2016/07/25(Mon)
【栗東】
◆トーヨーエース(牡、父キンシャサノキセキ、母フラワーアーチ、栗東・佐々木晶三厩舎)
 半姉に2008年フィリーズR2着のベストオブミーがいる血統。6月23日のゲート試験では12.4秒と速いラップを刻んでおり、スタートセンスは上々。7月6日の坂路では3歳未勝利を追走して楽に先着。4F54.0秒と水準の時計をマークしている。

 そして、7月20日はCWでの併せ馬。2歳新馬にとって、6Fから時計を出すと最後は苦しくなるものだが、6F82.8秒で最後は1F12.9秒と踏ん張った。併せた相手オドラニャソンソンには遅れているが、このひと追いが実戦形式のいい調教だったのではないだろうか。追い切りを見守った佐々木晶三調教師も「いいフットワークをしている」と納得。デビュー戦は7月30日(土)か7月31日(日)の小倉芝1200mを鮫島克駿騎手で予定している。

◆ボクハチャーリー(牡、父Myboycharlie、母ダルシャ、栗東・安田隆行厩舎)
 2015年セレクトセール1歳にて、4300万円で落札されているMyboycharlie産駒。ゲート試験に合格した後、一旦放牧に出されて、6月22日にグリーンウッドから再入厩。この中間は坂路でグレープブランデーと併せたり、CWでカレンケカリーナと併せるなど、古馬オープンの胸を借りての追い切りをこなしている。

 7月15日に札幌競馬場へ移動し、22日には札幌ダートで追い切り。この動きについて「まだ泥を被ると嫌がるところがあったり、新馬らしい若さはありますが、入念に乗り込んでいますし、初戦から力を出せるはず」と安田隆行調教師。7月31日(日)札幌ダート1700mをC.ルメール騎手でデビューする予定。

◆ヴェルディアーナ(牝、父Perfect Soul、母La Comete、栗東・中竹和也厩舎)
 海外で活躍する父産駒にはBCフィリー&メア・ターフを優勝したPerfect Shirlがいる。本馬は7月1日にゲート試験に合格しているが、その翌週となる7日には坂路で4F54.3秒をマーク。この動きには「いきなりから動いたね。仕上がりの早いタイプだと思いますが、血統的な裏付けもしっかりしているので、その素質の高さにも期待している」と中竹和也調教師。

 その後は毎週のように4F54秒台が続いており、一見すると時計が詰まっていないように思えるかも知れないが、その走りには余裕が出ている。単走ということもあるし、追えばもっと時計自体は詰まってくるだろう。デビュー戦は7月31日(日)新潟芝1600mを蛯名正義騎手か吉田隼人騎手で予定している。

◆ユアスイスイ(牝、父ダイワメジャー、母ケイティーズベスト、栗東・友道康夫厩舎)
 2014年セレクトセール当歳にて、2300万円で落札されており、母系には先日の函館記念で2着したケイティープライドがいる血統。本馬は牧場から直接、函館競馬場へ入厩している。

 中間は函館Wでの併せ馬を消化しているが、7月21日は来週デビュー予定のインヴィクタを追走して先着。5F66.0秒は新馬として水準以上の時計。「牝馬にしては馬格があって、逞しさがありますね」と友道康夫調教師。7月30日(土)札幌芝1500mを福永祐一騎手でデビューする予定となっている。

【美浦】
◆ソウルスターリング(牝、父Frankel、母スタセリタ、美浦・藤沢和雄厩舎)
 Galileo産駒の父はフランスで14戦14勝、うちGIを10勝した歴史的名馬。Monsun産駒の母も英米でGIを6勝している。美浦でゲート試験を受け、札幌競馬場に移動してからも順調にメニューを消化。先週の7月21日には本馬場でオークス2着のチェッキーノと併せ、余力十分の動きを見せた。「輸送で少し馬体重を減らしたけど、この感じなら大丈夫そう。立派な馬格をしているし、ここまで順調に来ている。まだ気性的にも若いところがあるけど、いいストライドで走るし、素晴らしい馬ですよ」と藤沢和雄調教師。7月31日(日)、札幌の芝1800mをC.ルメール騎手で予定している。

