は函館芝1200mで勝ち上がっているが、これは短距離で活躍馬を輩出している父の影響が大きいのではないだろうか。
 本馬は9月3日にノーザンファーム天栄から栗東へ入厩。当初は「調教でいろんなことを教えている段階。いいものを持っているのは間違いないと思います」と西浦昌一調教助手も話していたが、追い切りを重ねるごとにそれなりに動けるようになっている。10月25日(日)京都芝1400m(牝)を幸英明騎手でデビューする予定。

【美浦】
◆ウォリアーズクロス(牡、父Warrior's Reward、母Dattts Cool、美浦・国枝栄厩舎)
 今春のOBSマーチセールで落札され、シルクホースクラブで募集された。Medaglia d'Oro産駒の父は米G1・カーターH(ダート7F)を勝っている。9月4日に入厩し、16日にゲート試験をパス。以来、順調に追い切りの本数を重ねてきた。先週はダノンプラチナと併せるなど質の高いメニューをこなしており、体力的にも十分だ。「ひと追い毎に良くなっているし、いい感じ。落ち着いているし、アメリカ産馬らしいパワフルな動きでスピードもありそう」と国枝栄調教師。10月25日、東京のダート1600mを柴山雄一騎手で予定している。

 また、国枝栄厩舎からはブレイクマイハート(牝、父ディープインパクト、母シンコウノビー)、ロジインパクト(牡、父ディープインパクト、母ボンバルリーナ)の2頭もスタンバイ。前者は10月24日の芝1600mを松岡正海騎手で予定。後者は24日の芝2000mを内田博幸騎手で予定している。

◆マイティーゴールド(牡、父ゴールドアリュール、母マイティースルー、美浦・尾関知人厩舎)
 伯母にフラワーC2着のスルーレート、その産駒に札幌2歳S3着のハイアーレートがいる。6月にゲート試験をクリアしたが、やや疲れが出たこともあり、じっくりと成長を促して9月20日に再入厩した。ここ2週はウッドチップコースで長めから追われ、しっかりと負荷をかけている。「春に入厩した時に比べるとカイバも食べるようになったし、しっかりとしてきました。大型馬でパワフルな走り方をするし、血統通りにダート向きでしょう。気持ちの面も前向きだし、いいところがあると思います」と尾関知人調教師。10月25日、東京のダート1600mを吉田豊騎手で予定している。

 また、尾関知人厩舎からはアルジャンテ(牝、父ディープインパクト、母ナイキフェイバー)もスタンバイ。こちらは10月25日の芝1400mを吉田豊騎手で予定している。

◆レッドゼルク(牡、父カジノドライヴ、母サセッティ、美浦・藤沢和雄厩舎)
 伯母に愛オークス馬のWinona、半姉に阪神JF3着のレッドセシリア(現1600万下)がいる。坂路を中心に追い切りの本数を重ね、10月9日にはダートコースでゲートから流すなど十分に乗り込まれてきた。「お父さんに似た感じで大きな馬だけど、古馬と併せても一緒に動けているし、だんだんと良くなってきた。カジノドライヴの子は何頭も勝ち上がっているからね。この馬も能力はありそうだし、楽しみにしています」と藤沢和雄調教師。10月25日、東京のダート1600mを柴田善臣騎手で予定している。

◆ルナディミエーレ(牝、父ファルブラヴ、母ハニーハント、美浦・黒岩陽一厩舎)
 祖母が桜花賞3着のホーネットピアス。G1馬のラインクラフトやアドマイヤマックスの近親に当たる。「ファルブラヴ産駒らしく、ガッチリとした体つき。スピードタイプで気性的にも前向きだし、初戦から動けると思います」と黒岩陽一調教師。10月25日、東京の芝1400mを柴山雄一騎手で予定している。
[ ナリティー at 2015/10/20(Tue) 05:25コメント(0) ]
2015/10/13(Tue)
【栗東】
◆マカヒキ(牡、父ディープインパクト、母ウィキウィキ、栗東・友道康夫厩舎)
 全姉ウリウリは2014年京都牝馬S、2015年CBC賞で重賞2勝。おじには芝中長距離で5勝、障害で1勝したトパンガがおり、決して短いところに適性高い母系というわけでもない。この馬自身も10月18日(日)京都芝1800mでデビューする予定。
 函館競馬場でゲート試験に合格した後、夏場を北海道で過ごし、9月18日にノーザンファーム天栄から栗東へ入厩。ここまで順調に追い切りを消化しており、10月8日はレースでも騎乗予定のM.デムーロ騎手が跨って、CWでの追い切り。ココファンタジアを追走したが、楽に先着して、6F82.2秒、1F12.3秒と新馬としてはトップクラスの時計をマークした。追い切り後、鞍上からどんな褒め言葉が出るかと期待したが、その一言は「コドモ」。つまり、まだまだジョッキーとしては物足りない感覚だという意味だろうが、なら完成したら、どれだけ走るのか。初戦のパフォーマンス次第では、来春が楽しみになる素質馬だろう。

