2012/12/19(Wed)
リグヴェーダ
(牡2、栗東・池江厩舎)
父:ディープインパクト
母:ニキーヤ
母父:Nureyev

「兄たちとはタイプは異なりますね。バネの利いた軽い走りはいかにもディープインパクト。現時点の動きはそう目立ちませんが、芝での切れ味を見込んでいます」(池江泰寿調教師)

こちらもディープインパクトが送る大物候補。母ニキーヤ(その父ヌレイエフ、仏3勝)は偉大な繁殖であり、半兄にゴールドアリュール(フェブラリーSなどG1を4勝)、ニルヴァーナ(6勝)、ゴールスキー(現5勝)らがいるエリートだ。社台サラブレッドクラブにラインナップ。総額1億円で募集された。

成長に合わせ、追分ファームリリーバレーでじっくり調整された同馬は、9月27日、宇治田原優駿ステーブルに移動。坂路コースでの15−15を消化したうえ、11月9日、栗東に入厩した。29日のゲート試験をパスし、ウッドコースでの本格的な追い切りに移行する。丁寧に磨かれてきただけあって、しっかりしたフットワーク。体もすっきりとできている。

12月24日(月・祝)、阪神の芝1800mでベールを脱ぐ。岩田康誠騎手がエスコートする。
ディオジェーヌ
(牝2、栗東・石坂厩舎)
父:ディープインパクト
母:フォーシンズ
母父:Sinndar

「すばらしい馬だよ。ディープの特徴を受け継いで小柄だけど、筋肉がしなやか。鋭い決め手を秘めていそうだね」(石坂正調教師)

牝馬3冠に輝き、日本最高峰のジャパンCも制したジェンティルドンナ、ダービー馬となったディープブリランテをはじめ、2世代目がさらにスケールアップし、今季の総合リーディングを確実なものにしているディープインパクトが父。来春のクラシックにも多頭数で臨むこととなろう。

母フォーシンズ(その父シンダー)はドイツ産で、G2のブランドフォードSをはじめ、イギリスで3勝。英オークスでも4着に食い込んでいる。サンデーサラブレッドクラブにラインナップ。募集総額は3000万円だった。

ノーザンファーム空港でも軽快な走りを披露していた同馬は、8月10日、NFしがらきへ。9月11日、栗東に入厩した。28日のゲート試験に合格したが、左前を軽く捻挫してしまい、いったん放牧に出て回復を待つ。11月14日に帰厩すると、順調にピッチが上げられる。初戦から勝負できる前向きな気性。全身を使ったダイナミックなフォームを見れば、かなりのスケールも見込まれる。

12月22日(土)、阪神の牝馬限定・芝1600mに向かう。鞍上は岩田康誠

サトノテイオウ
(牡2、美浦・堀厩舎)
父:キングカメハメハ
母:アドマイヤフッキー
母父:フジキセキ

昨年、2年連続となるリーディングサイアーに輝いたキングカメハメハが父。様々なカテゴリーに勝ち馬を送り出しているうえ、大舞台向きの底力にも富む。この世代も一流の繁殖を集め、信頼度は断然である。コディーノ(札幌2歳S、東京スポーツ杯2歳S)に続くクラシック候補も登場するに違いない。

母アドマイヤフッキー(その父フジキセキ)は3勝をマーク。祖母トキオリアリティ(3勝)の産駒にはアイルラヴァゲイン(オーシャンSなど7勝)、リアルインパクト(安田記念など現2勝)らがいる。セレクトセール(1歳)での落札価格は4900万円だった。

ノーザンファーム空港での基礎固めを経て、NFしがらきでペースアップ。10月13日、美浦に移動した。24日のゲート試験をパスすると、いったん放牧を挟んで心身を整え直す。11月30日の帰厩後は順調に追い切りを消化。バランスが整った好馬体が光り、反応も上々である。

「イライラしがちな気性が鍵となるでしょうが、仕上がりは良好です。とても伸びやかなフットワーク。大物感がありますよ」(堀宣行調教師)

12月22日(土)、中山の芝2000mにスタンバイ。ライアン・ムーア騎手が手綱を取る。
[ ナリティー at 2012/12/19(Wed) 08:03コメント(0) ]
2012/12/19(Wed)
ケーティ

日曜阪神5R
2歳新馬
芝外1600m
勝ちタイム1.36.8
ケイティープライド(牡2、父ディープインパクト・栗東・角田厩舎)

前の2頭が並び加減で先行はしているが、そんなに速くない流れ。その3番手を進んだケイティープライド。直線に入っては、もうその前2頭を吸収して先頭。追い出してから手前を替えたりと幼いところを随所に出している感じだったが、ステッキは1発も入らないでのゴール。ここでは、ちと物が違った様子だった・・。