 藤沢和雄厩舎からはファーブルトン(牡、父Congrats、母セレブレイションキャット)もスタンバイ。こちらは前日の7月30日、札幌の芝1500mをC.ルメール騎手で予定している。

◆ドラゴンランス(牝、父ドリームジャーニー、母カレイジャスミン、美浦・田村康仁厩舎)
 タヤスツヨシ産駒の母はフローラS2着の活躍馬。一族からはエアジハードが出ている。「まだ腰がしっかりとしていないせいか、コースで追うとフワッとするところもあるけど、筋肉質の体つきで見た目はケチのつけようがない。もう少し気持ちの面がピリッとしてくれば走ってくると思います」と町田調教助手。7月31日、新潟の芝1600mをM.デムーロ騎手で予定している。

 田村康仁厩舎からはニーマルサンデー(牡、父ネオユニヴァース、母ソーゴル)もスタンバイ。同じく7月31日、新潟の芝1600mを予定している。

 また、チャーミングヤッコ(牝、父ベーカバド、母ハネダテンシ)も好気配だ。こちらは7月31日(日)、新潟の芝1400m(牝馬)を予定している。

◆プライマルフェア(牡、父キンシャサノキセキ、母スカーレットリング、美浦・木村哲也厩舎)
 牝系はスカーレットインクに遡り、母の半弟にダノンリバティ、祖母の半弟にヴァーミリアン、ソリタリーキングなど一族から多数の活躍馬が出ている。ゲート試験に合格してからは牧場(ノーザンファーム天栄)に戻し、じっくりと乗り込まれてきた。「再入厩後も順調に乗っているし、あまり気持ちを追い込み過ぎないように意識しています。フレームの大きさはブルードメア(母の父)のシンボリクリスエスが出ている感じ。もう少し集中力が出てきてほしいけど、ひと追い毎に良化しているし、すこぶる健康で肌ツヤがいいですね。血統的にも期待しています」と木村哲也調教師。7月30日(土)、新潟の芝1400mを石川裕紀人騎手で予定している。

◆メロディーア(牝、父ディープブリランテ、母メジロフォーナ、美浦・尾形和幸厩舎)
 ナリタトップロード産駒の母は3勝。一族からはメジロライアン、メジロティターンが出ている。20日には坂路で4F52.8-38.7-25.5-12.8をマーク。古馬のブラゾンドゥリス(23日の桶狭間Sを快勝)と併せ、ビッシリと負荷を掛けた。「相手には馬なりで待ってもらったけど、何とか食らいついて並ぶところまでいきましたからね。デビュー前としては時計的にも十分でしょう。まだ力が付き切っていないようなところがあるし、きれいな馬場の新潟を目標にしてきました。いいモノを持っていると思います」と尾形和幸調教師。7月31日(日)、新潟の芝1600mを予定している。
[ ナリティー at 2016/07/25(Mon) 19:00コメント(0) ]
2016/07/20(Wed)
【栗東】
◆サトノマサムネ(牡、父ゼンノロブロイ、母エリドゥバビロン、栗東・西園正都厩舎)
 西園正都調教師が「明日、入ってくるから」と入厩前からの期待馬。母系に日本で目立った活躍馬はいないものの、2014年セレクトセール当歳にて3600万円で落札されている。6月17日にノーザンファームしがらきから入厩しているが、師のテンションが上がったのは、7月7日のCWでの追い切り。

 NHKマイルCで6着したハクサンルドルフを相手に同入。これだけでもすごいことだが、注目はその時計。6F79.7秒、5F63.8秒には師も興奮気味。7月13日の坂路ではスマートニンバスを追走して遅れているが、相手は先週の福島ダート1150mでデビューして2着。トラック馬場の方が動いているという事実は今後の路線を考える上でも、むしろプラスではないだろうか。7月24日(日)中京芝1600mを和田竜二騎手でデビューする予定となっている。