◆ライラムーン(牝、父キングカメハメハ、母ライラプス、栗東・佐々木晶三厩舎)
 母は現役時代に2005年クイーンCを優勝。おじのフサイチリシャールは4連勝でG1の朝日杯FSを制している。本馬は9月4日にノーザンファームしがらきから栗東へ入厩。9月24日のゲート試験合格後は、坂路で順調に追い切りを積み重ねている。
 10月7日の坂路ではジェントルハートに先行するも、最後は置かれて遅れ。4F54.8秒と時計も地味だが、相手は先週の未勝利戦で快勝。この追い切りが刺激になったのか、10月11日の坂路ではグランノーブルと併せて、きっちり先着している。デビュー戦は10月17日(土)京都芝1200mを予定。ゲートさえスムーズなら、レースの流れに乗るスピードは持っているだけに、スタート次第といったところ。なお、鞍上は浜中俊騎手を予定している。

◆ホッコーフウガ(牡、父ゴールドアリュール、母マダムチェロキー、栗東・西浦勝一厩舎)
 半兄は同厩舎で管理され、2015年帝王賞、2014年チャンピオンズCなどダートG1で9勝を挙げているホッコータルマエ(父キングカメハメハ)。注目を集めて当然の血統だが「やっぱりお兄ちゃんの成績が偉大すぎるから、それと比べるとちょっとかわいそう」と西浦勝一調教師。ただ「まだまだ緩いところはあるけど、タルマエもそんな感じで実戦では結果残しているので、同じような感じかも知れない」とのこと。
 10月7日のCWではミュゲプリンセスと併せて、少し遅れる形。ただ、時計的には1F12.6秒とそれなりに動いており、気になるところはない。それよりも順調に追い切りを積み重ねている点を評価すべきだろう。10月17日(土)京都ダート1800mを幸英明騎手でデビューする予定となっている。

◆チュウワメジャー(牡、父ダイワメジャー、母ケイティーズベスト、栗東・大久保龍志厩舎)
 母系には2008年スプリンターズSを制したスリープレスナイトがいる血統で、本馬は2013年セレクトセール当歳にて、2200万円で落札されている。
 10月8日はレースで騎乗予定の岩田康誠騎手が跨って、CWでの併せ馬。2歳新馬を大きく追走する内容だったが、4コーナーで内を回ったこともあり、直線ではきっちり追いついて、最後は2馬身ほど先着。道中、相手は行きたがるような仕草を見せたが、こちらは折り合いがついていたし、6F83.0秒は優秀。10月18日(日)京都ダート1200mでデビュー予定。

【美浦】
◆アグレアーブル(牝、父マンハッタンカフェ、母プリティカリーナ、美浦・斎藤誠厩舎)
 祖母の半弟BernardiniはプリークネスSなど米GIを3勝、同国の3歳牡馬チャンピオンに輝いた。この馬自身はシルクホースクラブでの募集総額が2500万円。現3歳の半兄アンタラジー(父ディープインパクト)はセレクトセールで1億1000万円、現1歳の半弟(父ハーツクライ)も8000万円の高値で落札されている。7日の追い切りは古馬のヒュウマ(現オープン)と併せ、追走して3馬身ほど先着。牝馬離れした雄大な馬格が目立つ存在だ。「まだ高脚を使ったりして走り方はバラバラになるけど、背中がいいし、年長馬と併せても互角に動けています。見た目どおりに大物感があるし、しっかりしてくれば将来的にも楽しみですね」と斎藤誠調教師。10月17日、東京の芝1800mを岩田康誠騎手で予定している。