スタートで2頭がダッシュがつかない。外のキュウジツジュリアと、関東からの参戦のサトノピアーだ。内からパワーローランとジョウノグロリアが前へと出ていく。緩いペースでの先行で、最初の1ハロンの入りが13.0である。そこをロングローアが前へ取りつき、パワーローランと2頭で先行する。前は7頭が一団。そこから5馬身ぐらい離れてサトノピアーが続く。絶好の3番手をキープしたケイティープライド。

3ハロンを36.3と、芝ではユッタリな流れで進む前2頭。ケイティープライドはそこから3馬身ぐらい開いた3番手キープ。やや好位から下がったゴールデンリーフが後ろから3頭目。その後ろにサトノピアーだ。4コーナーに入る時には、先頭の2頭とケイティープライドとの差が一気になくなってくる。カーヴを廻る時にはゴールデンリーフにサトノピアーも馬群に取りついてきた。

直線に入って生垣を過ぎたあたりで、ケイティープライドはもう先頭となる勢いだ。外のオウケンシスターに、ステッキが入っているのに涼しい顔である。そのまま後続を引き連れて先頭に立っていく。残り1ハロンを通過する時には、鞍上の川田Jはオーロラビジョンをチラっと観て、その後は左後ろを肉眼で見て確認。追いこんでくる馬の勢いを見たのだろうか。手綱をしごくだけの所作も、ゴールが近づくにつれてやめて、最後はほとんど馬なりの感じで初陣を終えた。

2着争いが面白く、先行して粘るロングローアに追いついたゴールデンリーフとサトノピアーも加わる。3頭の真ん中のゴールデンリーフが2着に上がったのがゴールだった。最後の2ハロンが11.6〜12.0。これはほとんど勝ち馬ケイティープライドの刻んだもの。しかし最後は追ってないし、直線で手前を何度も替えているのをみると、まだまだ伸びしろはかなりあるはず。まずは初陣を無事突破が課題だったはずであろう・・・。
[ ナリティー at 2012/12/19(Wed) 08:01コメント(0) ]
2012/12/19(Wed)
タブレット

土曜阪神5R
2歳新馬
芝2000m
勝ちタイム2.03.6
タブレット牡2、ディープインパクト・栗東・音無厩舎)

1000メートル通過が1.02.8と新馬戦としてはけっこう流れている。その3番手を進んだ圧倒的人気のタブレット。馬場の比較的外目を選んでの直線では、いち早く反応して伸びていく。内と真ん中から伸びる2、3着馬を後目に外目を伸びていく。やや外へ逃げる様な感じではあったのだろうが、馬自身は真っ直ぐな伸び。特にゴール前の30メートルぐらいのエンジンのかかり方は違っていた。

スタンド前からのスタート。注目のディープインパクト産駒のタブレットも悪くないスタート。すっと前の位置につけられている。ラインノーブルが出ていって、もう1頭のディープインパクト産駒ピエナインパクトが2番手。その後の内ラチ沿いにタブレットがつけてカーヴを廻っていく。次の2コーナーを過ぎていく時には、先頭からドンジリまで等間隔で2馬身ずつ10頭が、ほぼ縦長に続いていく。終始12秒台をキープして流れていく。5番手に超高馬のトーセンリュー。その後ろにヒュラース。後ろにアウトオブシャドウである。向こう正面の1000メートル標識あたりでペースダウンした先頭のラインノーブルだったが、その間に好位グループが一気に間合いを詰めていく。3コーナーを廻る時には、最後尾までが8馬身以内と隊列は随分と短くなる。

さらに馬群は凝縮されて、4コーナーが近づいていく。絶好の3番手の外のタブレット。カーヴを廻る時に、左手に持つムチで少し促すスミヨンJ。そこがゴーサインだった様子。直線へ向いた時には、もう先頭に立って鞍上も追い出している。
残り300で2馬身と出た様子。内ラチ沿いから少し外へ出して先行馬を抜くヒュラース。その外をトーセンリューが追い出してきた。馬場の4分どころにいたタブレットだが、いつの間にか7分どころまで出てきている。それでも後続にはまだ抜かせてない。
小さく追っていた右手のステッキを左に持ち替えたスミヨンJ。そこからもうひとつグーンと伸びだす勢いのタブレット。ゴールに入る時は、余す勢いを納めるスミヨンJであった。2馬身差で内のヒュラースが2着、半馬身差でトーセンリューが続き、アウトオブシャドウが1馬身差4着。2番手を先行したピエナインパクトが5着。

同じ506キロの数字であるタブレットとトーセンリュー。しかし見た目にはスッキリとしているタブレットだった。平均に流れた新馬戦だっただけに、直線でド派手な数字にはならなかったが、切れは十分に見せていた。若さはあるが、それも許容範囲。また1頭素質馬が出てきた感であった・・。
[ ナリティー at 2012/12/19(Wed) 07:58コメント(0) ]