◆ショウナンサニー(牡、父キンシャサノキセキ、母ショウナンカルメン、栗東・須貝尚介厩舎)
 母系にダートで5勝を挙げたサダムグランジュテがいる血統だが、いかにも芝が向いている柔らかいフットワークをする馬。デビュー戦は7月23日(土)中京芝1400mを中谷雄太騎手で予定しているが、距離に関してはもっと延びても対応できそうな肢長タイプ。

 体型的なこともあってか、7月7日の坂路では併せたアディラートに遅れてしまったが、7月14日のCWでは追いかけてきたサージェントバッジと互角の手応えで同入。全体時計は6F86.6秒と遅かったが、ラストは1F12.0秒の伸び。ゲート試験では1F目に12秒を切るラップをマークしており、初戦から楽しみ。

◆クライムメジャー(牡、父ダイワメジャー、母クライウィズジョイ、栗東・池江泰寿厩舎)
 同じ厩舎で管理され、日経新春杯など重賞4勝を挙げたサトノノブレスの半弟ということで注目していたが、5月19日にノーザンファームしがらきから入厩して以降、さほど目立った動きは見せていなかった。

 ところが、7月14日の坂路での併せ馬。ソーグリッタリングとともにテンから飛ばし気味のラップを踏んでいくも最後まで止まることなくフィニッシュ。時計は4F50.2秒と素晴らしいものだったが、それより評価したいのはラップの踏み方。12.8秒から始まり、12.7秒、12.5秒と続いて、最後は12.2秒。通常なら、最後は13秒台でもおかしくないところを伸びたのだから、スピードの持続力は相当なもの。この追い切りのまま動くことができれば、7月24日(日)中京芝1600mのデビュー戦も圧勝して不思議ないだろう。

◆アドマイヤミヤビ(牝、父ハーツクライ、母レディスキッパー、栗東・友道康夫厩舎)
 半兄グランアルマダは芝中長距離で4勝を挙げており、本馬は2014年セレクトセール当歳にて4100万円で落札されている。5月にゲート試験を合格し、その後一旦放牧に出されて、6月22日にノーザンファームしがらきから再入厩している。

 CWでの追い切りが中心になっているが、7月13日は先週デビューしたルタンデュボヌール、トリコロールブルーとの併せ馬。内を回っていたとはいえ、6F82.3秒と全体は速い数字。最後も一杯に追われて、1F11.7秒の伸び。週を追うごとに動きが良化している。担当者も相当な手応えを感じているようなので、牡馬の強力メンバーが揃う7月24日(日)中京芝1600mだが、互角の戦いができそう。なお、鞍上はC.ルメール騎手が予定されている。

【美浦】
◆アンネリース(牝、父ヴィクトワールピサ、母マンバラ、美浦・尾関知人厩舎)
 異父姉のコスモバルバラは同じく尾関知人厩舎で管理され、通算4勝&マーメイドS2着など活躍した。7月14日の追い切りはウッドチップコースで年長馬を相手に3頭併せ。長めからビッシリと追われ、しっかりと併入した。「コースで追ったのは2本目。ついていくのにモタつくところがあったけど、ラスト1Fを12秒台でまとめてきたし、いい負荷を掛けられた。お姉ちゃんに比べると馬格があるし、精神的にもドシッとしているタイプ。いいところがありそうだし、まだまだ良くなってくると思います」と尾関知人調教師。7月23日、福島の芝1800m(牝馬)を柴田大知騎手で予定している。

◆エイプリルミスト(牝、父ディープインパクト、母スターダムバウンド、美浦・手塚貴久厩舎)
 Tapit産駒の母はBCジュヴェナイルフィリーズ、サンタアニタオークスなど米GIを5勝した。異父兄にシーサイドバウンド(現1勝)、キングカヌヌ(現2勝)、いとこにカウニスクッカ(現4勝)、ダイトウキョウ(現3勝)がいる。ゲート試験に合格後はノーザンファーム天栄で調整して再入厩。7月13日には古馬オープンのモンドインテロと併せ、長めから負荷を掛けた。「体つきは小さくても背中がいい。まだ少し反応が鈍いけど、このひと追いで変わってきそう。いいキレがありそうだし、血統的にも期待しています」と手塚貴久調教師。7月23日、福島の芝1800m(牝馬)を戸崎圭太騎手で予定している。