◆アーバンキッド(牡、父ハーツクライ、母コックニー、美浦・斎藤誠厩舎)
 母の半弟(叔父)にセントライト記念を制したダイワワイルドボア、祖母の半兄に凱旋門賞馬のSuave Dancerがいる。「ハーツクライ産駒にしてはコロッとした体形。ピッチ走法でもあるし、距離的には1400mから1600mぐらいが良さそう。気持ちも前向きだし、初戦から動けそうなタイプです」と斎藤誠調教師。10月18日、東京の芝1600mを戸崎圭太騎手で予定している。

◆クレーデリンテ(牝、父ダイワメジャー、母オメガスピリット、美浦・斎藤誠厩舎)
 昨年のオークスを制したヌーヴォレコルト(父ハーツクライ)の半妹。当初は前開催の中山や東京の開幕週も視野に入れられていたが、まだ動きに物足りなさがあったため、予定を先延ばしにして乗り込んだ。「ひと追い毎に良くなってきています。ダイワメジャー産駒ということもあり、お姉ちゃんとは体形が違いますね。マイラータイプだと思います」と斎藤誠調教師。10月17日、東京の芝1400mをクリストフ・ルメール騎手で予定している。

◆キングオブアームズ(牡、父ディープインパクト、母アーマイン、美浦・藤沢和雄厩舎)
 一昨年のセレクトセールにて9400万円で落札された。母は米GI馬。現3歳の全兄コートオブアームズは1勝、現4歳の半兄キネオワールドは2勝している。「血統馬らしく、入厩した当初から素質の高さを見せていました。古馬と併せても目を惹く動きをしているし、スピードに乗ったときのアクションがいいですね。調教で乗った人の評価が総じて高いし、能力はあると思います」と津曲大祐調教助手。10月17日、東京の芝1800mを北村宏司騎手で予定している。
[ ナリティー at 2015/10/13(Tue) 19:48コメント(0) ]
2015/10/05(Mon)
【栗東】
◆オウケンビリーヴ(牝、父クロフネ、母ビスクドール、栗東・安田隆行厩舎)
 おばに2001年エリザベス女王杯を制したトゥザヴィクトリー、近親には2014年皐月賞2着トゥザワールドや今年の秋華賞に出走予定のトーセンビクトリーなど活躍馬の多い血統。本馬は2013年セレクトセール当歳にて、1600万円で落札されている。
 ゲート試験に合格した後、一旦放牧に出されて、吉澤ステーブルWESTから栗東へ再入厩したのが、9月8日。そこから順調に坂路での追い切りを積み重ねているが、特筆すべきは9月30日のマートンパークとの併せ馬。僅かながら先着したことも評価できるが、それ以上に4F50.3秒と素晴らしく速い時計をマークした。
「まだまだ課題のある中で、これだけの時計をマークするのだから、スピードがありますね。レース週には岩田康誠騎手に跨ってもらって、感触を確かめてもらう予定です」と安田隆行調教師。10月10日(土)京都芝1600m(牝)でデビューする予定となっている。

◆バティスティーニ(牡、父キングカメハメハ、母バプティスタ、栗東・松田国英厩舎)
 全兄に今年の中山金杯3着、中日新聞杯2着などの実績があるデウスウルトがいる。本馬は7月22日のゲート試験に合格した後、一旦放牧に出されて、9月2日にノーザンファーム天栄から栗東へ再入厩してる。
 9月30日のCWでは新馬スマートガルーダを追走して先着。時計は6F87.6秒と遅かったが、かなり余裕を持った手応えだった。「いろんな環境で調教しているけど、まだ緩さが残っている状況。それでもいいものは持っていると思いますし、初戦からある程度能力を発揮してくれると思います」と松田国英調教師。デビュー戦は10月12日(月)京都芝2000mをC.ルメール騎手で予定している。

◆ジェミナ(牝、父ハービンジャー、母ジェルミナル、栗東・野中賢二厩舎)
 母は2009年フェアリーSを制しており、同年の桜花賞とオークスで3着という実績を残した。初仔の半姉ジェルヴェーズは未勝利で競走馬登録を抹消しているが、父がハービンジャーに替わったことがどのように影響するか注目したいところ。
 9月2日に栗東へ入厩して、9月18日にゲート試験に合格。そして、10月10日(土)京都芝1600m(牝)でデビュー予定という日程は野中賢二厩舎にしては短い調整期間になるが、追い切りを重ねるごとに動きが良化。10月1日のCWではネヴァーハーツと併せ馬を行って、時計は5F70.8秒と地味だったが、外から迫る相手を追い抜かせまいと踏ん張った根性に見どころがあった。「(調教に跨った)大下騎手もいい動きだったと評価しているし、これで大丈夫でしょう」と野中賢二調教師も手応えを掴んでいる。なお、レースにはM.デムーロ騎手が騎乗する予定となっている。