 また、手塚貴久厩舎からはペラッチ(牡、父タートルボウル、母ルーシーショー)もスタンバイ。こちらは7月23日、福島の芝1200メートルを石川裕紀人騎手で予定している。

◆キングズラッシュ(牡、父ルーラーシップ、母リコリス、美浦・久保田貴士厩舎)
 シンボリクリスエス産駒の母は同じく久保田貴士厩舎で管理され、通算4勝。じっくりと乗り込まれ、古馬オープンのストロングサウザーと併せるなど調整過程は順調だ。7月13日の追い切りでも年長馬に先着しており、水準以上の動きを見せている。「ここまで順調に乗り込んできたし、ひと追い毎に緩さが解消してきた。500キロを超す大型馬でトビが大きいし、ゆったりと走れる距離に向きそう」と久保田貴士調教師。7月24日、福島の芝2000mを柴田善臣騎手で予定している。

◆スターストラック(牡、父トーセンホマレボシ、母クルンプホルツ、美浦・栗田博憲厩舎)
 シンボリクリスエス産駒の母は通算2勝。一族からは2010年の中山牝馬Sを制したニシノブルームーンが出ている。先週(7月13日)の追い切りでは17日の福島で新馬勝ちを飾ったサルヴェレジーナ、同2着のディバインコードと併せており、この馬も同等の素質がありそうだ。「ストライドが大きなタイプ。いい走りをするし、ひと追い毎に良くなってきている。長めの距離が良さそう」と栗田博憲調教師。7月24日、福島の芝2000mを蛯名正義騎手で予定している。

◆ペイドメルヴェイユ(牝、父ローエングリン、母ミスティックリバー、美浦・藤沢和雄厩舎)
 サンデーサイレンス産駒の母は通算3勝。おじにGIを3勝(皐月賞、有馬記念、ドバイワールドカップ)したヴィクトワールピサ、安田記念を制したアサクサデンエン、小倉記念を制したスウィフトカレントがいる。「早くから山元トレセンに移動して乗り込んでいたし、入厩後も仕上がりは順調。素直な気性だし、距離には融通が利きそう」と藤沢和雄調教師。7月23日、福島の芝1800m(牝馬)を杉原誠人騎手で予定している。
[ ナリティー at 2016/07/20(Wed) 06:33コメント(0) ]
2016/07/12(Tue)
【栗東】
◆ルタンデュボヌール(牡、父マンハッタンカフェ、母アドマイヤハッピー、栗東・友道康夫厩舎)
 母系に昨年の二冠馬ドゥラメンテなどがいる血統で、半兄には芝で5勝を挙げたキタサンアミーゴやアンタレスSを勝ったウォータクティクスがいる血統。本馬はゲート試験に合格した後、一旦放牧に出されて、6月11日にノーザンFしがらきから栗東へ再入厩している。
 7月7日はCWでアドマイヤミヤビ、トリコロールブルーとの3頭併せ。レースで騎乗予定の福永祐一騎手が跨って、最後の直線は最内。追い比べで見劣ったが、ゴールを過ぎてから肩鞭が入っての伸びは上々。このひと追いで反応も良くなってくるだろう。7月16日(土)中京芝1600mでデビューする予定。
 なお、7月7日に一緒に併せたトリコロールブルーは7月17日(日)中京芝2000mを福永祐一騎手でデビューする予定となっている。
◆ペプチドホープ(牡、父ハーツクライ、母ペプチドモアー、栗東・木原一良厩舎)
 同厩舎で管理される半姉ペプチドサプルは阪神JF4着、オークス5着などG1でも健闘を見せており、忘れな草賞2着という実績から、秋の活躍も期待される。本馬について、木原一良調教師は「目標レースを決めてしまうと、それに合わせて調教してしまうので、馬に合わせた調教でいきたい」と入厩当初から話していた。
 坂路とCWを併用して仕上げられ、7月6日はレースで騎乗予定の松田大作騎手が跨って、CWでの併せ馬。イヴレアにきっちり先着し、6F81.7秒と好時計をマーク。無理なく調教を進めてきた結果がこの動きに出ていると思われるだけに、デビュー予定の7月17日(日)中京芝2000mでのパフォーマンスが楽しみ。

◆アローシャトル(牡、父タイキシャトル、母メイクハピネス、栗東・高橋康之厩舎)
 母系には2011年函館2歳Sを制したファインチョイスなどがいる血統で、2015年北海道サマーセールにて、400万円で落札されている。6月23日に芝コースで追い切った時には「ゲート試験に合格したばかりで、初めての追い切り。もう少し追い切りをやってみて、デビュー戦を決めます」と高橋康之調教師。
 その後、順調に進み、7月7日はCWで併せ馬。追い切りについて、同師は「動く馬と併せて手応えは劣勢。でも時計は速いし(6F82.3秒)、この馬も十分に動いていると思います。追い切り本数が少ない点がどうかですが、現時点での完成度は高く、そういった意味で期待しています」と評価している。7月16日(土)中京芝1600mを松田大作騎手でデビューする予定となっている。

◆グランドガール(牝、父メイショウサムソン、母イサミステルス、栗東・岩元市三厩舎)
 母系に同厩舎で短距離で5勝(芝4勝、ダート1勝)を挙げたボストンオーがいる血統。北海道トレーニングセールで1450万円で落札されているが、栗東に入厩してからはさすがの動きを見せている。

 特に7月8日のCWは併せ馬は圧巻。ユキエファルコンの外を並走していたが、最後の直線は大外に位置して、持ったままの手応えで同入。6F82.2秒はかなり価値のある時計だし、ラスト1F12.3秒は追っていれば、11秒台もイメージできる脚色。道中行きたがるところがある馬だけに、距離適性は短くなると思うが、レースでどんなスピードを見せてくれるか楽しみ。デビュー戦は7月17日(日)中京芝1200mを和田竜二騎手で予定。

【美浦】
◆ヴァンクールシルク(牡、父ヴィクトワールピサ、母ルシルク、美浦・木村哲也厩舎)
 昨年のニュージーランドT2着、NHKマイルC5着などマイル路線で活躍しているグランシルクの異父弟。ゲート試験に合格後はノーザンファーム天栄で乗り込み、6月23日に再入厩した。坂路とウッドチップコースを併用して追い切りの本数を重ねており、ひと追い毎に動きが良化している。「皮膚病が出たりする時期もあったけど、再入厩後は順調に乗れています。520キロぐらいの大型馬で見栄えのする体つき。のんびりとした性格で1本目の追い切りでは動き切れなかったけど、だいぶ動けるようになってきました。血統的にも走ってくると思います。先々を見据えて大事に育てていきたいですね」と木村哲也調教師。7月17日(日)、福島の芝1800mを戸崎圭太騎手で予定している。

◆スッチェッソ(牝、父アイルハヴアナザー、母ダンサーズブロンド、美浦・畠山吉宏厩舎)
 ゴールドアリュール産駒の母はダートで3勝。一族からはアドマイヤメジャー(朝日CC3着)、エルマンボ(現オープン)、ティンバレス(エンプレス杯3着)などが出ている。先週の7月7日には坂路で追われ、4F51.9―37.7―24.7―12.4の1番時計をマークした。「当初は福島の開幕週を視野に入れていたけど、脚元がモヤッとしたので予定を延ばしました。検査しても特に問題はなかったし、もう大丈夫でしょう。入厩後の調教量は十分。いいスピードがありそうだし、稽古通りなら初戦から動けると思います」と畠山吉宏調教師。7月16日(土)、福島のダート1150mを柴田大知騎手で予定している。