◆ラフェデビジュー(牝、父スペシャルウィーク、母スパークルジュエル、栗東・須貝尚介厩舎)
 同厩舎で管理された半兄クリーンエコロジー(父キングカメハメハ)は新潟芝1800mの新馬戦でデビュー勝ちを決めている。同馬は古馬になって、短距離での活躍だったが、父がスペシャルウィークに替わったことで、クラシック路線の王道での活躍が期待される。
 本馬は7月16日のゲート試験に合格した後、一旦放牧に出されて、再入厩の形。坂路での追い切りが中心だが、9月30日の坂路ではレースで騎乗予定の福永祐一騎手が跨って、4F52.3秒をマーク。アドマイヤゴッドを追走して、結局追いつくことはできなかったが、それは仕方ないところだろう。10月10日(土)京都芝1600m(牝)でのデビューを予定している。

【美浦】
◆アウアウ(牝、父カネヒキリ、母ネネグース、美浦・奥村武厩舎)
 当初は8月の新潟デビューを予定していたが、抽選で除外(非当選)の不運に…。その後は9月の中山デビューに目標を切り替えたものの、脚元に疲れが出たため、無理せずに仕切り直した。「予定は延びましたが、ひと息入れて立て直したぶん、しっかりとしてきました。カネヒキリ産駒の大型馬で推進力があるし、血統通りにパワー型ですね」と奥村武調教師。10月11日、東京のダート1600mを北村宏司騎手で予定している。

◆ウムブルフ(牡、父ディープインパクト、母ウミラージ、美浦・堀宣行厩舎)
 現4歳(1000万下)の半兄ヴォルケンクラッツはダートで3勝している。Monsun産駒の母は独1勝。3代母の産駒に独G1を4勝したUngaroがいる。ゲート試験に合格後は山元トレセンで乗り込み、9月4日に再入厩した。9月24日にはモーリスとの併せ馬を消化。10月1日の追い切りでは行きたがる面を見せたが、古馬のアルバートを相手にビシッと追われた。陣営は「反応の良さ」を評価している。あとは気持ちのコントロールがポイントになりそうだ。10月11日、東京の芝2000mをクリストフ・ルメール騎手で予定している。

◆キャニオンロード(牡、父ネオユニヴァース、母ロレットチャペル、美浦・古賀慎明厩舎)
 同じく古賀慎明厩舎に所属していた全姉チャーチクワイアは芝で4勝。現3歳(1000万下)の全兄アルターはダートと芝で2勝している。一族からシンコウラブリイをはじめ、キングストレイル、ハッピーパス、コディーノなどの重賞ウイナーが出ている優秀な牝系だ。「いい馬格をしているし、きょうだいのなかでは一番だと思う。まだ前に出るとキョロキョロしたりして子供っぽいけど、ひと追い毎に良くなっている。ゆっくりと成長していく血統だし、しっかりとしてくれば先々まで楽しみ」と古賀慎明調教師。10月12日、東京のの芝1600mを北村宏司騎手で予定している。

 古賀厩舎ではキャットコインの全妹、ワンブレスアウェイ(牝、父ステイゴールド、母ストレイキャット)にも注目が集まる。こちらは10月10日、東京の芝1600m(牝馬)を柴山雄一騎手で予定している。また、アジュールローズ(牡、父ヴィクトワールピサ、母ヴィアンローズ)の感触も上々だ。こちらは10月11日、東京のダート1600mを柴山雄一騎手で予定している。

◆ステイパーシスト(牡、父ステイゴールド、母ロマンシエール、美浦・尾関知人厩舎)
 一族からオグリローマン、オグリキャップが出ている牝系。アグネスデジタル産駒の母はダートで2勝している。坂路とウッドチップコースで追い切りの本数を重ね、10月1日にはステラウインドと併せて負荷を掛けた。「走りが軽いし、性格的にも前向き。ステイゴールド産駒で気持ちの面に注意しながら進めているけど、今のところは大丈夫そうですね。そこまで難しいところは見せていないし、稽古通りなら初戦から期待できると思います」と尾関知人調教師。10月11日、東京の芝2000mをM.デムーロ騎手で予定している。
[ ナリティー at 2015/10/05(Mon) 18:04コメント(0) ]