◆ディバインコード(牡、父マツリダゴッホ、母ツーデイズノーチス、美浦・栗田博憲厩舎)
 現3歳の異父姉ワンスインナムーンは新馬勝ちを含む2勝。ヘクタープロテクター産駒の母はオープン特別のアネモネSを勝ち、桜花賞&オークスにも参戦している。6月22日にゲート試験をパス。先週の7月6日にはウッドチップコースで初めてビシッと追われ、3頭併せで鋭い動きを見せた。「ちょっと繊細なところがあるけど、だいぶトレセンの環境には慣れてきた感じ。反応がいいタイプだし、そういう意味では競馬に行っても頑張って走ってくれるんじゃないかな。牧場のほうでも期待されている馬だし、いいところはありそう。新馬戦は走ってみなければ分からないけど、ここまで順調に来ているし、ちょうどいい感じに仕上がると思います」と栗田博憲調教師。7月17日(日)、福島の芝1800mを柴田善臣騎手で予定している。

◆メリークン(牡、父ゼンノロブロイ、母ツーオブハート、美浦・田村康仁厩舎)
 メジロマックイーン産駒の母は短距離で3勝。現4歳の異父姉モアニケアラはダートで3勝している。先々週(6月29日)の追い切りではデビュー戦2着のファストソレルを相手に大きく先着。先週(7月7日)はウッドチップコースで5F66.5と水準以上の時計をマークした。「その気になれば、いくらでも動きそう。ストライドが大きくて乗り手の評価も高いし、この感じなら初戦から勝ち負けの競馬になると思います」と田村康仁調教師。7月17日(日)、福島の芝1800mを嘉藤貴行騎手で予定している。
[ ナリティー at 2016/07/12(Tue) 07:17コメント(0) ]
2016/07/04(Mon)
【栗東】
◆ビッグディザイア(牡、父キングカメハメハ、母レッドディザイア、栗東・松永幹夫厩舎)
 母は現役時代に同厩舎で管理され、2009年秋華賞を制覇。桜花賞やオークスでも常にブエナビスタと五分に戦ってきたレースぶりは今でも印象に残るファンが多いはず。残念ながら5月20日に出産後に腹膜炎を発症して死亡したため、そのスピリットを受け継ぐ仔も本馬を合わせて、2頭ということになってしまった。
 560キロという大型馬ということもあって、入厩当初は大きさばかりが目立っていたが、ゲート練習を積むとともに体もシェイプアップ。「現時点では540キロくらい。レースでは530キロくらいで出走できそうです」と松永幹夫調教師。6月29日の坂路では先週デビューしたジャコマルと併せて遅れ。時計も4F55.0秒と地味だが「まだ動きに緩慢なところもあって、速い時計は出ていませんが、走りそうな雰囲気は変わっていませんし、実戦で良さを見せてくれれば」と同師。デビュー戦は7月9日(土)中京芝1600mをC.ルメール騎手で予定している。

◆ベルウッドカペラ(牡、父キンシャサノキセキ、母スイートカルタゴ、栗東・高橋康之厩舎)
 2015年北海道サマーセールにて、850万円で落札された馬だが、当初は高橋康之調教師が管理する予定ではなかった。「競り落とすことができなかったのですが、本当にいい馬だと思っていたので、その成長を見たくて牧場に通っていたら、それを伝え聞いたオーナーが預けてくれました」と同師。
 入厩当初は「口向きに難しい部分があって、それを修正していきます」ということだったが、その後はスムーズ。6月29日のCWでレースで騎乗予定のM.デムーロ騎手が跨っての追い切り。追い切りを終えたジョッキーの口からは「カッコイイネ」という言葉が出た。「終い速い時計(1F12.3秒)が出ましたが、まだ緩いところがある現状。しっかりしてくれば、もっと走れると思います。道中で頭を上げるようなところがあったように、気性面での課題もあるものの、さすがジョッキーがしっかりと乗りこなしてくれました。スタートも速いので、初戦から楽しみにしています」と同師。7月10日(日)中京芝1400mでデビューする予定となっている。

◆ダンビュライト(牡、父ルーラーシップ、母タンザナイト、栗東・音無秀孝厩舎)
 アグネスデジタル産駒の半姉モルガナイトは芝中距離で4勝。現在は斉藤崇史厩舎で管理されている半兄ラブラドライトも同厩舎で管理されていた時に芝長距離で4勝を挙げている。それだけに当初は中京芝2000mでのデビューが視野に入っていたが「ここまですごく順調で、追い切りで時計が出すぎるくらいなので」と前倒しする形で、7月9日(土)中京芝1600mでデビューする運びとなった。
 それを決定付けた6月29日の坂路での追い切り。古馬ラクアミを追走して、一杯に追われると前に追いついて同入。時計は4F51.6秒で同日の2歳一番時計となった。ラスト1Fが13.0秒なので、現状ではスピードのコントロールに課題がありそうだが、スピード能力は一級品。あとはレースでどんな走りを見せてくれるか。鞍上は松若風馬騎手が予定されている。

◆ジューヌエコール(牝、父クロフネ、母ルミナスポイント、栗東・安田隆行厩舎)
 同厩舎で管理された全兄ルミナスウイングはダートで4勝を挙げており、シンボリクリスエス産駒の半姉ルミナスパレードも全4勝のうち、3勝がダート。「血統的にはダートという感じもしますが、芝でもやれると思うんです」と安田隆行調教師。
 先々週、先週をCWでの4F追い切りを行っているが、明らかに動きが良化してきた。6月29日のCW4F時計は51.8秒、ラスト1Fも11.9秒で余力十分だった。7月1日にはレースで騎乗予定の福永祐一騎手が跨って、ゲートを確認。「念のための練習でしたが、全く問題ありませんでしたね。スタートは上手ですし、流れに乗って競馬できれば」と同師。デビュー戦は7月10日(日)中京芝1400mを予定している。

【美浦】
◆キュイキュイ(牝、父ハービンジャー、母スナップショット、美浦・手塚貴久厩舎)
 昨年のアーリントンCを制したヤングマンパワー(現オープン)の異父妹。先週の追い切りでは古馬に先着しており、キビキビとした動きが印象的だ。「お兄ちゃんより首を使ったフォームで走るし、キレのある動き。ゲートも普通に出るし、馬にヤル気がある。この雰囲気なら初戦から楽しみ」と手塚貴久調教師。7月10日(日)、福島の芝1800mを戸崎圭太騎手で予定している。

◆マツリダダイキチ(牡、父マルカシェンク、母ヘヴンリーソング、美浦・国枝栄厩舎)
 5月の千葉サラブレッドセールに上場され、5000万円(税抜)で落札された。当日の騎乗供覧では2F23秒8-11秒1の好タイム。その動きが評価され、全体で2番目となる高値まで競り上がった。現3歳の異父兄に小倉2歳S3着のレッドラウダがいる。先週の追い切りでは上々の反応を見せ、3歳馬を相手に先着した。「トレーニングセールの出身で気持ちも前向きだし、元気がいい。追い切りでも楽な感じで動けている」と佐藤調教助手。7月10日(日)、福島の芝1800mを蛯名正義騎手で予定している。

◆マイネルスフェーン(牡、父ステイゴールド、母マイネジャーダ、美浦・手塚貴久厩舎)
 母は芝で3勝。2歳上の異父兄に未勝利→コスモス賞を連勝したマイネルサクセサーがいる。6月22日から函館入りしており、その2日後にはゲート試験をパス。その後も順調に追い切りの本数を重ねており、「そんなに大きくないけど、いいバネをしている。牧場でも動いていたし、420キロぐらいの体つきで仕上がりは良さそう。初戦から楽しみ」と手塚貴久調教師。7月10日(日)、函館の芝1800mを吉田隼人騎手で予定している。

◆ラーナアズーラ(牝、父パイロ、母グロッタアズーラ、美浦・畠山吉宏厩舎)
 近親にラジオたんぱ杯2歳S2着、京都新聞杯3着のミスティックエイジがいる。6月22日に美浦の坂路で55.4-39.7-24.4-11.8の好タイムをマークしており、函館に移動後の29日には本馬場で軽快な動きを見せた。「ジョッキーに感触を確かめてもらったけど、いい動きだったみたい。素直で前向きな性格だし、いいスピードがありそう」と畠山吉宏調教師。7月9日(土)、函館の芝1200mを柴山雄一騎手で予定している。
[ ナリティー at 2016/07/04(Mon) 20:30コメント(0) ]